平成２９年１０月５・６日、当組合管内において、平成２９年度埼玉県第４ブロック緊急消防援助隊合同訓練を当組合が訓練事務局として企画、運営を担当し実施しました。
　この訓練は、埼玉県の緊急消防援助隊が出動する大規模災害に対応するため、埼玉県第４ブロック８消防本部から指揮隊、消火小隊、救助小隊、後方支援小隊の２０隊８３名が参加し、迅速な参集体制の確立及び連携活動能力の向上を目的に実施しました。
　今回は、埼玉東部消防組合広域化のメリットを活かして訓練会場を４箇所設けることにより、より実践的な訓練となりました。

・集結訓練（宮代町　はらっパーク宮代）
　情報伝達訓練に基づき各小隊が集結後、被災地進出拠点に向けて出動し（移動することなく、進出拠点に到着したとみなす）、被災地進出拠点に到着した第４ブロック中隊は、被災地消防本部の指示に従い各活動拠点に移動した。

・遠距離中継送水訓練（久喜市菖蒲町地内）
　河川から取水し、消防ポンプ自動車８台により市街地を中継送水して、約１�q先のグラウンドに放水する訓練。途中、歩道橋上をホース延長するなど実践的な訓練を実施した。

・瓦礫救助訓練（白岡市　（株）友伸工業白岡第２工場）
　民間の建物解体会社の協力を得て、本物の瓦礫を使用しての救助訓練を実施した。

・給食・宿営訓練（白岡市　白岡市総合運動公園）
　エアーテント１１張りを設定するなどの後方支援活動を実施し、後方支援小隊の隊員１７名は、１泊の野営をして翌日に解散をした。

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