〇 招  集  告  示

埼玉東部消防組合告示第1号

 埼玉東部消防組合議会第1回臨時会を下記により招集する。

  平成30年1月12日


                            埼玉東部消防組合   
                            管理者 田 中 暄 二


                       記

 1 期  日  平成30年1月19日

 2 場  所  埼玉東部消防組合議場

 3 付議事件
 (1)埼玉東部消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
 (2)埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少について
 (3)埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について

          〇 応 招 ・ 不 応 招 議 員

応招議員(14名)
     1番   福  島  正  夫  君      2番   森  本  寿  子  君
     3番   小  坂  徳  蔵  君      4番   岡  崎  克  巳  君
     5番   井  上  忠  昭  君      6番   宮  ア  利  造  君
     7番   本  田  謡  子  君      8番   武  藤  壽  男  君
     9番   井  上  日 出 巳  君     10番   大       馨  君
    11番   山  下  秋  夫  君     12番   中  野  松  夫  君
    13番   大  橋  芳  久  君     14番   宮  田  利  雄  君

不応招議員(なし)
        平成30年埼玉東部消防組合議会第1回臨時会 第1日

平成30年1月19日(金曜日)
 議事日程 (第1号)

 1 開  会
 2 開  議
 3 会議録署名議員の指名
 4 会期の決定
 5 管理者提出議案(議案第1号〜議案第3号)の上程
 6 管理者提出議案の提案理由の説明
 7 管理者提出議案に対する質疑
 8 討論・採決
 9 閉会中の継続審査
10 議長挨拶
11 管理者挨拶
12 閉  議
13 閉  会

午前 9時57分開会
 出席議員(14名)
     1番   福  島  正  夫  君      2番   森  本  寿  子  君
     3番   小  坂  徳  蔵  君      4番   岡  崎  克  巳  君
     5番   井  上  忠  昭  君      6番   宮  ア  利  造  君
     7番   本  田  謡  子  君      8番   武  藤  壽  男  君
     9番   井  上  日 出 巳  君     10番   大       馨  君
    11番   山  下  秋  夫  君     12番   中  野  松  夫  君
    13番   大  橋  芳  久  君     14番   宮  田  利  雄  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した者
     管 理 者   田  中  暄  二  君
     副管理者   大  橋  良  一  君
     副管理者   渡  辺  邦  夫  君
     副管理者   小  島     卓  君
     副管理者   新  井  康  之  君
     副管理者   古  谷  松  雄  君

 管理者事務部局職員
     消防局長   森  尾  博  之  君

     会  計   齋  藤  悟  留  君
     管 理 者                

     次  長   菱  沼  久  男  君
     次  長   本  澤     清  君

     参 事 兼   濱  田     博  君
     総務課長                

     参 事 兼   穐  山  和  久  君
     消防課長                

     参 事 兼   本  間  哲  也  君
     救急課長                

     参 事 兼   新  谷  智  幸  君
     予防課長                

     参 事 兼   加  藤     栄  君
     指令課長                

     参 事 兼   松  永     武  君
     久  喜   
     消防署長   

     参 事 兼   関  口     剛  君
     加  須   
     消防署長   

     参 事 兼   森  田  靖  夫  君
     幸  手   
     消防署長   

     白  岡   荒  井  貞  夫  君
     消防署長                

     杉  戸   永  島  武  雄  君
     消防署長                

     宮  代   菱  沼     清  君
     消防署長                

 議会担当職員                  
     書 記 長   松  川  広  之   
     書  記   大 久 保  良  和   







    ◎開会の宣告                             (午前 9時57分)
議長(福島正夫君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、これより平成30年埼玉東部消防組合議会第1回臨時会を開会いたします。





    ◎開議の宣告
議長(福島正夫君) これより直ちに本日の会議を開きます。
  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしましたとおりでございます。





    ◎会議録署名議員の指名
議長(福島正夫君) 日程第3、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
   議席番号4番  岡  崎  克  巳  議員
   議席番号5番  井  上  忠  昭  議員
  このご両名を指名いたします。





    ◎会期の決定
議長(福島正夫君) 日程第4、会期の決定を議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  宮ア利造委員長。
          〔議会運営委員長 宮ア利造君登壇〕
議会運営委員長(宮ア利造君) 議会運営委員会委員長の宮アでございます。これより議会運営委員会の結果につきまして、その概要をご報告申し上げます。
  議会運営委員会は、去る1月12日午前10時から正副議長のご出席をいただき開催いたしました。
  本臨時会に提出されます管理者提出議案は3件でございます。
  会期につきましては、お手元に配付の会期日程表のとおり、本日1日で決定しております。
  以上でございます。
議長(福島正夫君) お諮りいたします。
  委員長報告どおり、開催日及び会期は、本日1月19日の1日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(福島正夫君) ご異議なしと認めます。
  よって、そのように決定いたしました。





    ◎管理者提出議案の上程
議長(福島正夫君) 日程第5、これより管理者提出の議案第1号から議案第3号までを一括上程し、議題といたします。





    ◎管理者提出議案の提案理由の説明
議長(福島正夫君) 日程第6、管理者提出議案の提案理由の説明を求めます。
  田中管理者。
          〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) おはようございます。本日平成30年埼玉東部消防組合議会第1回臨時会を招集申し上げましたところ、議員の皆様にはご健勝にてご参会を賜り、提案いたしました各議案につきましてご審議いただきますことを厚く御礼申し上げます。
  それでは、ご審議いただきます議案につきまして、順次提案理由の説明を申し上げます。
  議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。初めに、議案第1号 埼玉東部消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でございます。提案理由でございますが、人事院勧告及び埼玉県人事委員会勧告を踏まえ、職員の給与を改定するとともに、国の行政職俸給表(一)に継ぎ足している給料表の号給について廃止したいので、この案を提出するものでございます。
  次に、議案書の15ページをお開きいただきたいと存じます。議案第2号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少についてでございます。提案理由でございますが、埼玉県市町村総合事務組合から入間東部地区衛生組合を脱退させることについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により、この案を提出するものであります。
  次に、議案書の16ページをお開きいただきたいと存じます。議案第3号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてでございます。提案理由でございますが、平成30年4月1日から入間東部地区消防組合の名称変更に伴い、埼玉県市町村総合事務組合規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により、この案を提出するものでございます。
  以上が今議会にご提案申し上げております議案第1号ないし議案第3号の内容でございます。
  なお、詳細につきましては、消防局長より補足説明をいたさせますので、慎重ご審議をいただき、速やかにご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
議長(福島正夫君) 次に、議案第1号から議案第3号までの補足説明を求めます。
  森尾消防局長。
          〔消防局長 森尾博之君登壇〕
消防局長(森尾博之君) それでは、議案につきまして順次補足説明をさせていただきます。
  初めに、議案第1号 埼玉東部消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でございます。お手元の議案参考資料1ページをお開きいただきたいと思います。議案参考資料1ページ、資料1―1に概要をまとめておりますので、お開きいただきたいと存じます。
  1の趣旨でございますが、国の人事院勧告及び埼玉県人事委員会勧告を踏まえまして、職員の給与を改定するものでございまして、消防組合の構成市町に準じた内容になっております。また、あわせて国の行政職俸給表(一)に継ぎ足ししている給料表の号給について廃止するものでございます。
  次に、2の主な改正内容でございます。まず、第1条の関係では、勤勉手当の支給割合の改定と給料表の改定を定めております。
  @の勤勉手当の支給割合の改定でございますが、平成29年12月期の支給分について、再任用職員以外の職員は現行の100分の85を100分の95に、再任用職員は現行の100分の40を100分の45にそれぞれ引き上げるものでございます。
  次に、Aの給料表の改定でございますが、国に準じて若年層で最大1,000円、中高齢層で400円引き上げておりまして、改定率を平均いたしますと約0.17%となっております。
  続いて、第2条の関係でございますが、平成30年4月1日以降の勤勉手当の支給割合の改定と給料表の継ぎ足しの廃止を定めております。
  まず、@の勤勉手当の支給割合の改定でございますが、6月期、12月期ともに再任用職員以外の職員につきましては100分の90に、再任用職員につきましては100分の42.5にそれぞれ支給割合を改めるものでございます。
  次に、Aの給料表の継ぎ足しの廃止でございますが、消防広域化時におきまして職員の広域化前の現給を保障するため、国の行政職俸給表(一)の枠外に格付させる職員の最高号給を上限といたしまして、給料表の継ぎ足しを行っております。埼玉県消防広域化第7ブロック広域消防運営計画では、平成30年度から継ぎ足しを廃止するとされておりますので、これに基づきまして平成30年度から廃止するものでございます。
  なお、継ぎ足し部分に該当する職員の号給は、表にありますように改正後の給料表の最高号給とするものでございます。
  3の施行期日等でございますが、第1条につきましては、公布の日から施行し、平成29年4月1日から適用いたしまして、第2条につきましては、平成30年4月1日から施行することとしております。
  なお、今回の給与改定による支出の増加分につきましては、既定の予算で対応できる見込みでございますので、給与費の補正は行わないこととしております。
  続きまして、議案第2号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少についてと議案第3号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてでございますが、関連いたしますので、あわせてご説明を申し上げます。
  参考資料の22ページ、資料2―1をお開きいただきたいと存じます。
  まず、1の入間東部地区事務組合についてでございます。入間東部地区消防組合を存続団体、入間東部地区衛生組合を解散団体として取り扱い、統合が行われるものでございまして、平成30年4月1日から新たな一部事務組合である入間東部地区事務組合として消防、し尿処理、斎場の管理などの業務が開始されることになっております。
  次に、2の埼玉県市町村総合事務組合の規約変更等が生じる事由でございます。
  @は、議案第2号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少についてに係るものでございまして、組織団体である入間東部地区衛生組合が平成30年3月31日をもって解散し、脱退するためでございます。
  Aは、議案第3号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてに係るもので、同じく組織団体である入間東部地区消防組合が平成30年4月1日から入間東部地区事務組合に名称を変更するためでございます。
  以上、議案第1号から議案第3号までの補足説明をさせていただきました。よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。
議長(福島正夫君) 以上で管理者提出議案に対する補足説明を終わります。





    ◎管理者提出議案に対する質疑
議長(福島正夫君) 日程第7、これより管理者提出議案に対する質疑をお受けいたします。
  なお、再質疑、再々質疑の際は、挙手をお願いいたします。
  初めに、議案第1号の質疑をお受けいたします。
  小坂徳蔵議員の質疑をお受けいたします。ご登壇願います。
          〔3番 小坂徳蔵君登壇〕
3番(小坂徳蔵君) おはようございます。本日上程されている議案第1号 埼玉東部消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、以下2点について質疑を行います。
  本案は、先ほど説明がございましたが、埼玉東部消防組合職員の給与について、人事院勧告及び埼玉県人事委員会勧告を踏まえ、消防職員の給与を改定し、かつ消防広域化前の現給を保障するため実施していた給料表の継ぎ足しを廃止するものです。
  埼玉東部消防組合は、管内面積320平方キロメートルに住んでいる18万6,900世帯、45万1,900人の生命と身体及び財産を守る責務を全うするため、消防職員641人が24時間365日体制で職務に励んでおります。2017年中に管内では火災が186件発生し、救急出動2万781件に対応し、人命を救助するため254件に出動しております。まさに消防職員は住民の生命と身体、財産を守る職務を全うしております。さらには、地震や風水害などの大規模な自然災害に備えるため、緊急消防援助隊の業務の一翼を担い、昨年その訓練の現場を議員が視察しております。管内住民の生命と身体、財産を守る職務を全うするためには、消防力の充実、強化を着実に図っていく必要があります。その消防力には、消防施設の整備とともに、その中核、かなめを担うのが消防職員であると私は受けとめております。これは、予算を見れば一目瞭然であります。今年度の組合予算の予算額は64億1,793万円ですが、このうち消防職員の人件費が49億5,716万円となり、予算総額の8割近くを占めております。したがって、消防力のかなめである消防職員の労働条件、とりわけ給与体系について議論しておくことが重要であると私は考えるわけであります。
  それではまず、第1に、本案における第1条関連における勤勉手当支給割合及び給料表改定に関する内容について伺います。
  勤勉手当に関しては、昨年12月期支給分について100分の85から100分の95、つまり0.1カ月分引き上げるというものです。また、給料表の改定に関しては、国に準じて0.17%引き上げるもので、金額では若年層で先ほどの説明では最大で1,000円、中高齢層で400円を引き上げるとの説明でございました。
  それでは、1つ、今回の勤勉手当と給与改定に要する経費については既定予算で対応できるとの先ほどの説明でございますが、そこで今回の改正による全体の影響額はどの程度になるのか。
  2つ目は、今回の給与改定によって一般行政職の個別の影響がどのようになるのかという点であります。今年度の職員数は641人であります。このうち職務級による職員の構成を見てみると、職員数が最も多い職務級の該当者は主査クラスの4級で全体の34.9%を占めております。2番目に多いのが主事補の1級で全体の20.3%を占めております。3番目が副主幹クラスの5級で17.4%を占めております。
  そこで、今指摘をした5級と4級、そして1級に該当する職員の影響がどのようになるのか、それぞれ説明をいただきたいと思います。
  3つ目は、給与にかかわる内容です。今年度職員1人当たりの平均給料の月額は31万1,000円です。さらに、各種手当などを含む平均給与の月額は38万5,000円となっております。この平均年齢は40歳と6カ月であります。この年齢で考えると、夫婦と子供2人の4人家族ということでしょう。平均給与といってもこれが全て職員の手取りになるわけではありません。給与から共済金の掛金、それに税金などを控除した額が職員の手取りとなります。
  それでは、先ほど指摘した4人家族の職員の場合、給与から税金などの控除した手取りの額は一体どの程度になるのでしょうか。この点についても説明を求めておきます。
  次は、第2、本案の第2条関連にかかわる内容です。第2条は、給料表の継ぎ足しを廃止するものです。給料表の継ぎ足しとは、消防広域化する前の職員の現給を保障するため、国の行政職俸給表の枠外に格付される職員について、給料表の継ぎ足しを行っております。しかし、消防の広域化を実施するために定めた広域消防運営計画に基づいて、この継ぎ足しについて、ことし4月から廃止するというものであります。いわゆる継ぎ足しの職務級は3級から8級に及び、該当する号給は相当な範囲に及んでおります。
  それでは、給料表の継ぎ足しを廃止することによって影響を受ける職員はどの程度に及ぶのか、そしてその影響額について平均、最高額と最低の額についてそれぞれ説明を求めておきます。
  以上です。
議長(福島正夫君) 小坂徳蔵議員の質疑に対する答弁を求めます。
  濱田参事。
          〔参事兼総務課長 濱田 博君登壇〕
参事兼総務課長(濱田 博君) 小坂議員のご質疑にご答弁申し上げます。
  ご質疑の1点目、第1条関係における勤勉手当の支給割合及び給料表改定による影響等についてでございますが、まず今年度の給与改定によります全体の影響額につきましては、約2,797万円でございます。平均いたしますと、1人当たり年間約4万3,000円と見込んでおります。
  また、職務の級が5級、4級、1級のそれぞれの影響額についてでございます。まず、5級、階級では消防司令でございますが、1人当たり年間平均で約4万8,500円、4級、消防司令補につきましては約4万6,000円、1級、消防士につきましては約3万7,000円と見込んでおります。毎月の給与引き上げ額でございますが、毎月の給料につきましては1人平均で約650円上がるものと見込んでおります。
  次に、4人家族の職員の手取りについてでございます。実在の41歳で配偶者と2人の子供を扶養している消防隊員を例にしますと、基本給が月額33万6,500円、総支給額では41万8,114円、控除額につきましては共済掛金が6万7,280円、税が3万5,160円で、差し引き支給額は31万5,674円となります。今回の給与改定により、この職員の場合、月額で459円上がりまして、差し引き支給額は31万6,133円となるものでございます。
  ご質疑の2点目、給料表の継ぎ足し廃止による影響についてでございますが、影響を受ける人数につきましては、今年度末に退職を予定している職員を除きまして48名でございます。
  次に、影響額につきましては、該当者1人当たり平均で年間約6万5,000円、最も影響の大きい職員で年間約28万円、最も影響の少ない職員で年間約5,000円と見込んでおります。
  なお、これらの金額につきましては、4月1日付で該当者が昇格しなかったと仮定した場合の額でございまして、昇格した場合は影響額は少なくなるものでございます。
  以上でございます。
議長(福島正夫君) 小坂徳蔵議員。
          〔3番 小坂徳蔵君登壇〕
3番(小坂徳蔵君) それぞれ説明をいただきました。なかなか今回の改正によって給料そのものの引き上げについては微々たるものだと。その中で、給与全体で考えると、41歳で4人家族の場合に41万8,000円ということでありますが、共済掛金並びに税金を差し引くと31万5,000円と、そういうところでありますから、なかなか厳しい状況にあるのかなと、そんなふうに受けとめました。
  さらに、この第2条関係におきましては、この給料表の継ぎ足しを廃止することについてであります。これについては、全体で48人が影響を受けるということでありまして、平均の額は年間で6万5,000円という説明でございました。これは、広域前のいわゆる広域消防運営計画に基づいてこれを廃止すると、そういう内容になっているわけであります。先ほど説明がありましたが、ことし4月に昇格した場合に、影響はまたさらに少なくなると、そういう説明でございますが、ぜひこれに適切に対応して、影響額、少なくなるように、そのようにひとつ問題提起しておきたいと、そのように思うわけでございます。
  とりわけこの消防職員は、管内人口45万人の生命と財産、身体を守る責を全うするために、日夜職務に励んでおります。そして、消防力のかなめとなるのが消防職員でありまして、消防力の充実、強化を着実に図っていくことが求められるわけであります。そのためには、各種の災害に的確に対応できるように警防と予防体制及び救急体制、さらには人命救助に当たる救助体制などを的確に充実、強化などを図っていくことが必要であります。これらは、全て消防職員の安全管理を徹底させながら推進していかなければなりません。消防職員の定数は682人でありますが、現行職員の定数はその中で40人も少ない中で、災害や予防などに対応しております。その職員のモチベーションを高め、職務遂行を支援するため、消防職員の労働条件、とりわけ給与改正については、組合としてできるだけの対応が求められると、私はそのように考えるわけであります。でき得れば、給与引き上げ関連の手続は年内中に実施し、年内中に支給する方策を検討する必要があるのではないかと、私はそのように考えるわけであります。この点について、考えを伺っておきます。
  以上です。
議長(福島正夫君) 小坂徳蔵議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  森尾消防局長。
          〔消防局長 森尾博之君登壇〕
消防局長(森尾博之君) 小坂議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
  消防事務を所管する県内の一部事務組合をみてみますと、年内に差額を支給しているところも一部にはございますが、ほとんどの団体は翌年の2月あるいは3月の定例会に給与条例の改正議案を上程して支給をしているという状況にございます。そうした中で、当消防組合では臨時会をお願いしまして、できるだけ早く職員に差額を支給できるように努めているところでございます。年内の差額支給につきましては、臨時会の日程の調整、確保をはじめ、議決をいただいた後にかなり短い時間の中で間違いなく支給手続を進められるかなど、厳しい課題も想定されますが、今後現実的に可能かどうか、職員の事務負担への影響も含めて検討をしてみたいと思います。
議長(福島正夫君) 以上で小坂徳蔵議員の質疑を打ち切ります。
  これをもって議案第1号の質疑を打ち切ります。
  議案第2号及び議案第3号については、通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
  以上をもって上程された管理者提出議案の質疑を終結いたします。
  ここで議案に対する討論通告取りまとめのため、暫時休憩いたします。

          休憩 午前10時24分

          再開 午前10時24分

議長(福島正夫君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。





    ◎討論・採決
議長(福島正夫君) 日程第8、これより討論、採決に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第1号 埼玉東部消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、原案に賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(福島正夫君) 起立全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第2号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第2号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少について、原案に賛成の方のご起立を願います。
          〔起立全員〕
議長(福島正夫君) 起立全員であります。
  よって、本案は原案どおり可決いたしました。
  次に、議案第3号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第3号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について、原案に賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(福島正夫君) 起立全員であります。
  よって、本案は原案どおり可決いたしました。
  以上で管理者提出議案の討論、採決は全て終了いたしました。





    ◎閉会中の継続審査
議長(福島正夫君) 日程第9、閉会中の継続審査につきましてお諮りいたします。
  次回会議の日程等について、議会運営委員会委員長から閉会中の継続審査としたい旨、申し出がありましたので、閉会中の継続審査として議会運営委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(福島正夫君) ご異議なしと認めます。
  よって、次回会議の日程等について、閉会中の継続審査とし、議会運営委員会に付託することに決定いたしました。
  以上で本臨時会の日程は全て終了いたしました。





    ◎議長挨拶
議長(福島正夫君) 議員の皆様には、全議案に対しまして慎重なるご審議をいただき、ありがとうございました。心から厚く御礼申し上げます。





    ◎管理者挨拶
議長(福島正夫君) 管理者のご挨拶をお願いいたします。
  田中管理者。
          〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 埼玉東部消防組合議会第1回臨時会に提案をいたしました議案第1号ないし議案第3号の3議案につきましては、慎重審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。御礼を申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。





    ◎閉会の宣告
議長(福島正夫君) これをもちまして、平成30年埼玉東部消防組合議会第1回臨時会を閉議・閉会いたします。
          閉会 午前10時28分