〇 招  集  告  示

埼玉東部消防組合告示第1号

 埼玉東部消防組合議会第1回臨時会を下記により招集する。

  令和5年1月20日


                            埼玉東部消防組合   
                            管理者 梅 田 修 一


                       記

 1 期  日  令和5年1月27日

 2 場  所  埼玉東部消防組合議場

 3 付議事件
 (1)令和4年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第2号)について
 (2)埼玉東部消防組合職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例
 (3)埼玉東部消防組合職員の育児休業等に関する条例及び埼玉東部消防組合職員の勤務時間、休日及び
    休暇に関する条例の一部を改正する条例
 (4)埼玉東部消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例


          〇 応 招 ・ 不 応 招 議 員

応招議員(14名)
     1番   大  内  清  心  君      2番   佐  伯  由  恵  君
     3番   松  本  正  行  君      4番   岡  崎  克  巳  君
     5番   春  山  千  明  君      6番   上  條  哲  弘  君
     7番   枝 久 保  喜 八 郎  君      8番   大  平  泰  二  君
     9番   石  渡  征  浩  君     10番   黒  須  大 一 郎  君
    11番   山  下  秋  夫  君     12番   土  渕  保  美  君
    13番   平  川  忠  良  君     14番   M  田  章  一  君

不応招議員(なし)


        令和5年埼玉東部消防組合議会第1回臨時会 第1日

令和5年1月27日(金曜日)
 議事日程 (第1号)

 1 開  会
 2 開  議
 3 会議録署名議員の指名
 4 会期の決定
 5 諸般の報告
 6 管理者提出議案(議案第1号〜議案第4号、報告第1号〜報告第3号)の上程
 7 管理者提出議案の提案理由の説明
 8 管理者提出議案に対する質疑
 9 討論・採決
10 閉会中の継続審査
11 議長挨拶
12 管理者挨拶
13 閉  議
14 閉  会


午前9時29分開会
 出席議員(14名)
     1番   大  内  清  心  君      2番   佐  伯  由  恵  君
     3番   松  本  正  行  君      4番   岡  崎  克  巳  君
     5番   春  山  千  明  君      6番   上  條  哲  弘  君
     7番   枝 久 保  喜 八 郎  君      8番   大  平  泰  二  君
     9番   石  渡  征  浩  君     10番   黒  須  大 一 郎  君
    11番   山  下  秋  夫  君     12番   土  渕  保  美  君
    13番   平  川  忠  良  君     14番   M  田  章  一  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した者
     管 理 者   梅  田  修  一  君
     副管理者   角  田  守  良  君
     副管理者   木  村  純  夫  君
     副管理者   藤  井  栄 一 郎  君
     副管理者   新  井  康  之  君
     副管理者   窪  田  裕  之  君

 管理者事務部局職員
     消防局長   福  田  哲  也  君

     会  計   土  堂  和  弘  君
     管 理 者

     次  長   大  塚  利  昭  君

     次 長 兼   香  取  広  幸  君
     久  喜
     消防署長

     参 事 兼   安  藤  昭  男  君
     総務課長

     参 事 兼   柿  沼  伸  幸  君
     消防課長

     救急課長   鈴  木  慎  治  君

     参 事 兼   渡  辺  利  明  君
     指令課長

 議会担当職員
     書 記 長   小  原  邦  彦
     書  記   森  田     望






    ◎開会の宣告                             (午前9時29分)
議長(松本正行君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、令和5年埼玉東部消防組合議会第1回臨時会を開会いたします。





    ◎開議の宣告
議長(松本正行君) これより直ちに本日の会議を開きます。
  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしましたとおりでございます。





    ◎会議録署名議員の指名
議長(松本正行君) 日程第3、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
   議席番号6番  上  條  哲  弘  議員
   議席番号7番  枝 久 保  喜 八 郎  議員
  このご両名を指名いたします。





    ◎会期の決定
議長(松本正行君) 日程第4、会期の決定を議題といたします。
  議会運営委員会委員長の報告を求めます。
  上條哲弘委員長、ご登壇願います。
          〔議会運営委員長 上條哲弘君登壇〕
議会運営委員長(上條哲弘君) 議会運営委員会委員長の上條でございます。
  これより議会運営委員会の報告につきまして、その概要を申し上げます。
  議会運営委員会は、去る1月19日午前10時から正副議長のご出席をいただき、開催をいたしました。その概要についてご報告を申し上げます。
  本臨時会に提出されます議案は、管理者提出議案が4件、報告が3件でございます。
  以上のことから、会期につきましては、お手元に配付の会期日程表のとおり、本日1日で決定をしております。
  以上でございます。
議長(松本正行君) お諮りいたします。
  委員長報告のとおり、本臨時会の会期は本日1日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(松本正行君) ご異議なしと認めます。
  よって、そのように決定いたしました。





    ◎諸般の報告
議長(松本正行君) 日程第5、諸般の報告を行います。
  この際、諸般の報告を書記長にいたさせます。
  小原書記長。
書記長(小原邦彦君) ご指名をいただきましたので、令和4年第3回定例会以降における議会関係事項につきましてご報告申し上げます。
  お手元に配付してございます報告書を御覧いただきたいと存じます。
  まず、昨年11月10日、議会視察研修が実施され、埼玉東部消防組合救急ワークステーション、埼玉東部消防組合加須消防署、帝国繊維株式会社鹿沼工場、カスリーン公園を視察されております。
  次に、1月19日、議会運営委員会が開催され、令和5年第1回臨時会の日程等について協議がなされております。
  以上でございます。





    ◎管理者提出議案の上程
議長(松本正行君) 日程第6、これより管理者提出の議案第1号から議案第4号、報告第1号から報告第3号を一括上程し、議題といたします。





    ◎管理者提出議案の提案理由の説明
議長(松本正行君) 日程第7、管理者提出議案の提案理由の説明を求めます。
  梅田管理者。
          〔管理者 梅田修一君登壇〕
管理者(梅田修一君) 本日ここに令和5年埼玉東部消防組合議会第1回の臨時会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、極めてご健勝にてご参会を賜りまして、心からお喜びを申し上げます。また、ご提案申し上げました議案につきましてご審議いただきますことは、消防行政推進のため誠に喜ばしく、深く感謝を申し上げる次第であります。
  それでは、ご審議いただきます各議案等につきまして、順次提案理由の説明を申し上げます。
  初めに、議案・報告書の1ページを御覧いただきたいと存じます。議案第1号 令和4年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第2号)についてです。別冊の令和4年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第2号)と併せて御覧ください。
  本案は、燃料費の高騰により特別負担金事業であります加須消防署の電気料及び燃料費の増額補正を行うものです。
  次に、議案・報告書の2ページを御覧ください。議案第2号 埼玉東部消防組合職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例についてです。
  本案は、地方公務員法の一部改正に伴い、職員の定年引上げに関する必要事項を定めたいので、この案を提出するものです。
  次に、25ページを御覧ください。議案第3号 埼玉東部消防組合職員の育児休業等に関する条例及び埼玉東部消防組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例についてです。
  本案は、人事院規則の一部改正を踏まえ、育児休業の取得回数制限の緩和に伴う措置及び非常勤職員の育児休業等の取得要件緩和等の措置を講じ、並びに男性職員の育児参加のための休暇の対象期間拡大に係る所要の改正を行いたいので、この案を提出するものです。
  次に、31ページを御覧ください。議案第4号 埼玉東部消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例です。
  本案は、人事院勧告及び埼玉県人事委員会勧告を踏まえ、国家公務員の給与改定等に準じ、一般職職員の給与の改定等を行いたいので、この案を提出するものです。
  次に、38ページから43ページを御覧ください。報告第1号から報告第3号、専決処分の報告についてです。
  本件は、自動車事故及び物損事故による損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告をするものです。
  以上が本臨時会にご提案申し上げます議案4件、報告3件の内容となります。
  なお、詳細につきましては、消防局長から説明させていただきますので、ご了承賜りますようお願い申し上げます。議員各位におかれましては、何とぞ慎重ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして説明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
議長(松本正行君) 次に、議案第1号から議案第4号、報告第1号から報告第3号の補足説明を求めます。
  福田消防局長。
          〔消防局長 福田哲也君登壇〕
消防局長(福田哲也君) それでは、私から補足説明をさせていただきます。
  初めに、議案第1号 令和4年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。埼玉東部消防組合議会第1回臨時会議案詳細版の1ページをお開きいただきたいと存じます。
  資料上段にありますとおり、補正前の額61億8,980万6,000円、補正額263万1,000円、補正後の額61億9,243万7,000円でございます。
  補正額の内容につきましては、表の下を御覧ください。まず、歳入の1、分担金及び負担金263万1,000円でございますが、加須市の特別負担金を追加するものでございます。
  続きまして、歳出、1、消防費でございますが、加須消防署庁舎維持管理事業の電気料、燃料費が高騰したことから、263万1,000円を増額するものでございます。
  続きまして、議案第2号 埼玉東部消防組合職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例についてご説明申し上げます。恐縮ですが、同じく議案詳細版の2ページをお開きいただきたいと存じます。
  まず、1、趣旨でございますが、地方公務員法の一部改正に伴い、職員の定年を65歳まで段階的に引き上げるとともに、60歳を基本とする管理監督職勤務上限年齢制(役職定年制)及び定年前再任用短時間勤務制の導入、60歳を超える職員の給料月額を7割水準とする取扱いを定めるなど、関係条例を一括して改正するものでございます。
  次に、2、対象となる条例は8件ございますが、3、主な改正内容と併せ一括してご説明申し上げます。
  まず、@、埼玉東部消防組合職員の定年等に関する条例でございます。ア、職員の定年を令和5年度から65歳まで段階的に引き上げるものでございます。イ、管理監督職勤務上限年齢制(役職定年制)の導入と一般職員への降任等でございます。ウ、定年後の再任用と区別するため、定年前再任用短時間勤務制などを導入するものでございます。エ、翌年度に60歳に達する職員への情報提供及び継続勤務への意思確認の規定を設けるものでございます。
  続きまして、A、埼玉東部消防組合職員の給与に関する条例でございます。60歳に達する年度の翌年度以降の給料月額を、当分の間7割水準とするものでございます。 
  次に、B、埼玉東部消防組合職員の育児休業等に関する条例でございます。育児休業等をできない職員に、特例任用により管理監督職勤務を継続する職員を追加するものでございます。
  次に、C、埼玉東部消防組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例、D、埼玉東部消防組合人事行政の運営等の状況の公表に関する条例につきましては、文言等の修正など条文を整備するものでございます。
  次に、E、埼玉東部消防組合職員の分限に関する手続及び効果に関する条例でございます。給料月額を7割水準とすることを職員の意に反する降給とみなし、職員に通知するものでございます。
  次に、F、埼玉東部消防組合職員の懲戒の手続及び効果に関する条例でございます。60歳に達する年度の前後で年度をまたいだ減給処分については降給した給料月額に合わせて減給するものでございます。
  次に、G、埼玉東部消防組合職員の再任用に関する条例でございます。法改正に伴いまして、当該条例を廃止するものでございます。
  4、施行期日につきましては、令和5年4月1日でございます。ただし、翌年度に60歳に達する職員に対する情報提供及び継続勤務の意思確認につきましては、公布の日からとするものでございます。
  続きまして、議案第3号 埼玉東部消防組合職員の育児休業等に関する条例及び埼玉東部消防組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。同じく議案詳細版の3ページをお開きいただきたいと存じます。
  1、趣旨でございますが、人事院規則の一部改正を踏まえ、関係条例を改正するものでございます。
  次に、2、改正内容でございますが、まず@、子の出生後8週間以内の育児休業の取得要件についてでございます。非常勤職員の育児休業期間について、子の出生日から起算して8週間と6か月を経過する日以降に任用される可能性がある場合に取得できるよう緩和するものでございます。
  次に、A、子が1歳以降の育児休業の取得についてでございます。非常勤職員が子の1歳到達日の翌日以降も引き続き育児休業を取得する場合に、取得要件を確認しない取扱いとする条件を規定すること、及び非常勤職員の育児休業の対象期間の上限を子の1歳6か月及び2歳到達日とする要件について、夫婦交替での取得や特別の事情がある場合の柔軟な取得を可能とするための規定を整備するものでございます。
  次に、B、育児休業等計画書に関する規定についてでございます。再度の育児休業取得における育児短時間勤務計画書を新たに定めるために改正するものでございます。
  次に、C、任期の更新等があった場合の規定についてでございます。再度の育児休業取得について、非常勤職員が育児休業の途中で任期の更新があった場合、育児休業も更新されるものでございます。
  次に、D、男性育児参加休暇の取得対象期間の拡大についてでございます。育児参加休暇を出産後1年に延長するものでございます。
  3、施行期日等でございますが、公布の日から施行し、令和4年10月1日から適用するものでございます。
  続きまして、議案第4号 埼玉東部消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。同じく議案詳細版の4ページをお開きいただきたいと存じます。
  1、趣旨でございますが、人事院勧告及び埼玉県人事委員会勧告を踏まえ、職員の給与を改定するものでございます。
  次に、2、改正内容でございますが、@、勤勉手当の支給割合の改定でございますが、令和4年12月期の支給分を再任用職員以外の職員は100分の105に、再任用職員は100分の50に引き上げるものでございます。
  次に、A、給料表の改定でございますが、国に準じて改定するものでございます。
  次に、B、勤勉手当の支給割合の改定についてでございますが、再任用職員以外の職員は100分の100、再任用職員は100分の47.5とするものでございます。
  3、施行期日等でございますが、上記の@及びAにつきましては公布の日から施行し、令和4年4月1日から適用でございます。Bにつきましては、令和5年4月1日から施行となります。
  続きまして、報告第1号でございます。埼玉東部消防組合議会第1回臨時会議案・報告書の38ページをお開きいただきたいと存じます。
  自動車事故による損害賠償の額を定めることについて、専決処分いたしましたので、報告するものでございます。
  次に、39ページの専決処分書を御覧ください。1、損害賠償額は、18万1,500円でございます。
  2、相手方は、専決処分書に記載のとおりでございます。
  3、事故の概要でございますが、令和4年3月13日、杉戸消防署の救急自動車が杉戸町の交差点を左折したところ、車両左側の後ろ方面をコンクリート花壇の擁壁に接触させ、破損させたものでございます。
  続きまして、報告第2号でございます。40ページをお開きいただきたいと存じます。
  自動車事故による損害賠償の額を定めることについて、専決処分いたしましたので、報告するものでございます。
  41ページの専決処分書を御覧ください。1、損害賠償額は、2万7,617円。
  2、相手方は、専決処分書に記載のとおりでございます。
  3、事故の概要でございますが、令和4年7月1日、杉戸消防署の救急自動車が杉戸町の国道4号線交差点付近の右折車線を直進中、停車していた相手方車両が右折車線に移動し、救急車の左後部に接触したものでございます。
  続きまして、報告第3号でございます。42ページをお開きいただきたいと存じます。
  消防活動中の事故による損害賠償の額を定めることについて、専決処分いたしましたので、報告するものでございます。
  43ページの専決処分書を御覧ください。1、損害賠償額は、12万648円。
  2、相手方は、専決処分書に記載のとおりでございます。
  3、事故の概要でございますが、令和4年6月25日、消防隊が加須市内の建物火災の消火活動中、隣地境界フェンスを破損させたものでございます。
  以上で説明を終了させていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(松本正行君) 以上で管理者提出議案に対する補足説明を終わります。





    ◎管理者提出議案に対する質疑
議長(松本正行君) 日程第8、これより管理者提出議案に対する質疑をお受けいたします。
  通告順に従い、順次質疑を行います。
  なお、再質疑、再々質疑の際は挙手をお願いいたします。
  初めに、議案第1号については、通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
  次に、議案第2号の質疑をお受けいたします。
  山下秋夫議員の質疑をお受けいたします。ご登壇願います。
          〔11番 山下秋夫君登壇〕
11番(山下秋夫君) 議席番号11番の山下秋夫でございます。それでは、質問をさせていただきたいと思います。
  消防職員の定年延長に関しての質問でございます。現在再任用制度により処遇は改善されるということで、定年延長により給与を7割にすると規定していますが、まず最初にその根拠を示してほしいなと思っております。私、定年後60歳から64歳までの厚労省の調査、これあるのですけれども、民間の定年後の賃金水準ですか、77.2%という数字があるのです。この消防職員の定年後の給与水準70%という水準、これはちょっと少な過ぎるのではないかなと思っております。消防職員の平均賃金を仮に37万円で7割とすると約26万円、これでは生活が困難な状態になってしまうのではないかなという感じがします。最低生活水準になってしまう。もう一つは、職務給原則というのがあるのです。同一労働で同一賃金ということで、それを壊しかねない。引下げはやめるように、まず質問をしたいなと思っております。お答えをください。
  以上です。
議長(松本正行君) 山下秋夫議員の質疑に対する答弁を求めます。
  安藤参事兼総務課長。
          〔参事兼総務課長 安藤昭男君登壇〕
参事兼総務課長(安藤昭男君) 山下議員の質疑についてご答弁させていただきます。
  7割とした根拠でございますが、地方公務員法では地方公務員の給与の根本基準として、国等との均衡を考慮して定めることと規定されております。国家公務員の給与を規定しているのは、一般職の職員の給与に関する法律であり、その中で定年延長に伴う経過措置として7割と定められていることから、これに準じたものでございます。
  以上でございます。
議長(松本正行君) 山下秋夫議員の再質疑をお受けいたします。ご登壇願います。
          〔11番 山下秋夫君登壇〕
11番(山下秋夫君) それでは、再質疑させていただきます。
  最初に、東部消防組合の正規職員の平均賃金と再雇用も含めた平均賃金はどのようになっているのか。私は、定年後の給与、賃金の根拠としているのは、正規職員と再雇用になった人たちを合わせた平均賃金の7割なのか、それをちょっと教えていただきたいのです。どうなっているのか、正規の7割だったら分かるのです。でも、非正規の人も含めた7割というのだと、かなり賃金が下がってしまう。これは国会で今回の担当者が答弁しているのですけれども、やはりそういう平均賃金の取り方はどうなっているのか、教えていただきたいなと思っております。
  それと、埼玉東部消防組合議会第1回臨時会の議案詳細版2ページの3に、主な改正内容Aとして給料月額を当分の間と書いてあるのです。当分の間7割とする。これの当分の間というのは、どんな内容なのか、説明をお願いしたいなと思っております。
  以上です。
議長(松本正行君) 山下秋夫議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  安藤参事兼総務課長。
          〔参事兼総務課長 安藤昭男君登壇〕
参事兼総務課長(安藤昭男君) 初めに、当組合の正規職員及び再任用職員も含めた平均給与額についてご答弁させていただきます。令和3年度における正規職員の平均給与額については、29万9,144円でございます。また、再任用職員を含めた平均給与額については、29万4,833円でございます。
  次に、当分の間についてでございますが、一般職の職員の給与に関する法律にて当分の間と規定していることから、準じているものでございます。
  以上でございます。
議長(松本正行君) 山下秋夫議員の再々質疑をお受けいたします。ご登壇願います。
          〔11番 山下秋夫君登壇〕
11番(山下秋夫君) 今のご回答にあったように、正規職員も含めた、非正規も含めた給与ベース29万4,833円ですか、そういうことになると私が先ほど出した以下に賃金がなってしまう。これで本当に生活ができるのかなという感じがするのです。先ほど申しました国の直近の内閣府だったかな、人事院と県ですか、そこでも民間の給与は77%、約8割となってきているのです。そういう状況の中で、当消防組合でも国の言われたとおりにやる。これでは生活ができないのではないですか、はっきり申しまして。幾らになるのですか、7割になると。約21万ですか、手当もその中に入りますから、手当は現物支給という感じがしますので、それは計算に入らないかと思うのです。ぜひその辺のところは、国がこうだからというのではなくて、やっぱり当消防組合の職員の生活を考えてほしいなという感じが私はするのです。ぜひその辺の部分で考え直してほしい。上からこうに言われたから、うちのほうもそうにするのではなくて、やっぱり職員の生活を考えてほしいって私は考えております。ぜひその辺のところをもう一度最後に、当分の間ってなっていますので、当分の間は1年なのか半年なのか、ちょっと分かりませんけれども、考えてほしいなという感じがします。
  それと同時に、職員の定年延長は今の時代大事なことだと私は感じております。しかし、定年延長と同時に、新規採用ですか、継続的な採用が必要ではないかなというふうに感じているのです。この辺のところは組合としての考え方、どういうふうになっているのか質問させていただきます。
  以上です。
議長(松本正行君) 山下秋夫議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  安藤参事兼総務課長。
          〔参事兼総務課長 安藤昭男君登壇〕
参事兼総務課長(安藤昭男君) 再々質疑についてご答弁させていただきます。
  退職者数の動向を見通した上で、年齢構成の平準化を勘案しつつ、中長期的な観点から今後も新採用職員を継続的に採用していきます。
  以上でございます。
議長(松本正行君) 以上で山下秋夫議員の質疑を打ち切ります。
  これをもって議案第2号の質疑を打ち切ります。
  次に、議案第3号及び議案第4号については、通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
  次に、報告第1号から報告第3号についても、通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
  以上をもって上程されました管理者提出議案の質疑を終結いたします。
  ここで議案に対する討論通告取りまとめのため暫時休憩いたします。

          休憩 午前10時00分

          再開 午前10時00分

議長(松本正行君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。





    ◎討論・採決
議長(松本正行君) 日程第9、これより討論、採決に入ります。
  まず、議案第1号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第1号 令和4年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第2号)について、原案に賛成の方はご起立を願います。
          〔起立全員〕
議長(松本正行君) 起立全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第2号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第2号 埼玉東部消防組合職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例、原案に賛成の方はご起立を願います。
          〔起立多数〕
議長(松本正行君) 起立多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第3号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第3号 埼玉東部消防組合職員の育児休業等に関する条例及び埼玉東部消防組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例、原案に賛成の方はご起立を願います。
          〔起立全員〕
議長(松本正行君) 起立全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第4号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第4号 埼玉東部消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、原案に賛成の方のご起立を願います。
          〔起立全員〕
議長(松本正行君) 起立全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  以上で管理者提出議案の討論、採決は終了いたします。





    ◎閉会中の継続審査
議長(松本正行君) 日程第10、閉会中の継続審査につきましてお諮りいたします。
  次回会議の日程等について、議会運営委員会委員長から閉会中の継続審査としたいということで申出がありましたので、閉会中の継続審査として議会運営委員会に付託したいと思います。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(松本正行君) ご異議なしと認めます。
  よって、次回会議の日程等について、閉会中の継続審査として、議会運営委員会に付託することに決定いたしました。
  以上で本臨時会の日程は全て終了いたしました。





    ◎議長挨拶
議長(松本正行君) 議員の皆様には、慎重なるご審議をいただき、誠にありがとうございました。心から御礼申し上げます。





    ◎管理者挨拶
議長(松本正行君) 管理者のご挨拶をお願いいたします。
  梅田管理者。
          〔管理者 梅田修一君登壇〕
管理者(梅田修一君) 閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
  埼玉東部消防組合議会第1回の臨時会にご提案申し上げました議案につきまして、慎重ご審議の上、ご議決を賜り、誠にありがとうございました。改めましてお礼を申し上げ、挨拶といたします。
  本日は大変お世話になりました。





    ◎閉会の宣告
議長(松本正行君) これをもちまして、令和5年埼玉東部消防組合議会第1回臨時会を閉議・閉会といたします。
          閉会 午前10時05分