〇 招 集 告 示
埼玉東部消防組合告示第4号
令和元年埼玉東部消防組合議会第3回臨時会を下記により招集する。
令和元年6月20日
埼玉東部消防組合
管理者 大 橋 良 一
記
1 期 日 令和元年6月27日
2 場 所 埼玉東部消防組合議場
3 付議事件
(1)埼玉東部消防組合議会副議長の選挙について
(2)財産の取得について
(3)埼玉東部消防組合火災予防条例及び埼玉東部消防組合行政不服審査法関係手数料条例の一部を改正
する条例
(4)埼玉東部消防組合手数料条例の一部を改正する条例
(5)埼玉東部消防組合監査委員の選任について
〇 応 招 ・ 不 応 招 議 員
応招議員(14名)
1番 原 田 悟 君 2番 柿 沼 秀 雄 君
3番 松 本 正 行 君 4番 岡 崎 克 巳 君
5番 井 上 忠 昭 君 6番 柿 沼 繁 男 君
7番 枝 久 保 喜 八 郎 君 8番 大 平 泰 二 君
9番 渡 辺 聡 一 郎 君 10番 遠 藤 誠 君
11番 山 下 秋 夫 君 12番 合 川 泰 治 君
13番 大 橋 芳 久 君 14番 宮 田 利 雄 君
不応招議員(なし)
令和元年埼玉東部消防組合議会第3回臨時会 第1日
令和元年6月27日(木曜日)
議事日程 (第1号)
1 開 会
2 開 議
3 議席の指定
4 副議長の選挙
5 会議録署名議員の指名
6 会期の決定
7 管理者提出議案(議案第6号〜8号)の上程
8 管理者提出議案の提案理由の説明
9 管理者提出議案に対する質疑
10 討論・採決
11 管理者提出議案(議案第9号)の上程
12 管理者提出議案の提案理由の説明
13 管理者提出議案に対する質疑
14 討論・採決
15 閉会中の継続審査
16 議長挨拶
17 管理者挨拶
18 閉 議
19 閉 会
午後 2時02分開会
出席議員(14名)
1番 原 田 悟 君 2番 柿 沼 秀 雄 君
3番 松 本 正 行 君 4番 岡 崎 克 巳 君
5番 井 上 忠 昭 君 6番 柿 沼 繁 男 君
7番 枝 久 保 喜 八 郎 君 8番 大 平 泰 二 君
9番 渡 辺 聡 一 郎 君 10番 遠 藤 誠 君
11番 山 下 秋 夫 君 12番 合 川 泰 治 君
13番 大 橋 芳 久 君 14番 宮 田 利 雄 君
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により出席した者
管 理 者 大 橋 良 一 君
副管理者 梅 田 修 一 君
副管理者 渡 辺 邦 夫 君
副管理者 小 島 卓 君
副管理者 新 井 康 之 君
管理者事務部局職員
消防局長 上 原 満 君
会 計 渡 辺 一 弘 君
管 理 者
次 長 濱 田 博 君
次 長 森 田 靖 夫 君
参 事 兼 板 橋 基 之 君
総務課長
参 事 兼 岡 野 秀 明 君
消防課長
参 事 兼 大 塚 利 昭 君
救急課長
参 事 兼 柿 沼 一 男 君
予防課長
指令課長 新 井 修 君
参 事 兼 荒 井 和 巳 君
久 喜
消防署長
参 事 兼 但 木 則 夫 君
加 須
消防署長
参 事 兼 佐 藤 一 博 君
幸 手
消防署長
参 事 兼 山 ア 博 士 君
白 岡
消防署長
杉 戸 柴 崎 哲 雄 君
消防署長
宮 代 松 川 広 之 君
消防署長
議会担当職員
書 記 長 大 熊 誠
書 記 森 田 望
◎開会の宣告 (午後 2時02分)
〇議長(柿沼繁男君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより令和元年埼玉東部消防組合議会第3回臨時会を開会いたします。
◎開議の宣告
〇議長(柿沼繁男君) これより直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしましたとおりであります。
◎議席の指定
〇議長(柿沼繁男君) 日程第3、議席の指定を行います。
先般、加須市、幸手市、白岡市から消防組合議会議員が選出されましたので、会議規則第4条第2項の規定により、議長において議席を指定いたします。
それでは、議席番号と氏名を書記長より朗読いたさせます。
大熊書記長。
〇書記長(大熊 誠君) 朗読いたします。
議席番号1番 原 田 悟 議員
議席番号2番 柿 沼 秀 雄 議員
議席番号3番 松 本 正 行 議員
議席番号7番 枝 久 保 喜 八 郎 議員
議席番号8番 大 平 泰 二 議員
議席番号9番 渡 辺 聡 一 郎 議員
議席番号10番 遠 藤 誠 議員
以上でございます。
〇議長(柿沼繁男君) ただいま朗読したとおり議席を指定いたします。どうぞ氏名標をお立てください。
◎副議長の選挙
〇議長(柿沼繁男君) 日程第4、これより副議長の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法は、投票または指名推選のいずれの方法といたしましょうか。
〔「指名推選でお願いします」と言う人あり〕
〇議長(柿沼繁男君) 指名推選という声がありますので、選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(柿沼繁男君) ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選と決定いたします。
お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することとしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(柿沼繁男君) ご異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決定いたしました。
副議長に枝久保喜一郎議員を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま指名いたしました枝久保議員を副議長の当選人と定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(柿沼繁男君) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました枝久保喜一郎議員が副議長に当選されました。
〔「議長、名前が違う、喜八郎」と言う人あり〕
〇議長(柿沼繁男君) 喜八郎、済みません。
よって、ただいま指名いたしました枝久保喜八郎議員が副議長に当選されました。
ただいま副議長に当選されました枝久保議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。
◎副議長就任の挨拶
〇議長(柿沼繁男君) それでは、副議長に当選されました枝久保議員に就任のご挨拶をお願いいたします。ご登壇願います。
〔副議長 枝久保喜八郎君登壇〕
〇副議長(枝久保喜八郎君) 名前はよく間違われる枝久保喜八郎でございます。ただいま指名推選によりまして副議長という重大な重職を仰せつかりました。光栄に存じ上げると同時に、大きな責任を感じております。要職に恥じないような、しっかりとした職務を果たしていきたいと思っています。皆様におかれましては、どうぞよろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
〇議長(柿沼繁男君) ありがとうございました。
◎会議録署名議員の指名
〇議長(柿沼繁男君) 日程第5、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
議席番号2番 柿 沼 秀 雄 議員
議席番号3番 松 本 正 行 議員
このご両名を指名いたします。
◎会期の決定
〇議長(柿沼繁男君) 日程第6、会期の決定を議題といたします。
議会運営委員長の報告を求めます。
松本正行委員長。
〔議会運営委員長 松本正行君登壇〕
〇議会運営委員長(松本正行君) 皆さん、こんにちは。議会運営委員会委員長の松本でございます。これより議会運営委員会の結果につきまして、その概要をご報告申し上げます。
議会運営委員会は、去る5月28日午前10時から柿沼議長のご出席をいただき、委員全員出席のもと開催いたしました。
本臨時会に提出されます議案は、管理者提出議案が4件でございます。
以上のことから、会期につきましては、お手元に配付の会期日程表のとおり、本日1日で決定しております。
以上でございます。
〇議長(柿沼繁男君) お諮りいたします。
委員長報告のとおり、本臨時会の会期は本日6月27日の1日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(柿沼繁男君) ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日間と決定いたしました。
◎管理者提出議案の上程
〇議長(柿沼繁男君) 日程第7、これより管理者提出の議案第6号から議案第8号を一括上程し、議題といたします。
◎管理者提出議案の提案理由の説明
〇議長(柿沼繁男君) 日程第8、管理者提出議案の提案理由の説明を求めます。
大橋管理者。
〔管理者 大橋良一君登壇〕
〇管理者(大橋良一君) 埼玉東部消防組合の管理者を仰せつかっております加須市長の大橋でございます。提案理由をご説明申し上げたいと思います。
本日ここに令和元年埼玉東部消防組合議会第3回臨時会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては極めてご健勝にてご参会を賜りまして、心からお喜びを申し上げます。また、ご提案申し上げました各議案についてご審議いただきますことは、消防行政の進展にとりましてまことに喜ばしく、深く感謝を申し上げる次第でございます。
議案の説明に入ります前に、去る4月21日に執行されました市議会議員選挙におきまして多くの市民の皆様の信任を得られ、ご当選の栄に浴された加須市、幸手市及び白岡市選出の議員の皆様におかれましては、まことにおめでたく、ここに改めて祝意と敬意を表する次第でございます。おめでとうございます。
また、高い見識と卓越した手腕をお持ちの皆様を議員としてお迎えできましたことはまことに心強く、議員各位のご活躍を大きくご期待を申し上げるところでございます。
また、先ほど副議長に枝久保議員さんが就任をされました。心からお祝いを申し上げますと同時に、今後のご指導よろしくお願い申し上げたいと存じます。
それでは、ただいま上程をいただきました各議案につきまして、順を追ってご説明申し上げます。
初めに、議案第6号 財産の取得について申し上げます。本案は、災害対応特殊救急自動車2台及び高度救命処置用資機材2式を取得いたしたく、埼玉東部消防組合議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、この案を提出するものでございます。
次に、議案第7号 埼玉東部消防組合火災予防条例及び埼玉東部消防組合行政不服審査法関係手数料条例の一部を改正する条例について申し上げます。本案は、工業標準化法及び住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、規定の整備を行うものでございます。
次に、議案第8号 埼玉東部消防組合手数料条例の一部を改正する条例について申し上げます。本案は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、特定屋外タンク貯蔵所の設置の許可の申請に対する審査に係る手数料の額を改めるものでございます。
以上をもちまして、ご提案申し上げました各案件につきましての説明を終わらせていただきますが、詳細につきましては消防局長からそれぞれ内容を説明させていただきますので、ご了承賜りますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
〇議長(柿沼繁男君) 次に、議案第6号から議案第8号の補足説明を求めます。
上原消防局長。
〔消防局長 上原 満君登壇〕
〇消防局長(上原 満君) それでは、議案第6号から第8号につきまして補足説明をさせていただきます。
初めに、議案第6号 財産の取得についてでございます。お手元に配付してございます議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。取得しようとする財産は、災害対応特殊救急自動車2台、高度救命処置用資機材2式でございます。取得金額は、合計で6,874万2,000円、契約の相手方は埼玉トヨタ自動車株式会社久喜店でございます。
あわせて配付させてございます議案参考資料、こちらの1ページのほうもお開きいただきたいと存じます。これは幸手消防署、杉戸消防署泉分署の高規格救急自動車を更新するものでございます。今回、更新いたします車両は、4輪駆動方式の高規格救急自動車でございまして、主な装備の欄に記載してございますとおり、気管挿管や除細動、薬剤投与、自動心臓マッサージシステムなど、高度な救命処置を行うための資機材を搭載いたします。現行の車両に比べ走行性能が高くなり、搭載いたしました資機材により質の高い救命処置を提供するものでございます。
これら艤装と高度救命処置用資機材の納入が可能な業者といたしまして、4者による指名競争入札を4月23日に実施いたしましたところ、資料の入札結果欄にございますとおり、埼玉トヨタ自動車株式会社久喜店が1回目の入札で落札をしてございます。なお、杉戸消防署泉出張所に配備する高規格救急自動車の取得財源につきましては、国庫補助の交付決定をいただくことができましたので、今後財源の更正をお願いしたいと考えてございます。
続きまして、議案第7号 埼玉東部消防組合火災予防条例及び埼玉東部消防組合行政不服審査法関係手数料条例の一部を改正する条例についてでございます。お手元の議案参考資料の5ページと6ページに資料2としまして改正の概要を取りまとめてございます。こちらをごらんいただきたいと存じます。
まず、1の趣旨でございますが、工業標準化法及び住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正に伴いまして、規定の整備を行うものでございます。
2の火災予防条例の改正内容でございます。アの避雷設備に関する事項につきましては、工業標準化法が一部改正され、工業標準化法が産業標準化法に題名が改められ、また日本工業規格いわゆるJIS規格が日本産業規格に改められましたことに伴いまして、用語の改正を行うものでございます。
次に、イの住宅用防災警報器等の設置の免除に関する事項でございますが、消防関係法令では住宅用防災警報器と称しておりますが、これはいわゆる住宅用火災報知器でございます。住宅の部分に閉鎖型スプリンクラーヘッドが設置されている場合は、住宅用防災警報器等の設置が免除されることとなっているものでございますが、その閉鎖型スプリンクラーヘッドの作動する感度につきまして、消防法施行令及び消防法施行規則における自動火災報知設備の設置免除規定に準拠しまして、作動時間が60秒以内を種別が一種に改めるものでございます。これは室温によって作動時間が変わるため、一種、二種などの規格で示したほうが合理的であるとされたものでございます。また、2点目としまして、住宅の部分に特定小規模施設用自動火災報知設備を設置したときは、住宅用防災警報器等の設置を免除することができるとしたものでございます。
議案参考資料の6ページをごらんいただきたいと存じます。続きまして、3の行政不服審査法関係手数料条例の改正内容でございます。これにつきましても、工業標準化法の一部改正に伴いまして、別表関係の交付に係る用紙の大きさにつきまして、日本工業規格とありますものを日本産業規格に改めるものでございます。
4の施行期日でございますが、令和元年7月1日から施行するものでございます。
以上が議案第7号 埼玉東部消防組合火災予防条例及び埼玉東部消防組合行政不服審査法関係手数料条例の一部を改正する条例についての概要でございます。
続きまして、議案第8号 埼玉東部消防組合手数料条例の一部を改正する条例でございます。お手元の議案参考資料の9ページに資料3として改正の概要を取りまとめてございます。
まず、1の趣旨でございますが、消費税及び地方消費税の税率の引き上げによります地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴いまして、危険物手数料を改定するものでございます。
アは、政令の改正内容でございますが、本年10月1日に予定されております消費税及び地方消費税の税率引き上げによりまして、その積算に増額の影響を受けることとなります手数料のうち、直近の人件費や物件費等の変動を加味した試算を行い、それでもなお現行に比較して増額となる39件について改定を行うというものでございます。
次に、イでございますが、当組合におきましては、政令の改正に準じまして、消防法第11条第1項前段の規定によります危険物の製造所、貯蔵所または取扱所の設置の許可の申請に対する審査について、資料にありますように3件、それぞれ1万円を増額改定するものでございます。
今回の手数料条例の改定案は、危険物の貯蔵数量が1万キロリットル以上という非常に大きな浮き屋根式屋外タンク貯蔵所及び浮き蓋付特定屋外タンク貯蔵所が対象でございまして、これらの施設は当組合の管内にはございません。
3の施行期日といたしまして、令和元年10月1日としてございます。
以上、議案第6号から第8号までの補足説明をさせていただきました。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
〇議長(柿沼繁男君) 以上で管理者提出議案に対する補足説明を終わります。
◎管理者提出議案に対する質疑
〇議長(柿沼繁男君) 日程第9、これより管理者提出議案に対する質疑をお受けいたします。
通告順に従い、順次質疑を行います。
なお、再質疑、再々質疑の際は挙手をお願いいたします。
初めに、議案第6号の質疑をお受けいたします。
議案第6号については、通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
次に、議案第7号の質疑をお受けいたします。
議案第7号については、通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
次に、議案第8号の質疑をお受けいたします。
山下秋夫議員の質疑をお受けいたします。ご登壇願います。
〔11番 山下秋夫君登壇〕
〇11番(山下秋夫君) 11番の山下です。埼玉東部消防組合手数料条例の一部を改正する条例についてでございます。
私は、管内では当てはまる設備、タンク等はないとの説明でございますが、消費税増税による政令改定による条例改正との説明でございました。ここの当組合では、そういうタンクは当てはまらないようです。そこで、伺います。タンク容量につき1万円引き上げることについて、影響は末端である消費者が最終的には負担、支払うものと考えられますが、いかがでしょうか。お答えください。
以上です。
〇議長(柿沼繁男君) 山下秋夫議員の質疑に対する答弁を求めます。
柿沼参事兼予防課長。
〔参事兼予防課長 柿沼一男君登壇〕
〇参事兼予防課長(柿沼一男君) 山下議員の質疑についてご答弁申し上げます。
今回の手数料改定は、石油コンビナートなどにございます大規模な屋外タンク貯蔵所の設置の許可申請に対する審査について対象となるものでございます。その改定額を1リッター当たりに換算いたしますと、貯蔵最大数量が1万キロリットルで0.001円、5万キロリットルで0.0002円、10万キロリットルで0.0001円となります。この手数料については、基本的には製造、流通、販売の業者間で負担について協議されるものと考えております。消防組合としては、これが最終的に消費者に転嫁されるものか否か、申し上げる立場にないと考えますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
以上でございます。
〇議長(柿沼繁男君) 山下秋夫議員の再質疑をお受けいたします。ご登壇願います。
〔11番 山下秋夫君登壇〕
〇11番(山下秋夫君) 山下です。今、影響額はそんなにありませんということなのですけれども、消費税増額については私は全体的に含めてあるかと思います。10月からの消費税増額について、生活や商売への不安が日々高まっております。こんな経済情勢で増税を強行していいのかという声が消費税増税に賛成する人たちからも上がっています。前回の消費税8%の増税を機に、実質家計消費は年20万円も落ち込み、労働者の実質賃金も年10万円低下したりしました。
〔「山下さん、議案から離れている」と言う人あり〕
〇11番(山下秋夫君) いやいや、消費税の問題ですから。
内閣が発表した景気動向指数も6年2カ月ぶりに悪化しているなど、政府自体も景気悪化の可能性を認めざるを得なくなっています。これまでも3回の消費税増税が行われましたが、1989年の3%増税はバブル経済のさなかであります。1997年での5%増税も2014年の8%増税も政府の景気判断は回復でした。それでも消費税増税が深刻な消費不況を招きました。今回は、景気後退での局面である。それで、5兆円近い大増税を強行しようとしているのです。このような無謀な増税はやめるべきです。
米中の貿易戦争も深刻化してきており、IMF国際通貨基金やOECD経済協力開発機構なども世界経済での減速や失速を警告しています。そんな中で、安倍政権は大増税で家計を痛めつけようとしています。安倍政権は、年内に消費税を引き上げ、景気悪化をさせるとかたく心に決めているように見えるとウォールストリートジャーナル、7月4日付なのですけれども、やゆされるほどです。それほど愚かな経済政策があるでしょうか。東部消防組合でも、東部組織自治体を通じて、国に対し消費税増額をやめるよう進言するものと考えているか、いかがか。
以上です。
〇議長(柿沼繁男君) 山下秋夫議員の再質疑に対する答弁を求めます。
上原消防局長。
〔消防局長 上原 満君登壇〕
〇消防局長(上原 満君) 山下議員の再質疑についてご答弁を申し上げます。
消費税の引き上げが景気動向を含む国民生活に大きな影響を与えるだろうということは理解をしてございます。現在の見込みですと、当消防組合の消費税増税に伴う影響額は、令和元年度予算書ベースで578万1,261円となります。基本的には、構成市町の負担金としてご負担をいただけるものと考えておりますが、効率的な財務事務の執行により、その影響を最小限とするように努力をしてまいりたいと考えているところでございます。当消防組合は、消防事務のみを行う特別地方公共団体として、構成市町の合意を得て設立された団体でございますので、まずは地域住民の生命、財産、これをしっかり守るという本来の使命をしっかり遂行するよう努力してまいります。
〇議長(柿沼繁男君) 以上で山下秋夫議員の質疑を打ち切ります。
次に、大平泰二議員の質疑をお受けいたします。ご登壇願います。
〔8番 大平泰二君登壇〕
〇8番(大平泰二君) 8番、大平泰二です。議案第8号についての質疑を行います。
質疑内容といたしましては、今回の手数料条例でありますけれども、この行政手数料の消費税というのは本来非課税であるというのが定めであります。今回この組合手数料一部改正の概要説明で消費税の税率引き上げにより、その積算に増額の影響を受けるとありますけれども、その増額積算根拠についてお伺いしたいというふうに思います。
それから、2点目は平成30年度決算をベースにした申請件数とその影響額について伺うということでありますけれども、これは対象物件がないということでありますので、ご答弁は結構です。
以上です。
〇議長(柿沼繁男君) 大平泰二議員の質疑に対する答弁を求めます。
柿沼参事兼予防課長。
〔参事兼予防課長 柿沼一男君登壇〕
〇参事兼予防課長(柿沼一男君) 大平議員の質疑についてご答弁申し上げます。
石油コンビナートなどの大規模かつ複雑な危険物施設の場合は、危険物保安技術協会などの専門機関に一部委託して、審査や検査などを実施することとなります。
今回の政令改正は、令和元年10月1日に予定されている消費税及び地方消費税の税率引き上げにより、その積算に増額の影響を受けることとなる手数料のうち、直近の物件費等の変動を加味した試算を行い、増額されるものでございます。物件費は、設置の許可の申請に対する審査に係る専門機関の技師に対する旅費、通信費、備品費及び消耗品費と雑費でございます。この物件費単価に対する消費税率1.08を1.10に引き上げまして、四捨五入し、端数処理した額との差額がそれぞれ1万円となるものでございます。
以上でございます。
〇議長(柿沼繁男君) 以上で大平泰二議員の質疑を打ち切ります。
これをもって議案第8号の質疑を打ち切ります。
以上をもって議案第6号から議案第8号の質疑を終結いたします。
ここで暫時休憩いたします。
休憩 午後 2時29分
再開 午後 2時30分
〇議長(柿沼繁男君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。
◎討論・採決
〇議長(柿沼繁男君) 日程第10、これより討論、採決に入ります。
まず、議案第6号の討論に入ります。
討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
議案第6号 財産の取得について、原案に賛成の方はご起立願います。
〔起立全員〕
〇議長(柿沼繁男君) 起立全員であります。
よって、本案は原案どおり可決いたしました。
次に、議案第7号の討論に入ります。
討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
議案第7号 埼玉東部消防組合火災予防条例及び埼玉東部消防組合行政不服審査法関係手数料条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方はご起立願います。
〔起立全員〕
〇議長(柿沼繁男君) 起立全員であります。
よって、本案は原案どおり可決いたしました。
次に、議案第8号の討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
山下議員。
〔11番 山下秋夫君登壇〕
〇11番(山下秋夫君) 議席番号11番の山下です。議案第8号でございます東部消防組合手数料条例の一部を改正する条例について、反対の討論を行いたいと思います。
理由でございます。消費税増税による影響での引き上げには、最初の質問でも述べたとおりでございます。理由の1つ、増税した場合、末端の消費者に負担がかかってくること、2つ目は消費不況を招きかねないこと、そして最後の3つ目は世界を巻き込む米中の貿易戦争が深刻化していることで、消費税増税での経済悪化が深刻化すること、以上の理由により消費税増額による改正案に反対の立場を述べたいと思います。
以上でございます。
〇議長(柿沼繁男君) 以上で通告による討論は終わりましたので、直ちに採決に入ります。
議案第8号 埼玉東部消防組合手数料条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方はご起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(柿沼繁男君) 起立多数であります。
よって、本案は原案どおり可決いたしました。
◎管理者提出議案の上程
〇議長(柿沼繁男君) 日程第11、これより管理者提出の議案第9号を上程し、議題といたします。
合川泰治議員の一身上に関する件でありますので、地方自治法第117条の規定により、暫時合川泰治議員の退場を求めます。
〔12番 合川泰治君退室〕
◎管理者提出議案の提案理由の説明
〇議長(柿沼繁男君) 日程第12、管理者提出議案の提案理由の説明を求めます。
大橋管理者。
〔管理者 大橋良一君登壇〕
〇管理者(大橋良一君) ただいま上程をいただきました議案第9号 埼玉東部消防組合監査委員の選任について、提案理由をご説明申し上げます。
本案は、埼玉東部消防組合監査委員、宮田利雄氏が令和元年5月27日付をもって辞職いたしましたので、後任として宮代町選出議員の合川泰治氏を選任いたしたく、埼玉東部消防組合規約第13条第2項の規定により、ご提案を申し上げるものでございます。
なお、同氏の経歴書をお手元に配付しておきましたので、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(柿沼繁男君) 議案第9号につきましては、人事案件につき補足説明を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(柿沼繁男君) ご異議なしと認めます。
よって、そのように決定いたしました。
◎管理者提出議案に対する質疑
〇議長(柿沼繁男君) 日程第13、これより管理者提出議案に対する質疑をお受けいたします。
議案第9号については、通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
◎討論・採決
〇議長(柿沼繁男君) 日程第14、これより討論、採決に入ります。
議案第9号については、人事案件につき討論を省略し、直ちに採決に入ります。
議案第9号 埼玉東部消防組合監査委員の選任について、これを同意とすることに賛成の方はご起立願います。
〔起立全員〕
〇議長(柿沼繁男君) 起立全員であります。
よって、本案は同意することに決定いたしました。
合川泰治議員の除斥を解き、入場を求めます。
〔12番 合川泰治君入室〕
◎監査委員就任の挨拶
〇議長(柿沼繁男君) ただいま監査委員に選任されました合川泰治議員に就任のご挨拶をお願いいたします。ご登壇願います。
〔監査委員 合川泰治君登壇〕
〇監査委員(合川泰治君) 合川泰治でございます。ただいま、まずもちまして議会の皆様にご承認いただきましたこと、心より御礼を申し上げます。そしてまた、職責の重さをしっかりと自覚しながら、職務を全うしてまいりたいと考えておりますので、今後とも皆様のご支援、ご協力お願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、就任のご挨拶にかえさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
〇議長(柿沼繁男君) ありがとうございました。
◎監査委員退任の挨拶
〇議長(柿沼繁男君) 次に、監査委員を退任されました宮田利雄議員より退任のご挨拶をお願いいたします。ご登壇をお願いいたします。
〔14番 宮田利雄君登壇〕
〇14番(宮田利雄君) 宮田利雄でございます。2年間でございましたが、皆様方のお世話によりここまでやってくることができました。これで議員のほうも退職という形をとっておりますので、余計なことですが、ありがとうございました。(拍手)
〇議長(柿沼繁男君) ありがとうございました。
以上で管理者提出議案の討論、採決は全て終了いたしました。
◎閉会中の継続審査
〇議長(柿沼繁男君) 日程第15、閉会中の継続審査につきましてお諮りいたします。
次回会議の日程等について、議会運営委員会委員長から閉会中の継続審査としたい旨、申し出がありましたので、閉会中の継続審査として議会運営委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(柿沼繁男君) ご異議なしと認めます。
よって、次回会議の日程等について、閉会中の継続審査として、議会運営委員会に付託することに決定いたしました。
以上で本臨時会の日程は全て終了いたしました。
◎議長挨拶
〇議長(柿沼繁男君) 議員の皆様には、全議案に対しまして慎重なるご審議をいただき、ありがとうございました。心から厚く御礼を申し上げます。
◎管理者挨拶
〇議長(柿沼繁男君) 管理者のご挨拶をお願いいたします。
〔管理者 大橋良一君登壇〕
〇管理者(大橋良一君) 閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。埼玉東部消防組合議会第3回臨時会にご提案申し上げました議案第6号から議案第9号につきまして、慎重ご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。改めてお礼を申し上げ、挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
〇議長(柿沼繁男君) ありがとうございました。
◎閉会の宣告
〇議長(柿沼繁男君) これをもちまして、令和元年埼玉東部消防組合議会第3回臨時会を閉議・閉会といたします。
閉会 午後 2時41分