〇 招  集  告  示

埼玉東部消防組合告示第24号

 埼玉東部消防組合議会第1回臨時会を下記により招集する。

  平成25年5月24日


                            埼玉東部消防組合   
                            管理者 田 中 暄 二


                       記

 1 期  日  平成25年5月31日

 2 場  所  埼玉東部消防組合議場

 3 付議事件
 (1)埼玉東部消防組合議会議長の選挙について                         
 (2)埼玉東部消防組合議会副議長の選挙について                        
 (3)埼玉東部消防組合議会会議規則                              
 (4)埼玉東部消防組合議会委員会条例                             
 (5)専決処分の承認を求めることについて                           
 (6)専決処分の承認を求めることについて                           
 (7)専決処分の承認を求めることについて                           
 (8)専決処分の承認を求めることについて                           
 (9)専決処分の承認を求めることについて                           
 (10)平成25年度埼玉東部消防組合一般会計予算について                    
 (11)埼玉東部消防組合監査委員の選任について                         
 (12)埼玉東部消防組合監査委員の選任について                         
 (13)埼玉東部消防組合公平委員会委員の選任について                      
 (14)埼玉東部消防組合公平委員会委員の選任について                      
 (15)埼玉東部消防組合公平委員会委員の選任について                      

          〇 応 招 ・ 不 応 招 議 員

応招議員(14名)                                      
     1番   梅  山  昌  弘  君      2番   福  島  正  夫  君
     3番   鎌  田  勝  義  君      4番   石  川  忠  義  君
     5番   松  村  茂  夫  君      6番   岸     輝  美  君
     7番   宮  杉  勝  男  君      8番   小  島  和  夫  君
     9番   藤  井  栄 一 郎  君     10番   江  原  浩  之  君
    11番   合  川  泰  治  君     12番   島  村     勉  君
    13番   宮  田  利  雄  君     14番   森  山  哲  夫  君

不応招議員(なし)                                      

        平成25年埼玉東部消防組合議会第1回臨時会 第1日

平成25年5月31日(金曜日)
 議事日程 (第1号)

 1 開  会                                         
 2 開  議                                         
 3 仮議席の指定                                       
 4 埼玉東部消防組合議会議長の選挙                              
 5 埼玉東部消防組合議会副議長の選挙                             
 6 議席の指定                                        
 7 会議録署名議員の指名                                   
 8 会期の決定                                        
 9 議員提出議案の上程(議員提出第1号・議員提出第2号)
10 議員提出議案の提案理由の説明                               
11 先議議案に対する質疑                                   
12 先議議案に対する討論・採決                                
13 議会運営委員会委員の選任                                 
14 管理者提出議案の上程(議案第1号〜議案第11号)                     
15 管理者提出議案の提案理由の説明                              
16 管理者提出議案に対する質疑                                
17 討論・採決                                        
18 閉会中の継続審査                                     
19 議長挨拶                                         
20 管理者挨拶                                        
21 閉  議                                         
22 閉  会                                         

午後 2時00分開会
 出席議員(14名)
     1番   梅  山  昌  弘  君      2番   福  島  正  夫  君
     3番   鎌  田  勝  義  君      4番   石  川  忠  義  君
     5番   松  村  茂  夫  君      6番   岸     輝  美  君
     7番   宮  杉  勝  男  君      8番   小  島  和  夫  君
     9番   藤  井  栄 一 郎  君     10番   江  原  浩  之  君
    11番   合  川  泰  治  君     12番   島  村     勉  君
    13番   宮  田  利  雄  君     14番   森  山  哲  夫  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した者
     管 理 者   田  中  暄  二  君
     副管理者   大  橋  良  一  君
     副管理者   渡  辺  邦  夫  君
     副管理者   小  島     卓  君
     副管理者   庄  司  博  光  君
     副管理者   古  谷  松  雄  君

     会  計   橋  本     勉  君
     管 理 者

 管理者事務部局職員
     消防局長   内  田  正  夫  君
     次  長   柏  浦  正  人  君

     次 長 兼   島  村  健  一  君
     総務課長                

     消防課長   石  井  喜 三 雄  君
     救急課長   本  間  哲  也  君
     予防課長   橋  本     晃  君

     次 長 兼   石  井  秀  典  君
     指令課長                

     次 長 兼   増  田  敬  三  君
     久  喜   
     消防署長                

     次 長 兼   大  塚  芳  夫  君
     加  須   
     消防署長                

     参 事 兼   松  島  政  雄  君
     幸  手   
     消防署長                

     参 事 兼   田  口     昇  君
     白  岡   
     消防署長                

     参 事 兼   森  田  靖  夫  君
     杉  戸   
     消防署長                

     参 事 兼   吉  住  一  夫  君
     宮  代   
     消防署長                


 議会担当職員                 
     書 記 長   浜  田     博   
     書  記   金  子  芳  之   


書記長(浜田 博君) 本日は、埼玉東部消防組合設立後の最初の議会でありますので、議長が選挙されるまでの間、地方自治法第107条の規定によりまして、年長の議員が臨時に議長の職務を行うことになっております。
  出席議員中、岸輝美議員が年長議員でありますので、岸輝美議員におかれましては、議長席にお着き願います。
          〔臨時議長、議長席に着席する〕
臨時議長(岸 輝美君) ただいまご紹介をいただきました岸輝美でございます。
  地方自治法第107条の規定により、臨時に議長の職務を行います。
  どうぞよろしくお願い申し上げます。





    ◎開会の宣告                             (午後 2時00分)
臨時議長(岸 輝美君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより平成25年埼玉東部消防組合議会第1回臨時会を開会いたします。





    ◎開議の宣告
臨時議長(岸 輝美君) これより直ちに本日の会議を開きます。
  本日の議事の進行につきましては、埼玉東部消防組合議会会議規則が制定されておりませんが、議員提出第1号で提出される埼玉東部消防組合議会会議規則(案)に準じて進行いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
臨時議長(岸 輝美君) ご異議なしと認めます。
  よって、議事の進行につきましては、埼玉東部消防組合議会会議規則(案)により進めてまいります。
  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしましたとおりでございます。





    ◎仮議席の指定
臨時議長(岸 輝美君) 日程第3、これより仮議席を指定いたします。
  仮議席は、ただいまご着席の議席を指定いたします。





    ◎議長の選挙
臨時議長(岸 輝美君) 日程第4、これより議長の選挙を行います。
  お諮りいたします。選挙の方法は、投票または指名推選のいずれの方法といたしましょうか。
          〔「指名推選」と言う人あり〕
臨時議長(岸 輝美君) 指名推選という声がありますので、選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
臨時議長(岸 輝美君) ご異議なしと認めます。
  よって、選挙の方法は指名推選と決定いたしました。
  お諮りいたします。指名の方法につきましては、臨時議長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
臨時議長(岸 輝美君) ご異議なしと認めます。
  よって、臨時議長において指名することに決しました。
  議長に鎌田勝義議員を指名いたします。
  お諮りいたします。ただいま指名いたしました鎌田勝義議員を議長の当選人と定めることにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
臨時議長(岸 輝美君) ご異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名いたしました鎌田勝義議員が議長に当選されました。
  ただいま議長に当選されました鎌田勝義議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知をいたします。





    ◎議長就任の挨拶
臨時議長(岸 輝美君) それでは、議長に当選されました鎌田勝義議員に就任のご挨拶をお願いいたします。
          〔議長 鎌田勝義君登壇〕
議長(鎌田勝義君) ただいま組合議員皆様方のご推薦をいただきまして、埼玉東部消防組合議長という重責を担うことになりました。まことにありがとうございました。
  私も見たとおり浅学非才の身でありますが、この重責を全うしたいというふうに考えております。それには、46万人の人口となるようでございますが、その方たちの生命、財産をお守りし、そして安心して、安全に暮らせるような消防行政に務めてまいりたいと思いますが、これには消防組合議員の皆さん方、そして正副管理者の皆さん方、そして事務局長さんを初め事務局の皆さん方の特段のご支援とご協力をいただかなければ、この消防組合議長は務まらないと思っておりますので、ぜひ皆さん方の絶大なるご指導とご協力をいただきまして、合併してよかったというふうに住民に思われるような消防組合行政に全力で取り組んでまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いを申し上げて、就任の挨拶にかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
臨時議長(岸 輝美君) 以上をもちまして、議長の選挙を終了いたします。
  ここで、議長と交代いたします。鎌田議長、議長席にお着き願います。
  暫時休憩いたします。

          休憩 午後 2時05分

          再開 午後 2時06分

          〔臨時議長、議長と交代〕
議長(鎌田勝義君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。





    ◎副議長の選挙
議長(鎌田勝義君) 日程第5、これより副議長の選挙を行います。
  お諮りいたします。選挙の方法は、投票または指名推選のいずれの方法といたしましょうか。
          〔「指名推選」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) 指名推選という声がありますので、選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) ご異議なしと認めます。
  よって、選挙の方法は指名推選と決定いたしました。
  お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) ご異議なしと認めます。
  よって、議長において指名することに決しました。
  副議長に宮杉勝男議員を指名いたします。
  お諮りいたします。ただいま指名いたしました宮杉勝男議員を副議長の当選人と定めることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) ご異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名いたしました宮杉勝男議員が副議長に当選されました。
  ただいま副議長に当選されました宮杉勝男議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。





    ◎副議長就任の挨拶
議長(鎌田勝義君) それでは、副議長に当選されました宮杉勝男議員に就任のご挨拶をお願いいたします。
  ご登壇ください。
          〔副議長 宮杉勝男君登壇〕
副議長(宮杉勝男君) 皆様、改めまして、こんにちは。ご推薦、ご指名いただきましてありがとうございます。鎌田議長を補佐し、責任を持って議会運営に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
議長(鎌田勝義君) ありがとうございました。
  以上をもちまして、副議長の選挙を終了いたします。





    ◎議席の指定
議長(鎌田勝義君) 日程第6、議席の指定を行います。
  会議規則第4条第1項の規定により、議長において指定いたします。
  議席は仮議席を本議席に指定いたします。
  どうぞ氏名標をお立てください。





    ◎会議録署名議員の指名
議長(鎌田勝義君) 日程第7、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
   議席番号1番  梅  山  昌  弘  議員
   議席番号2番  福  島  正  夫  議員
  このご両名を指名いたします。





    ◎会期の決定
議長(鎌田勝義君) 日程第8、会期の決定を議題といたします。
  お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) ご異議なしと認めます。
  よって、会期は本日1日と決定いたしました。





    ◎議員提出議案の上程
議長(鎌田勝義君) 日程第9、これより議員提出第1号及び議員提出第2号を一括して上程し、議題といたします。





    ◎議員提出議案の提案理由の説明
議長(鎌田勝義君) 日程第10、議員提出議案の提案理由の説明を求めます。
  5番、松村茂夫議員。
          〔5番 松村茂夫君登壇〕
5番(松村茂夫君) 5番、松村茂夫でございます。議員提出第1号及び第2号につきまして、提案理由の説明をいたします。
  初めに、議員提出第1号 埼玉東部消防組合議会会議規則でございます。
  提出者は、私、松村茂夫、賛成者は小島和夫、福島正夫、島村勉、藤井栄一郎、宮田利雄の各議員でございます。
  地方自治法第120条の規定に基づき、会議の運営に関する手続及び議会内部の規律等を定める埼玉東部消防組合議会会議規則を制定するため、この案を提出するものであります。
  次に、議員提出第2号 埼玉東部消防組合議会委員会条例でございます。
  提出者は、私、松村茂夫、賛成者は小島和夫、福島正夫、島村勉、藤井栄一郎、宮田利雄の各議員でございます。
  地方自治法第109条第1項の規定に基づき、埼玉東部消防組合議会における委員会の組織及び運営に関する事項を定める埼玉東部消防組合議会委員会条例を制定するため、この案を提出するものでございます。
  主な内容といたしましては、条例案の第2条、議会運営委員会の定数は6人とし、その選出区分は4市2町それぞれ1人とするものであります。
  また、議会運営委員の任期は、議員の任期としております。
  なお、この2議案につきましては、去る5月20日に開催されました全員協議会で内容の説明と協議を行い、その内容について決定を見たところでございますので、申し添えさせていただきます。
  以上で提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) お諮りいたします。
  ただいま上程されました議員提出第1号及び議員提出第2号については、先議議案として直ちに議案質疑、討論及び採決を行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) ご異議なしと認めます。
  よって、議員提出第1号及び議員提出第2号については、先議議案として直ちに議案質疑、討論及び採決を行うことに決定いたしました。
  暫時休憩いたします。

          休憩 午後 2時12分

          再開 午後 2時13分

議長(鎌田勝義君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。





    ◎先議議案に対する質疑
議長(鎌田勝義君) 日程第11、先議議案に対する質疑をお受けいたします。
  初めに、議員提出第1号の質疑をお受けいたします。質疑のある方は挙手をお願いいたします。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) 質疑がないようですので、以上で議員提出第1号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議員提出第2号の質疑をお受けいたします。質疑のある方は挙手をお願いいたします。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) 質疑がないようですので、以上で議員提出第2号に対する質疑を打ち切ります。
  これをもって先議議案に対する質疑を終結いたします。
  暫時休憩いたします。

          休憩 午後 2時14分

          再開 午後 2時14分

議長(鎌田勝義君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。





    ◎先議議案に対する討論・採決
議長(鎌田勝義君) 日程第12、これより先議議案に対する討論、採決に入ります。
  議員提出第1号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議員提出第1号 埼玉東部消防組合議会会議規則、原案に賛成の方は起立をお願いいたします。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は原案どおり可決いたしました。
  次に、議員提出第2号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議員提出第2号 埼玉東部消防組合議会委員会条例、原案に賛成の方は起立をお願いいたします。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は原案どおり可決いたしました。
  ただいま可決いたしました議案の告示行為のため休憩いたします。

          休憩 午後 2時15分

          再開 午後 2時22分

議長(鎌田勝義君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。





    ◎議会運営委員会委員の選任
議長(鎌田勝義君) 日程第13、議会運営委員会委員の選任を行います。
  議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、議長により指名いたします。
  議会運営委員会委員に
   2番  福  島  正  夫  議員     5番  松  村  茂  夫  議員
   8番  小  島  和  夫  議員     9番  藤  井  栄一郎  議員
   12番  島  村     勉  議員     13番  宮  田  利  雄  議員
  以上、6名を指名いたします。
  議会運営委員会につきましては、ただいま指名したとおり選任することに決定いたします。
  ただいま選任いたしました議会運営委員会委員の方々は、次の休憩中に委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果をご報告願います。
  それでは、議会運営委員会の正副委員長互選の会場は、災害対策室でお願いいたします。
  暫時休憩いたします。

          休憩 午後 2時23分

          再開 午後 2時32分

議長(鎌田勝義君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。
  さきに選任いたしました議会運営委員会における正副委員長の互選の結果、
  委員長に5番  松  村  茂  夫  議員
  副委員長に9番  藤  井  栄一郎  議員
  以上のとおりであります。





    ◎管理者提出議案の上程
議長(鎌田勝義君) 日程第14、これより管理者提出議案、議案第1号から議案第11号までを一括上程し、議題といたします。





    ◎管理者提出議案の提案理由の説明
議長(鎌田勝義君) 日程第15、管理者提出議案の提案理由の説明を求めます。
  管理者。
          〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 本日、消防広域化後初めての議会であります、平成25年埼玉東部消防組合議会第1回臨時会を招集申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては、ご健勝にてご参会を賜り、消防行政の各般にわたりまして、ご審議、ご指導をいただきますことは、消防組合の進展にとりまして、まことに喜ばしく、心から感謝を申し上げます。
  さて、今回ご審議いただきます諸議案の説明に先立ち、埼玉東部消防組合管理者といたしまして、消防組合を構成する各市町の首長を代表し、ご挨拶を申し上げますとともに、あわせまして平成25年度の消防組合運営に関する基本的な考え、組合運営に向けての所信の一端を申し述べさせていただき、議員の皆様並びに住民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
  初めに、先ほどは議長、副議長の選挙、議席の指定が行われましたが、ご就任なされました鎌田勝義議長、宮杉勝男副議長におかれましては、お祝いを申し上げますとともに、今後、消防行政の各分野におきまして、ご尽力を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げる次第でございます。
  次に、新消防組合発足に当たりまして、消防広域化実現にご尽力をいただきました各市長、町長並びにそれぞれの市、町の議員の皆様、消防広域化協議にかかわられました関係各位、またご理解を賜りました住民の皆様方に対し、改めまして心から感謝と御礼を申し上げる次第でございます。
  次に、消防組合運営における基本姿勢について申し上げます。
  昨年の暮れに実施された衆議院議員総選挙により政権が交代し、景気対策、社会保障制度改革、震災復興、エネルギー問題などのさまざまな課題に対しての変化の予兆があり、新たな胎動が感じられるところであります。
  しかしながら、急速に進展している少子高齢化は、年金、医療、介護等の社会保障関係費の増大を招くとともに、住民の生活、企業の活動など、社会全体に大きな影響を与えており、消防組合を構成いたします市、町においても厳しい行財政運営が求められております。
  このような中、消防組合が取り組むべき基本施策でございますが、まず第1は、広域化のメリットを最大限に発揮し、全国トップレベルの消防行政サービスを目指すことであります。
  そのためには、限りある財源の中、職員一人一人が経営感覚を持って費用対効果を考える、その一方で住民の立場になって活動し、管内住民の皆様を守るために何が必要か、何をなすべきかを考えながら消防行政を推進し、住民との信頼関係を大切にする組織となるよう、職員間の融和を図りつつ、意識改革を図ってまいりたいと考えています。
  次に、4市2町で保有しておりました備品等の一元管理により、活動資機材等の有効活用を図ることはもとより、消防救急無線のデジタル化とあわせ、4市2町の119番通報に素早く対応するための高機能指令システムを整備するなど、より高いレベルでの設備を計画的に整備していきたいと考えています。
  3点目といたしまして、東日本大震災後、首都直下地震、東海・東南海・南海地震の切迫性は、さらに高まってきていると言われています。
  このような中、消防はより大きく強力な体制のもとで活躍する必要があります。
  今回の広域化による消防体制の基盤の強化により、消防局全体の職員数が増加したため、人事ローテーションによる組織の活性化はもとより、高度な研修への派遣、救急救命や火災原因調査、立入検査といった専門的な人材を育成し、消防行政のあらゆる分野におきまして、埼玉東部消防組合管内の住民でよかったと言われるよう、いかなる災害に直面しても、4市2町の首長、市役所、町役場の職員が消防組合の職員と一丸となって災害対応に尽力してまいりたいと考える所存でございます。
  以上、申し上げましたこれらの施策につきましては、議員各位を初め住民の皆様のご理解とご協力が必要でございます。
  つきましては、今まで以上のご高配を賜りますようお願い申し上げます。
  それでは、ご審議いただきます議案につきまして順次提案理由の説明を申し上げます。
  議案書1ページをお開きいただきたいと存じます。初めに、議案第1号 専決処分の承認を求めることについてでございます。埼玉東部消防組合設置に伴い、平成25年度埼玉東部消防組合一般会計暫定予算について専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出するものでございます。
  別冊の平成25年度埼玉東部消防組合一般会計暫定予算書1ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出暫定予算の総額は、歳入21億7,685万5,000円、歳出23億2,073万円と定めるという内容でございます。
  議案書の3ページをお開き願います。次に、議案第2号 専決処分の承認を求めることについてでございます。埼玉東部消防組合設置に伴い、埼玉東部消防組合の休日を定める条例ほか38条例の制定について専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
  議案書の8ページをお開き願います。次に、議案第3号 専決処分の承認を求めることについてでございます。埼玉東部消防組合指定金融機関の指定について専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出するものでございます。
  議案書の10ページをお開き願います。次に、議案第4号 専決処分の承認を求めることについてでございます。埼玉県市町村総合事務組合に加入することについて専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出するものでございます。
  議案書の21ページをお開き願います。次に、議案第5号 専決処分の承認を求めることについてでございます。自動車事故による損害賠償について緊急に額を定める必要が生じ専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出するものでございます。
  議案書の23ページをお開き願います。次に、議案第6号 平成25年度埼玉東部消防組合一般会計予算についてでございます。平成25年度埼玉東部消防組合一般会計予算を別冊のとおり提出するというものでございます。
  別冊の予算書の1ページをお開き願います。第1条、歳入歳出予算につきましては、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ63億7,566万7,000円と定めるということでございます。
  第2条、地方債につきましては、4ページの第2表、地方債をごらんいただきたいと存じます。消防防災施設整備事業債の限度額を1億1,330万円と定めるものでございます。
  予算書の1ページにお戻り願います。第3条、地方自治法第235条の3第2項の規定によりまする一時借入金の借り入れの最高額を1億1,000万円と定めるものでございます。
  議案書の24ページでございます。次に、議案第7号 埼玉東部消防組合監査委員の選任についてでございます。埼玉東部消防組合監査委員を選任することについて議会の同意を得たいので、埼玉東部消防組合規約第13条第2項の規定により、この案を提出するものでございます。
  住所、白岡市小久喜933番地1、氏名、鬼久保勝臣、生年月日、昭和19年12月14日生まれを選任したいという内容でございます。鬼久保勝臣氏におかれましては、埼玉縣信用金庫の理事を平成12年から平成17年まで務められ、平成18年5月から現在まで白岡市代表監査委員としてご活躍をされている方でございます。
  議案書の25ページをお願いいたします。次に、議案第8号 埼玉東部消防組合監査委員の選任についてでございます。埼玉東部消防組合監査委員を選任することについて議会の同意を得たいので、埼玉東部消防組合規約第13条第2項の規定により、この案を提出するものでございます。
  住所、南埼玉郡宮代町字西原470番地22、氏名、合川泰治、生年月日、昭和51年4月8日生まれを選任したいという内容でございます。ご案内のように合川泰治氏におかれましては、平成21年10月から宮代町議会議員として町政の発展に多大なるご活躍をいただいている方でございます。
  議案書の26ページをお願いいたします。議案第9号 埼玉東部消防組合公平委員会委員の選任についてでございます。埼玉東部消防組合公平委員会委員を選任することについて議会の同意を得たいので、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、この案を提出するものでございます。
  住所、加須市下樋遣川6631番地、氏名、熊倉敏雄、生年月日、昭和24年9月12日生まれを選任したいという内容でございます。熊倉敏雄氏におかれましては、平成19年3月から平成22年3月まで、合併前の加須市副市長を務められ、平成22年7月から現在まで、加須市公平委員会委員としてご活躍をされている方でございます。
  議案書の27ページをお願いいたします。次に、議案第10号 埼玉東部消防組合公平委員会委員の選任についてでございます。埼玉東部消防組合公平委員会委員を選任することについて議会の同意を得たいので、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、この案を提出するものであります。
  住所、幸手市中三丁目13番6号、氏名、柏浦松一、生年月日、昭和34年4月10日生まれを選任したいという内容でございます。柏浦松一氏におかれましては、社会保険労務士であり、平成11年3月に幸手市公平委員会委員として選任され、平成19年5月から現在まで、同委員長としてご活躍をされている方でございます。
  議案書の28ページをお開き願います。次に、議案第11号 埼玉東部消防組合公平委員会委員の選任についてでございます。埼玉東部消防組合公平委員会委員を選任することについて議会の同意を得たいので、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、この案を提出するものであります。
  住所、南埼玉郡宮代町字山崎350番地、氏名、横手昇、生年月日、昭和23年9月12日生まれを選任したいという内容でございます。横手昇氏におかれましては、平成14年3月に宮代町公平委員会委員として選任され、平成22年2月から現在まで、同委員長としてご活躍をされている方でございます。
  以上で、今回ご提案申し上げております議案第1号ないし議案第11号までの提案理由の説明を終わらせていただきます。
  なお、詳細につきましては、担当者により補足説明を申し上げますので、慎重ご審議の上、速やかにご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
  どうぞよろしくお願い申し上げます。
議長(鎌田勝義君) 次に、議案第1号から議案第6号までの補足説明を求めます。
  消防局長。
          〔消防局長 内田正夫君登壇〕
消防局長(内田正夫君) それでは、議案第1号 専決処分の承認を求めることについて補足説明をさせていただきます。
  お手元の議案書の1ページをお開きいただきたいと思います。専決処分させていただきました内容は、平成25年度埼玉東部消防組合一般会計暫定予算でございまして、地方自治法施行令第2条の規定によりまして暫定予算を編成し、平成25年4月1日に消防組合管理者が専決処分を行ったものでございます。
  別冊の暫定予算書をごらんいただきたいと存じます。平成25年度一般会計暫定予算の期間は、埼玉東部消防組合が発足しました4月1日から4カ月間でございます。
  歳出予算につきましては、消防組合規約に基づきまして、各構成市町からの負担金、それから平成25年度中に見込まれる収入額をもとに、旧5消防本部において通年予算を編成しまして、それを合算し、さらにそのうちの4カ月分に必要となる経費を抜き出しまして編成したものでございます。
  また、歳入につきましては、暫定予算期間中の歳出予算において、支払いの時期が参ります額を調整いたしまして、暫定予算の期間中における収入見込額と、それから構成市町からの負担金により計上したものでございます。
  歳入歳出予算の款項の区分及び金額に係りますそれぞれの主な内容につきましては、別に上程しております一般会計予算においてご説明申し上げますので、よろしくお願いします。
  7ページをお開きいただきたいと思います。まず、歳入でございます。1款分担金及び負担金は21億7,205万円でございます。歳入総額に占める割合は99.8%でございます。
  2款使用料及び手数料でございますが、68万5,000円で、危険物施設の許認可等に係る手数料が主なものでございます。
  12ページをお開きいただきたいと思います。4款諸収入でございますが、412万円で構成比0.2%でございます。東北自動車道の救急業務支弁金上期分のほか、暫定予算期間中における団体保険の事務取扱手数料及び自家用車通勤をしている職員からの駐車場協力金が主な内容でございます。
  8ページをお願いいたします。歳出でございます。初めに、1款議会費でございますが、45万1,000円でございます。これは議会札の書きかえ手数料など、暫定予算期間中において必要となります議会運営上の経費でございます。
  次に、2款総務費でございますが、235万円で構成比0.1%でございます。埼玉東部消防組合設立に伴う記念式典及び消防組合の旗、消防組合旗と申しますが、これを購入するための費用が主な内容でございます。
  なお、埼玉東部消防組合の設立式典でございますが、平成25年7月29日午前10時から久喜総合文化会館での挙行を予定しております。
  次に、3款消防費でございますが、23億1,592万9,000円、構成比99.8%でございます。4カ月の暫定予算期間中における職員給与等の人件費が主な支出内容でございます。
  最後に、5款予備費でございますが、200万円、構成比0.1%で、常備消防費に係る予備費でございます。
  先ほども申し上げましたとおり、この暫定予算につきましては、通年予算を編成した後、そのうち4カ月分を抜き出して編成したものでございますので、内容につきましては、後ほど通年予算の説明の中で申し上げていきたいと思います。
  以上が、議案第1号 専決処分の承認を求めることについての概要でございます。
  議案書の3ページをお開きいただきたいと思います。続きまして、議案第2号 専決処分の承認を求めることについてでございますが、専決処分させていただきました内容は、埼玉東部消防組合の休日を定める条例ほか38条例の制定でございます。
  専決処分させていただきましたこれら39条例につきましては、内容によりまして大きく3つに分かれております。
  第1には、法令の定め等によりまして、必ず設置しなくてはならないもの、あるいは制定をしなくてはいけないもの等、そういう消防行政の執行上、空白期間を設けてはいけない、許されないものでございます。例えば埼玉東部消防組合公告式条例、埼玉東部消防組合火災予防条例等でございます。
  第2には、新消防組合の組織及びその運営、または職員等の勤務条件である給与、勤務時間等に関するものでございます。埼玉東部消防組合消防本部及び消防署の設置等に関する条例、埼玉東部消防組合職員定数条例、埼玉東部消防組合職員の給与に関する条例等が、これに当たるものでございます。
  第3には、住民の権利、あるいは利益の保護または権利の制限もしくは義務を課するため空白期間が許されないものがございます。埼玉東部消防組合情報公開条例、埼玉東部消防組合個人情報保護条例、埼玉東部消防組合行政手続条例、埼玉東部消防組合手数料条例等でございます。
  以上、まことに簡単で申しわけございませんが、議案第2号 専決処分の承認を求めることについての概要でございます。
  続きまして、議案書の8ページをごらんいただきたいと存じます。議案第3号 専決処分の承認を求めることについて補足説明をさせていただきます。専決処分させていただきました内容は、埼玉東部消防組合指定金融機関の指定についてでございます。埼玉東部消防組合が設置されました平成25年4月1日から、組合に係る公金の取り扱いが始まっているわけでございますが、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、平成25年4月1日付で専決処分をさせていただいたものでございます。
  議案書の9ページが専決処分書でございまして、地方自治法施行令第168条第2項の規定に基づきまして、埼玉東部消防組合の公金の収納及び支払いの事務を取り扱わせる指定金融機関を定めたものでございます。指定いたしました金融機関でございますが、名称は株式会社埼玉りそな銀行でございます。所在地は埼玉県さいたま市浦和区常磐七丁目4番1号、指定年月日は先ほど申し上げましたが、平成25年4月1日でございます。
  以上が、議案第3号 専決処分の承認を求めることについての概要でございます。
  恐れ入りますが、議案書10ページをお開きいただきたいと存じます。議案第4号 専決処分の承認を求めることについてでございます。専決処分させていただきました内容は、埼玉県市町村総合事務組合に加入することについてでございます。消防職員の退職手当に関する事務を共同処理するため、消防組合の設立と同日付で専決処分によりまして、埼玉県市町村総合事務組合へ加入をしたものでございます。議案書の12ページから20ページまでにおきまして、埼玉東部消防組合が埼玉県市町村総合事務組合に加入した後の組合の規約の全文を載せております。
  以上が、議案第4号 専決処分の承認を求めることについての概要でございます。
  恐れ入ります。議案書の21ページをお開きいただきたいと思います。議案第5号 専決処分の承認を求めることについての補足でございます。専決処分させていただきました内容は、自動車事故による損害賠償の額を定めることについてでございます。議案書22ページが専決処分書でございます。損害賠償の額は2万1,997円でございます。損害賠償の相手方といたしましては、茨城県○○○○、○○○○さんでございます。
  事故の概要は、専決処分書に記載したとおりでございますが、当組合が加入する任意保険の保険会社と相手方との協議によりまして、このたび示談が成立したところでございます。このため本年4月18日付をもって専決処分をさせていただきました。また、この事故におきまして、救助工作車の修理がございましたが、その費用につきましては、過失責任分の10%分が組合分でございますが、これにつきまして全国市有物件災害共済会の自動車損害共済から消防組合に1万9,740円が補填されております。
  以上が、議案第5号 専決処分の承認を求めることについての概要でございます。
  恐れ入ります。議案書の23ページをお願いいたします。議案第6号 平成25年度埼玉東部消防組合一般会計予算についてでございます。別冊の一般会計予算書の歳入歳出予算事項別明細書に基づきましてご説明申し上げます。7ページから9ページに歳入歳出の総括を記載してございます。予算総額は63億7,566万7,000円でございます。
  恐れ入ります。10ページをお開きください。まず、歳入でございますが、1款分担金及び負担金は62億4,669万7,000円でございます。歳入総額に占める構成比は98.0%でございます。各構成市町の負担金でございますが、常備分及び各非常備分につきましては、組合規約別表の規定に基づきまして、それぞれの構成市町における平成21年度から平成23年度の消防費の決算額から消防団費及び庁舎建設等の特殊事情の経費を除いた一般財源分の平均額を上限として負担金をお願いしているものでございます。常備分につきましては、議会等の消防組合を運営するための経費を初め人件費、庁舎及び消防署の活動に係る共通の経費に対する負担金、各非常備分につきましては、消防水利の維持管理、防火団体等に係る経費及び防火水槽の設置に係る経費など、構成市町の実情によりまして、取り扱いがこれまで異なっておりましたので、その費用に対する負担金でございます。特別負担金につきましては、高機能指令センター及び消防救急無線のデジタル化に係ります設計業務の委託等が主な内容でございます。
  なお、この特別負担金のうち、加須市につきましては、平成25年度に公民館と加須消防署庁舎の複合施設が完成する予定でございまして、現行の消防署に設置されております設備類の移設費用等がございます。
  久喜市及び宮代町につきましては、歳出の欄で申し上げますが、久喜地区消防組合事務承継経費及び久喜地区消防組合において起債によりまして執行しました事業の元利償還金について負担をしております。
  白岡市の特別負担金につきましては、白岡消防署篠津分署の開設に伴いまして採用された9人の人件費及び篠津分署の維持管理費用が含まれております。これは消防費の決算額に篠津分署の経費が含まれていないことから、白岡市が直接負担しているものでございます。
  12ページをお願いいたします。次に、2款使用料及び手数料は519万円、構成比0.1%でございます。
  まず、1項使用料につきましては、行政財産の使用料に関する条例に基づきまして、使用料を徴収するものでございまして、内容につきましては、消防庁舎に設置されました自動販売機の設置に伴う行政財産の使用料でございます。
  2項手数料でございますが、手数料条例に基づきまして、危険物施設及び火薬に係る申請手数料等を徴収するものでございまして、5消防本部の実績をもとに計上させていただいたものでございます。
  次に、3款財産収入でございますが、消防車両等の更新に伴いまして、物品売払収入の科目設定をさせていただいたものでございます。
  次に、4款諸収入1,047万9,000円でございますが、構成比0.1%でございます。1項組合預金利子は、歳計現金の利子でございます。
  2項受託事業収入でございますが、東日本高速道路株式会社から東北自動車道における救急業務を受託しておりますが、それに対する東日本高速道路株式会社からの支弁金でございます。高速道路における災害につきましては、上下線を分ける方式で行っておりまして、上り線の加須インターから久喜インターまでは加須消防署、久喜インターから岩槻インターまでは久喜消防署が管轄をしております。逆に下り線におきましては、岩槻インターから久喜インターまでをさいたま市消防局、久喜インターから加須インターまでを久喜消防署、加須インターから羽生インターまでを加須消防署で担当するというものでございます。
  14ページをお願いします。次に、3項雑入でございますが、団体保険の事務取扱手数料及び自家用車通勤をしている職員からの駐車場協力金が主な内容でございます。
  なお、太陽光の発電余剰電力売却金でございますが、本年3月15日に開署いたしました白岡消防署篠津分署庁舎に設置されている太陽光発電の電力の売却金でございます。
  次に、5款組合債でございますが、1億1,330万円で構成比1.8%でございます。内訳でございますが、細節名の欄に記載したとおりでございますが、消防ポンプ自動車整備事業5,330万円、水槽付消防ポンプ自動車整備事業3,420万円、高機能消防指令センター整備事業1,530万円、指令車整備事業590万円、防火水槽整備事業としまして460万円、これらの起債を予定しているところでございます。
  続きまして、歳出でございます。16ページをお開きいただきたいと存じます。初めに、1款議会費でございます。予算額は264万3,000円でございます。以下、目別、事業別にご説明申し上げます。
  1目議会費、1議会運営費246万3,000円でございますが、消防組合議会議員14人の年報酬のほか、消防組合議会の運営に要する事業費でございます。この予算に係る財源につきましても消防費の平均決算額に基づく負担金によるものでございます。2久喜地区消防組合事務承継経費18万円でございますが、平成25年3月に行われました平成25年第1回定例会の会議録を作成する費用でございます。この久喜地区消防組合事務承継経費でございますが、歳入でご説明申し上げましたとおり、平成25年3月末日をもちまして旧久喜地区消防組合が解散したことに伴いまして、埼玉東部消防組合で事務を承継し、その事業の財源につきましては、久喜地区消防組合を構成しておりました久喜市及び宮代町からの負担金となっております。
  次に、2款総務費370万6,000円で、歳出総額に占める構成比0.1%でございます。まず、1項総務管理費、1目一般管理費、1一般管理業務費359万5,000円につきましては、正副管理者を初めとする特別職の報酬、管理者交際費、消防組合設立記念式典経費及び消防組合旗の取得費用が主な内容でございます。
  18ページをお開きいただきたいと思います。2目公平委員会費、1公平委員会運営費4万3,000円でございますが、公平委員会委員3名の報酬等でございます。
  2項監査委員費、1目監査委員費、1監査委員運営費6万8,000円でございますが、監査委員2名の報酬等でございます。
  次に、3款消防費は61億9,855万1,000円で、構成比97.2%でございます。まず、1目常備消防費、1職員給与費でございますが、篠津分署の開設により採用された9名を除く消防職員632人の給料、職員手当でございます。次に、2篠津分署職員給与費でございますが、篠津分署の開設により採用された9名の給料、職員手当でございます。この事業に係る財源は、白岡市が直接負担をしているものでございます。
  20ページをお開きいただきたいと思います。3久喜地区消防組合事務承継職員給与費でございますが、平成24年度の出納整理期間中に支出いたします3月分の時間外勤務手当、特殊勤務手当につきまして計上させていただいたものでございます。さきにご説明申し上げましたとおり、旧久喜地区消防組合を構成しておりました久喜市及び宮代町の特別負担金によるものでございます。
  4総務事務管理事業6億4,064万7,000円でございますが、消防組合の総務事務に係る事業費でございます。主な支出内容でございますが、11節需用費におきましては、消防職員に貸与する被服費3,832万4,000円、13節委託料における職員健康診断料588万3,000円、22、23ページに記載の19節負担金、補助及び交付金におきましては、消防大学校及び埼玉県消防学校等の入校研修に係る負担金並びに総合事務組合負担金などでございます。
  次に、5庁舎維持管理事業でございますが、8,841万1,000円でございまして、消防庁舎の光熱水費や修繕料など庁舎の維持管理費用でございます。
  24ページをお開きいただきたいと思います。13節委託料における庁舎改修工事設計業務委託料でございますが、今年度予定しております久喜消防署菖蒲分署の防水工事設計、それから平成26年度に予定しております杉戸消防署庁舎外壁改修工事設計の委託費用でございます。
  15節工事請負費でございますが、久喜消防署訓練場にございます鉄骨製の訓練塔の修繕、鷲宮分署敷地のインターロッキングの改修、菖蒲分署庁舎の屋上防水工事、加須消防署北川辺分署の非常用発電機の更新、騎西分署の車庫前の改修、白岡消防署の空調設備及び仮眠室の改修工事でございます。
  次に、19節の下水道事業等受益者負担金でございますが、大利根分署及び菖蒲分署の土地改良区排水負担金でございます。
  次に、6予防業務管理事業669万6,000円でございますが、火災予防活動の事業費でございます。消防広域化後におきまして、予防業務につきましては、それぞれの消防署に設置しました管理指導課において業務を行いまして、その総括を消防局の予防課で取りまとめるという体制にしております。
  続きまして、7消防・救助活動事業2,445万5,000円でございます。26ページをお開きいただきたいと思います。消防活動及び救助活動に要する事業費でございまして、保有しております活動資機材の法定点検、保守点検並びに救助活動備品の取得が主な内容でございます。
  続きまして、8消防車両維持管理事業7,092万8,000円でございます。28ページをお開きいただきたいと思います。緊急自動車及び事務連絡車等の維持管理に要する事業費でございます。主な内容でございますが、車検整備費用のほか、久喜消防署はしごつき消防自動車のオーバーホール、埼玉東部消防組合の発足に伴います車両の文字の書きかえ業務委託料等でございます。
  次に、9救急活動事業5,785万4,000円でございます。主な内容でございますが、救急自動車23台の救急活動における消耗品2,228万3,000円のほか、救急資機材の保守点検費用、救急活動備品の取得費用でございます。
  なお、救急業務のさらなる高度化を図るため、気管挿管や薬剤投与の救命措置ができる認定救命士の養成が不可欠でございますので、救急救命士に対する追加教育をお願いするものでございます。平成25年度は、気管挿管の病院実習に10名、薬剤投与病院実習に2名を派遣し、認定救急救命士の養成を積極的に図ってまいりたいと考えております。また、ビデオ喉頭鏡を使用できる認定救命士の養成を図ってまいりたいと存じております。ビデオ喉頭鏡は、気管チューブの確実な挿管を画像で確認できるほか、頸部損傷者などに対して、首を動かさずに気管挿管が行えることが可能でありまして、救命率の向上につながるものと考えております。今年度は11名の養成を予定しております。
  それから、30ページをお開きいただきたいと存じます。19節負担金、補助及び交付金の救急救命士養成研修負担金542万円でございますが、救急救命士養成のため、東京研修所に1名、埼玉養成所に2名派遣するものでございます。
  次に、10通信指令事業6,952万9,000円でございますが、各消防署で使用する内線、外線の電話料のほか、119番通報を受信し、消防車両に出動指令を行う消防緊急通信指令システムの保守管理業務費、消防無線の保守管理業務の委託費用でございます。
  32ページをお開きいただきたいと思います。次に、11火災調査業務管理事業102万6,000円でございますが、消防広域化によりまして、各消防署単位で火災調査を行うことといたしまして、それに係る事業費を計上したものでございます。
  次に、12篠津分署業務管理事業1,196万2,000円でございますが、篠津分署の業務及び庁舎の維持管理に係る事業費でございます。主な内容でございますが、篠津分署の光熱水費、電話料、白岡消防署と篠津分署間に設置いたしました災害指令専用回線料、埼玉県消防学校初任教育に要する負担金及び総合事務組合負担金でございます。これらの事業の財源につきましても白岡市の負担となっております。
  34ページをお開きいただきたいと思います。13久喜地区消防組合事務承継経費6,759万5,000円でございます。これは平成24年度中における旧久喜地区消防組合の債務につきまして、年度末の履行確認を要する事業経費につきまして埼玉東部消防組合が継承し、支出するものでございます。主な内容でございますが、平成25年3月分の光熱水費、消防車両等の燃料費、消防緊急通信指令システム保守管理業務費、それから3月末で退職しました職員の総合事務組合負担金でございます。この事業の財源につきましても、久喜市と宮代町の特別負担金によるものでございます。
  36ページをお開きいただきたいと存じます。14新消防署庁舎移設整備事業269万9,000円でございます。加須消防署の新庁舎につきましては、加須市におきまして、公民館との複合施設を建設しておりますが、平成25年度末までに完成予定となっております。このことから、現消防庁舎にあります設備等の移転に係る業務委託事業費でございます。この事業の財源につきましては、加須市の特別負担金でございます。
  以上が、1目常備消防費でございます。
  なお、消防費に占める人件費の割合でございますが、90.1%でございます。
  続きまして、2目常備消防施設費、1消防自動車等整備事業1億1,059万7,000円でございますが、消防自動車等の更新に係る事業費でございます。平成25年度に更新を予定しております車両は、久喜消防署菖蒲分署及び栗橋分署の指令車、加須消防署南分署並びに久喜消防署栗橋分署の消防ポンプ自動車、それから宮代消防署の水槽付消防ポンプ自動車と総務課の軽自動車の計6台でございます。いずれの車両も平成10年から平成13年に導入したもので、経年劣化と災害等によりまして、過酷な使用があり、老朽化が進んでおります。このため継続使用に耐えないということ、それからNOX・PM法の規定によりまして、車検が通らないということで、更新を余儀なくされているものでございます。
  次に、2高機能消防指令センター整備事業1,701万円でございます。現在の指令体制についてでございますが、各消防署単位で119番通報を受信し、当該消防署の車両を出動させている状況でございます。また、救急車等が出動中に救急車の要請があった場合は、指令室相互間で連絡を取り合い、直近の消防署所の救急自動車を出動させております。現在、無線の使用周波数も異なっている状態でございますが、災害の状況によりまして、埼玉県の共通波や携帯電話等で相互に連絡を取り合うことで対応しているところでございます。
  しかしながら、ご案内のとおり、消防・救急無線につきましては、災害時における消防活動上の重要な情報伝達手段でございますけれども、電波法の改正によりまして、平成28年5月31日までに、全ての消防本部がこれまでのアナログ通信方式からデジタル通信方式へ切りかえることとされております。こうしたことから、今年度において高機能指令センターの更新設計と消防救急無線のデジタル化の設計をあわせて行うものでございます。
  以上が、2目常備消防施設費でございます。
  38ページをお開きいただきたいと思います。次に、非常備関係でございます。非常備消防費につきましては、構成市町の防火クラブ、消防水利等の維持管理費用等の事業費で構成されております。これらの経費の算出につきましては、各構成市町でほぼ共通でございまして、それぞれの市町において、これまでの事業や事務の実情によりまして、予算に差異が生じているものでございます。
  それでは、初めに3目加須非常備消防費、1防火クラブ等管理事業90万円でございますが、説明欄に記載したとおり、加須市危険物防火安全協会負担金、女性防火クラブ補助金等でございます。
  2水利施設維持管理事業484万3,000円でございますが、地上式防火水槽の清掃及び有蓋化工事並びに防火水槽用地の借地料等でございます。
  3総務管理用地借上事業14万9,000円でございます。これは加須消防署職員駐車場用地の借り上げ費用でございます。
  次に、4目久喜非常備消防費、1防火クラブ等管理事業175万9,000円でございますが、説明欄に記載いたしましたが、主な内容は女性防火クラブ補助金、久喜市と宮代町で構成いたします久喜地区防火安全協会補助金でございます。
  2街角消火器管理事業でございますが、久喜市内に設置されております街角消火器の維持管理事業費でございます。消火器につきましては、老朽化消火器の破裂事故が多発したことから、平成22年12月に消火器の技術上の規格及び消火器の点検基準等が改正されたところでございます。保有しております街角消火器は、導入後10年以上経過していること、災害時に市民が使用することを前提としていることから、平成24年度から3カ年計画によりまして更新を進めております。今年度が2カ年目となっております。
  3水利維持管理事業766万6,000円でございますが、防火水槽用地の借上料、地上式防火水槽3基のふたかけといいますか、有蓋化工事事業費でございます。
  4久喜地区消防組合事務承継経費でございますが、久喜市内におけるひとり暮らしの高齢者等が急病等の際に専用の通報装置を使いまして、民間受信センターから消防組合消防局に通報されるシステムの電話回線料で、平成25年3月分の費用でございます。
  5の緊急時通報システム関連経費8万9,000円も同様でございまして、平成25年度における回線使用料でございます。
  40ページをお開きいただきたいと思います。6総務管理用地借上事業189万1,000円でございますが、久喜消防署訓練場用地及び鷲宮分署庁舎用地の一部の借上料でございます。
  以下、5目幸手非常備消防費、6目白岡非常備消防費、7目宮代非常備消防費、8目杉戸非常備消防費につきましても、説明欄記載のとおりでございますが、各非常備消防費と同様の内容となっているものでございます。
  42ページをお開きいただきたいと存じます。9目加須非常備消防施設費、1防火水槽整備事業852万5,000円でございますが、加須市久下地内に設置いたします40立方メートル級防火水槽の事業費でございます。
  続きまして、4款公債費は1億5,696万7,000円で、構成比2.5%でございます。久喜地区消防組合において起債によりまして執行した事業の元利償還金が主な内容でございます。
  最後に、予備費でございますが、1,380万円を計上し、構成比は0.2%でございます。
  以上が、議案第6号 平成25年度埼玉東部消防組合一般会計予算の概要でございます。
  議案第7号から議案第11号までは管理者の説明のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。
  以上で概要の説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(鎌田勝義君) 以上で管理者提出議案に対する補足説明を終わります。
  次に、議案に対する質疑に入るわけですが、質疑のある方は、会議規則第51条の規定により、質疑発言通告書の提出が必要となります。既に配付してあります質疑発言通告書に質疑事項をご記入の上、提出願います。
  ここで、暫時休憩いたします。

          休憩 午後 3時17分

          再開 午後 3時51分

議長(鎌田勝義君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。





    ◎管理者提出議案に対する質疑
議長(鎌田勝義君) 日程第16、これより管理者提出議案に対する質疑をお受けいたします。
  通告順に従い、順次質疑を行います。
  初めに、議案第1号の質疑をお受けいたします。
  議案第1号については、通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
  次に、議案第2号の質疑をお受けいたします。
  初めに、森山哲夫議員の質疑をお受けいたします。ご登壇願います。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) 14番の森山です。議案番号第2号、専決処分の承認を求めることについてでありますが、提案されている条例案は39条例ありますが、私はそのうち埼玉東部消防組合条例第12号、条例名でいいますと、埼玉東部消防組合職員定数条例についてお尋ねをいたします。
  定数条例では、職員の定数を682名と定めております。この条例上の定数682と現有数641との乖離があるわけですが、41不足しているということでありますが、この乖離については、今後どのように解消していくつもりなのでしょうか。条例上の定数を満たすための増員計画というものは、今後つくる予定はないのかもあわせてお尋ねをいたします。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 森山議員の質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 森山議員の質疑にご答弁申し上げます。
  まず、条例定数と現有数との乖離についてでございますが、当消防組合の職員定数条例では682人と定数が定められております。また、平成25年4月1日の組合発足時の職員の実員は641人でございまして、定数と実員数では41人の乖離がございます。職員定数につきましては、広域化の協議を進めておりました当時の各消防本部の定数を合算したものでございます。また、実員数の641人につきましては、消防広域化第7ブロック広域消防運営計画によりまして、「各消防署所の職員数は、現有数を下回らないものとする」と定められましたので、広域化前の職員数641人を維持したものでございます。
  このたびの消防の広域化によりまして、災害時における初動体制は、広域化前に比較いたしまして強化されているところでございます。また、当消防組合規約第14条の別表によりますと、「組合市町の負担金は、広域化後5年間は直近前3年平均の消防費決算額を原則として上回らないものとする」となっておりますので、現在条例定数と現有職員数との乖離はございますが、現状の職員数を維持しながら組織運営を行っていきたいと考えております。
  続きまして、増員計画についてでございますが、広域化後3年以内に定員適正化計画を策定することとなっておりますので、策定結果を踏まえまして検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 森山議員。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) ただいまご答弁をいただきまして、ありがとうございました。
  ただいまの答弁の中で、規約で5年間は統一前の決算額の平均を上回らない形で運営していくということで、現有数を維持しながらやりたいということでありましたが、もう一方で、これも規約の別表でうたわれているのだと思うのですが、広域化後3年以内に定員適正化計画をつくると、こう言われておりますよね。この定員適正化計画というのは、職員数については現状維持ということではなくて、減らしていくと、削減するというような計画をつくることになるのでしょうか。確認の意味でお尋ねをいたします。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 森山議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 森山議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  定員適正化計画では、職員の減数をするのかというようなご質疑でございますけれども、定員適正化計画を3年以内に策定いたしまして、その結果を踏まえまして対応していきたいと考えております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 森山議員。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) 3回目で大変恐縮でございますが、質疑の意味が十分伝わっていなかったかのように思うのですが、次長がおっしゃられたように広域消防運営計画では、「各署所の職員数は、現在の職員数を下回らないものとする」と言っておりましたよね。そういうことで広域化前の人員をそのまま発足時の人員ということで現有数を維持されたわけですが、この定員適正化計画ということで、仮に定員を削減していくというような計画をつくるようなことになれば、この消防の広域運営計画で確認したことと若干相反するのではないかというふうに思うのです。ですから、条例上の定数と現有数では差があるわけですけれども、定員適正化計画ということで、現有数に合わせた形で、さらに本日専決処分はされておりますけれども、682という定数をさらに641と現有数に合わせるような、そうした形で適正化計画をつくっていくというようなことも考えられるのかどうかということで、お尋ねをいたしましたので、もう一度ご答弁をいただければと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 森山議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 森山議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  定員適正化計画では、641人に近づけるような計画になるのではないか、そういうことを前提で考えているのではないかということでございましたけれども、現在消防組合では、119番通報につきましては、指令台が一元化されるまで各消防署所のほうで行っておりまして、その担当職員が現在42名おります。これが指令台が一元化になりますと、指令担当者は42人から計画では24人となりますので、18人の人員を消防署所、あるいは消防局のほうに増員が可能となります。現有数の実質的な増員はございませんけれども、消防体制のさらなる充実強化が図られることとなるわけでございまして、この定員適正化計画についてどのようになるのか、これはあくまでも定員適正化計画の結果を踏まえまして対応していきたいと考えております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で森山哲夫議員の質疑を打ち切ります。
  次に、梅山昌弘議員の質疑をお受けいたします。ご登壇願います。
          〔1番 梅山昌弘君登壇〕
1番(梅山昌弘君) 1番、梅山です。私は、議案第2号、条例の第38号についてお伺いいたします。
  条例の名称は、埼玉東部消防組合財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例です。この条例の全てに共通するわけですけれども、第6条と第7条について具体的にお伺いしたいと思います。
  第6条におきましては、物品の譲与または減額譲渡ということで、「物品は、次の各号のいずれかに該当するときは、これを譲渡し、または時価よりも低い価格で譲渡することができる」ということですけれども、1番として「公益上の必要性に基づき、その他公共団体または私人に物品を譲渡するとき」とあります。この辺の公益の内容についても具体的にできればお伺いしたいと思いますけれども、それと減額するときの条件といいますか、判断基準等についてはどのように考えているのか、お伺いしたいと思います。
  また、第7条の中では、無償貸付という項目もありますので、この辺の判断はどのようにしていくのか、お伺いいたします。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 梅山議員の質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 梅山議員の質疑にご答弁申し上げます。
  条例集別冊の171ページでございます。埼玉東部消防組合財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の第6条、こちらにつきましては、物品の譲与または減額譲渡の規定でございまして、第7条につきましては、物品の無償貸付または減額貸付という規定でございます。第6条におきましては、物品の譲与または減額規定の規定でございますけれども、これは公益上の必要性があるため、消防組合以外の団体または私人等へ物品を譲り渡すときは、または寄附等を受けた物品を廃止した場合に、その物品を寄附していただいた方へ譲与ということで、対価なしで与えること、もしくは時価金額より低い価格でお譲りすることを可能とする規定でございます。
  第7条の規定でございますけれども、こちらは無償貸付等でございますけれども、ご質疑のございました、譲与にするか、減額して譲渡するか、あるいは無償貸付にするかなどの判断基準でございますが、それぞれ物品の使用目的、あるいはその公共性の程度などを判断しながら、譲与するか、無償貸付とするか、ケース・バイ・ケースで判断することになるかと思われます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 梅山議員。
          〔1番 梅山昌弘君登壇〕
1番(梅山昌弘君) ご答弁いただき、ありがとうございました。
  先ほどのご答弁ですと、ケース・バイ・ケースということですけれども、例えば第7条の関係について、無償で貸し付けするときはこうだとか、あるいは減額で貸し付けるときはこうだとか、無償と減額の差ぐらい明確にしていただければありがたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
議長(鎌田勝義君) 梅山議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 梅山議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  物品の無償か減額の判断基準を明確にしていただきたいという話でございます。この辺も実際まだ事例がございませんので、例えばの話でございますけれども、消防車両等整理統合する際、構成する市や町のほうの役所において、例えば自衛消防隊のために敷地内に配備したいと、そういった要望があった場合には、公共性は高いということで、無償で貸し付けると、そういったこともあるのかなということでございます。では、減額の場合はどうなのかということでございますけれども、これはその都度また判断させていただきたいと思っております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で梅山議員の質疑を打ち切ります。
  これをもって議案第2号の質疑を打ち切ります。
  議案第3号については、通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
  議案第4号については、通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
  議案第5号については、通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
  次に、議案第6号の質疑をお受けいたします。
  森山哲夫議員の質疑をお受けいたします。ご登壇願います。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) 議案番号第6号、平成25年度埼玉東部消防組合一般会計予算につきまして6点ほどお尋ねをいたします。初めての予算でありますので、内容等の確認も含めての質疑になりますが、よろしくお願いしたいと思います。
  まず、予算書でいきますと、12ページ、13ページにかけてでございますが、ここに救急業務受託事業収入として349万3,000円計上されております。私は、これまで杉戸町の議員として東北道の救急業務というものについては全く存じ上げていないわけですが、この救急業務受託事業収入の積算の内容について明らかにしていただきたいのであります。
  続きまして、予算書25ページでございます。ここに庁舎維持管理事業の工事請負費として1,688万5,000円計上されております。内容につきましては、久喜、加須及び白岡の各消防署庁舎等の改修工事というふうになっておりますが、それぞれの工事概要についてご説明をいただきたいと思います。
  次に、予算書の29ページ、救急活動事業の役務費として救急情報データベースシステム通信料が計上されておりますが、本年1月に新聞紙上でいろいろとクローズアップされた問題もございましたが、この救急活動事業の救急情報データベースシステムにかかわりまして、タブレット型情報端末の配備を急ぐ必要があるのではないかと思うのですが、当初予算ということで、実際には計上できなかったのかとも思うのですが、このタブレット型情報端末を本年度中でも配備する見通しについてお尋ねをいたします。
  4点目は、予算書の36ページでございます。ここに新消防署庁舎移設整備事業として269万9,000円計上されております。事業概要では、加須消防署にある設備等を新庁舎へ移転するために要する費用と説明されておりますが、この事業の概要と移転等に係るスケジュール等についてご説明をいただきたいと思います。
  予算書の36、37ページをごらんいただきたいと思います。高機能消防指令センター整備事業として1,701万円が計上されております。事業概要にも明示されておりますが、消防救急無線のデジタル化、平成28年5月末までと、そうした期限が限られた中での事業になってくるかと思うのですが、この消防救急無線のデジタル化に要する費用、本年度の分も含めて総額で、およそでも構わないのですが、どのぐらいかかると見ていらっしゃるのでしょうか。また、デジタル化に要する費用のうち、国、県からの財政支援で賄える分というのは、額でも率でも構わないわけですが、どの程度と見ているのでしょうか、お尋ねをいたします。
  最後に、予算書40ページ、41ページ、失礼いたしました。その前に38、39ページにも計上されておりますが、非常備消防費の中で久喜市と宮代町ですね、この1市1町につきましては非常備消防費の中に街角消火器管理事業費が計上されております。この街角消火器というものは、杉戸町にも形としては残っているわけですが、この街角消火器管理事業への取り組み状況というのは、それぞれの市町においては、これまでどうなっていたのでしょうか。また、同事業に対します予算措置等の取り扱いについては4市2町間でどのような調整が図られたのでしょうか、明らかにしていただきたいと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 森山議員の質疑に対する答弁を求めます。
  本間救急課長。
          〔救急課長 本間哲也君登壇〕
救急課長(本間哲也君) 私のほうからは、森山議員からご質疑の1番、救急業務受託事業収入の積算内訳を明らかにしてください。3番の救急活動事業に救急情報データベースシステムの通信料が計上されていますが、本年度中にでもタブレット型情報端末を救急車に配備する予定はないのでしょうかについてご答弁させていただきます。
  最初に、救急業務受託事業収入、東北自動車道救急業務支弁金につきましては、東日本高速道路株式会社と埼玉東部消防組合が東北自動車道路における救急業務を受託していることに伴いまして、東日本高速道路株式会社から救急業務実施市町村に対し支払われる金額でございます。積算内容につきましては、救急隊1隊を維持するための経費掛けることの管内人口による割合掛けることの出動件数による割り増し率掛けることのインターチェンジ数割り増し率でございます。平成25年度当初予算につきましては、前々年度の実績数値を参考にいたしまして、概算として349万3,000円を計上しているものです。
  続きまして、救急活動事業に救急情報データベースシステムの通信料が計上されていますが、本年度中にでもタブレット型情報端末を救急車に配備する予定はないのでしょうかについてご答弁させていただきます。救急情報データベースシステム通信料の予算の計上につきましては、総務省消防庁への救急年報報告及び救急活動記録票、事後検証表などの作成や日々発生した事案をデータベース化し、そのデータによる検索や集計表を出力することが可能な救急統計ソフトウエアの通信料でございます。また、タブレット型情報端末につきましては、本組合の全救急車23台にとねっとのデータを検索できるタブレット端末を積載し、救急活動時、必要な患者の病名や薬の処方などを素早く参照でき、適切な措置と救急搬送の迅速化に活用しております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 森山議員の質疑にご答弁申し上げます。私からは、2番目と4番目の質疑に答弁させていただきます。
  庁舎維持管理事業の工事請負費の内容についてでございます。初めに、久喜消防署庁舎につきましては3件を予定しております。1件目は、久喜消防署にあります鉄骨製の訓練塔の改修でございます。訓練塔の側面に固定してある降下用、訓練用のパネル交換及び塗装を行うものでございます。2件目は、鷲宮分署敷地の改修工事でございまして、庁舎玄関前のインターロッキングが地盤沈下により段差が生じているため改修をするものでございます。3件目は、菖蒲分署庁舎の防水工事でございます。昭和55年の建設後、経年変化による老朽化により、雨漏りが生じていることから、屋上及び外壁サッシ回りの防水工事を行うものでございます。
  次に、加須消防署の改修工事でございますが、2件ございまして、1件目は加須消防署騎西分署車庫前のU字溝改修工事でございます。地盤沈下により車庫前の土間コンクリートが全体的に損壊していることから改修を行うものでございます。2件目は、北川辺分署の非常用発電機更新工事でございます。平成2年に導入した非常用発電機につきまして老朽化が著しいことから更新を行うものでございます。
  次に、白岡消防署の改修工事でございますが、仮眠室の改修工事でございます。空調設備の故障に伴う交換及びパーティションの設置工事等でございます。
  以上が、各消防庁舎の改修工事の概要でございます。
  続きまして、4番目でございます。新消防署庁舎移設整備事業の概要とスケジュールにつきましてご答弁申し上げます。加須消防署の新庁舎につきましては、今年度加須市において執行している事業でございます。建設場所につきましては、加須市北小浜地内で、加須市の防災センター機能を持たせた加須消防署と公民館との複合施設でございます。加須市に確認いたしましたところ、建設工事に係る履行期限は平成26年1月31日とのことでございます。新庁舎が竣工しましたら、加須市大門町にございます、現在の庁舎に設置してあります設備を新庁舎へ移転するものでございます。移転する主な設備でございますが、災害用品の備蓄倉庫、訓練用資機材、冷蔵庫や洗濯機等の家電製品、鉄製ラックや複写機等の事務用機器などでございます。細かいものにつきましては、職員で移動を行いますが、大型、あるいは重量のある設備、それから移設後に固定、あるいは調整の必要がある設備につきまして業者へ業務委託するものでございます。スケジュールでございますが、来年の2月ごろの移設を予定しているとのことでございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 石井次長。
          〔次長兼指令課長 石井秀典君登壇〕
次長兼指令課長(石井秀典君) 森山議員の質疑5、消防救急無線のデジタル化に要する費用は、本年度の分も含め、総額でどのくらいかかるかと見込んでいるのでしょうか。また、デジタル化に要する費用のうち、国や県から財政支援で賄える分はどの程度見ているのでしょうかについてご答弁申し上げます。
  議員ご承知のとおり、災害時消防活動上、重要な情報伝達手段として無線がございます。これまではアナログ無線により運用されてきましたが、電波法関係審査基準の改正により、平成28年5月31日までしか使うことができなくなり、デジタル化無線へ変更しなければならなくなったものでございます。無線のデジタル化整備事業費は、設計と整備を合わせて約7億円程度かかると見込んでございます。財源措置につきましては、国庫補助金、防災対策事業債、緊急防災・減災事業債等を考えておりますが、できるだけ有利な財源を総合的に判断してまいります。
  なお、財源の選択につきましては、構成市町の財政担当者会議を開催し、決定してまいりたいと考えてございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 石井消防課長。
          〔消防課長 石井喜三雄君登壇〕
消防課長(石井喜三雄君) 森山議員質疑のうち、私からは消防課所管事務について順次ご答弁させていただきます。
  初めに、久喜市と宮代町の非常備消防費には街角消火器管理事業費が計上されていますが、同事業への取り組み状況などは、それぞれの市町においてどうなっているのかについてでございますが、埼玉東部消防組合が管理する街角消火器は、旧久喜地区消防組合、久喜市と宮代町でございます。それと、幸手市に設置されております。設置数についてですが、平成25年4月1日現在で1,128基でございます。構成市町別では久喜市が866基、宮代町が260基、幸手市が2基でございます。
  街角消火器管理事業費につきましてですが、近年発生している老朽化消火器の破裂事故を受け、平成22年12月22日、消火器の技術上の規格を定める省令の一部を改正する省令などが公布され、消火器の規格の改正については平成23年1月1日施行、消火器の点検項目の改正については平成23年4月1日に施行されました。改正内容は、消火器の標準的な使用期限や廃棄時の連絡先など、安全上の注意事項などについて表示義務がつけられているとともに、消火器の定期点検において耐圧性試験を導入するなどが改正されました。改正省令などについては、防火対象物に設置される、いわゆる消防法令による設置を義務づけられた消火器であり、一般家庭用の消火器や街角消火器については、新規格への適合及び耐圧点検等の義務はありません。
  しかしながら、消防は事業所などに対して指導する立場にあり、万が一、住民が製造の古い街角消火器を使用して破裂による受傷事故などが発生した場合、消防組合の責任問題にもなりかねません。このことから、久喜市、宮代町に設置されております街角消火器につきまして、平成24年度から3カ年計画による更新整備計画を策定いたしました。更新を3カ年計画とした理由でございますが、1つ目として、製造後10年を経過した消火器を設置している場合は、特例として平成26年3月31日までの間、耐圧試験を実施しなければならないこと、その後継続的に3年ごとの耐圧試験を実施しなければならないため、多額の費用を要すること、2つ目として、製造から10年以上経過した消火器が多く、一度の更新では多額の費用を要すること、3つ目として、新規格の消火器に更新すれば10年後まで耐圧試験が不要になること、4つ目として、大量発注であれば1本当たりの単価が安価と見込まれること、以上のことから、現保有数の耐圧試験を実施した場合に比べ、更新した場合、10年間の維持経費が不要となるため、経済的であり、費用対効果が期待できるものです。平成24年度は306本購入し、平成25年度は338本の購入を予定しております。
  なお、幸手市の2本につきましては、来年度以降に更新を予定しているとのことです。
  次に、同事業に対する予算措置の取り扱いについて、4市2町間でどのような調整が図られたかについてでございますが、現況で街角消火器を設置している各市町は今後も継続管理を必要とするため、設置市町において維持管理に関する費用を負担し、その市町を管轄する消防署が定期的に点検を実施して維持管理に努めているものでございます。また、加須市、白岡市につきましては、盗難などの危険もあることから、設置は検討していないとのことでございました。
  なお、杉戸町につきましては、以前は設置しておりましたが、平成18年に全て廃止しております。
  以上でございます。





    ◎会議時間の延長
議長(鎌田勝義君) 質疑の途中でありますが、ここでお諮りいたします。
  埼玉東部消防組合議会会議規則第9条第2項の規定によりまして、本日の日程が全部終了するまで時間の延長をしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) ご異議なしと認めます。
  よって、本日の日程が全部終了するまで時間を延長いたします。

                                              

議長(鎌田勝義君) 森山議員。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) 1点だけ再質疑させていただきます。
  12、13ページになりますが、救急業務受託事業収入についてであります。この予算計上額349万3,000円というのは、前々年度の実績に基づいて積算されているというようなお話でしたが、積算の内訳の中で、出動件数というものもございました。そこで、前々年度の出動件数、出動実績はどの程度であったのか、掌握しているのであればお答えをいただきたいと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 森山議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  本間救急課長。
          〔救急課長 本間哲也君登壇〕
救急課長(本間哲也君) 森山議員からの再質疑に対してお答えいたします。
  東北道路の前年度、前々年度の出場件数ですが、平成23年度につきましては、久喜地区消防組合23件、加須市消防本部19件でございます。平成24年度の救急出場件数につきましては、久喜地区消防組合41件、加須市消防本部24件となっております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で森山議員の質疑を打ち切ります。
  次に、小島和夫議員の質疑をお受けいたします。ご登壇願います。
          〔8番 小島和夫君登壇〕
8番(小島和夫君) 8番、小島でございます。議案第6号 平成25年度埼玉東部消防組合一般会計予算についてお伺いします。
  まず、1点目、11ページです。特別負担金の中で久喜市、白岡市は公債費負担金と消防緊急通信指令システム整備が合計で計上されていますが、なぜ仕分けしていないか、お伺いします。
  続いて、2点目、31ページです。救急救命の体制の確立は現在できているのか。これはなぜこの質疑をするのかというと、先般、久喜市の男性が救急搬送で36回にわたって断られて死亡したと。そういうことなので、今現在どうなっているのか、お伺いしたいと思います。
  続いて、ア、救急救命士養成研修負担金542万円の内容についてお伺いします。
  続いて、イ、救急救命士特別教育等負担金61万8,000円についてお伺いします。
  続いて、3点目、33ページです。旅費の16万円の内容についてお伺いします。
  続いて、4点目、50ページです。地方債の前前年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書の中から、旧久喜地区消防組合の地方債が含まれていますが、今後は4市2町の負担金の中から返済していくのか、お伺いします。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 小島議員の質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 小島議員の質疑にご答弁申し上げます。私からは質疑の1点目と4点目につきまして答弁させていただきます。
  1点目の関係でございますが、組合負担金につきましては、負担金の使途によりまして常備分、非常備分、そして特別負担金に区分しております。常備分につきましては、職員の人件費や消防活動に要する経費など組合構成市町から共通してご負担いただく経費分を、また非常備分につきましては防火団体や街角消火器など地域の実情に応じて執行する直接経費分を非常備分としており、それ以外の特殊事情による経費分を特別負担金として区分し、ご負担いただいているものでございます。久喜市及び宮代町の公債費償還金に係る経費、消防緊急通信指令システム整備に係る経費、それから旧久喜地区消防組合の事務承継に係る経費につきましては、特殊事情によるものでございますので、一括して特別負担金に計上させていただいたものでございます。
  続きまして、4点目の地方債の返済の関係でございます。地方債の債務につきましては、消防広域化第7ブロック広域消防運営計画におきまして、「広域化前の消防施設整備に係る地方債等の債務については、当該市町が負担する」とされております。このことから旧久喜地区消防組合において起債しました地方債の元利償還金につきましては、4市2町で負担するのではなく、償還が終了するまで久喜市及び宮代町においてご負担いただくものでございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 本間救急課長。
          〔救急課長 本間哲也君登壇〕
救急課長(本間哲也君) 私のほうからは、小島議員からご質疑のA、救急救命体制の確立はできているのか。アの救急救命士養成研修負担金542万円の内容について、イの救急救命士特別教育等負担金61万8,000円の内容についてご答弁させていただきます。
  最初に、救急救命体制の確立はできているのかについてですが、現在組合管内におきましては、済生会栗橋病院を初めとする埼玉県東部2次医療機関の輪番病院であります10施設の医療機関及び地域メディカルコントロール協議会の基幹病院であります獨協医科大学越谷病院並びにBANDOメディカルコントロール協議会の基幹病院であります茨城西南医療センター病院、この2つの救命センターを中心に救急体制を整えているところでございます。また、組合構成市町内にある救急病院とも救急救命士の再教育の病院実習をお願いし、救急救命士と医療機関との顔の見える関係を構築しながら連携を図っているところでございます。しかしながら、本年1月に発生した収容照会数36回にも及ぶ救急事案につきましては、さらなる医療機関との連携強化を図ることで再発防止に努めてまいりたいと考えております。
  なお、5月20日現在、重症以上の傷病者に対する受け入れ照会数10回以上の搬送困難症例は発生しておりません。
  次に、救急救命士養成研修負担金542万円でございますが、本組合の救急救命士数は105名となっております。救急車1台に必ず1名以上の救急救命士を搭乗させることとしており、現在本組合の救急救命士養成計画に基づき行っているところでございます。今年度につきましては、東京研修所に1名、埼玉養成所に2名、計3名を派遣するためにかかる負担金でございます。
  3点目の救急救命士特別教育負担金61万8,000円でございますが、平成16年7月から救急救命士による気管挿管、平成18年4月から薬剤投与が開始され、救急救命士が行う処置範囲拡大に伴う追加講習に2名及びビデオ喉頭鏡を用いた気管挿管に関する追加講習8名の教育訓練に係る負担金でございます。今後、救急業務の高度化に伴いまして、救急現場における救急救命士の果たす役割は、ますます重要性を増すことを踏まえ、引き続き救急救命士の養成及び能力の向上には積極的に取り組んでまいります。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 橋本予防課長。
          〔予防課長 橋本 晃君登壇〕
予防課長(橋本 晃君) 小島議員の3番目の質疑に対しましてご答弁申し上げます。
  一般会計予算書33ページの旅費16万円の内訳でございますが、こちらは常備消防費、火災調査業務管理事業の旅費に関する経費でございます。主な内容でございますが、電気製品や燃焼機器等からの火災原因が考えられる場合、その出火原因を究明するため、国の機関であります消防研究センターへ依頼し、メーカー、そして消防、それから消防研究センターの3者で合同で鑑識や鑑定を行うための出張旅費でございます。そのほかの旅費としましては、火災調査技術の向上を図るための火災調査技術会議への出張旅費等が計上されてございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 本間救急課長。
          〔救急課長 本間哲也君登壇〕
救急課長(本間哲也君) 先ほど答弁いたしました救急救命士特別教育等負担金「61万8,000円」と答弁いたしましたが、「65万8,000円」と訂正させていただきます。失礼いたしました。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員。
          〔8番 小島和夫君登壇〕
8番(小島和夫君) まず、1点目の特別負担金ですね、これは我々が見ても公債費の分が、償還金がどれくらい、幾らの金額なのか。それと、消防緊急通信指令システム、これは当然ほかのところは、幸手市を見ても特別負担金の中で消防緊急通信指令システム23万5,000円となっているのですよ。だから、我々が見てわかりやすいような、こういう会計でなくては明朗会計とは言わないのではないですか。そこはどうなのか、ちょっとわからないのですよ。わかりやすく書いて、初めてそこで判断できるわけですから。その点はどういうふうに考えているのか、ちょっとお伺いします。
  それと、救急救命体制ですね、先般、先ほど言われた36回にわたってと。これは市民が今一番不安がっている問題だと思います。そこの中で2次医療、3次医療は、ここにないですよね。今やっているのが茨城西南医療センター病院と久喜市の、ではない、済生会栗橋病院、これは3次だけれども、まだ途中なのですね、先生がいないということで。そういう中でどうやって、病院との協定書というのはつくっていくのですか。そうなると、なくなるわけですよね、こういう体制の中では。その点、しっかりとした協定書をつくったほうがいいのではないですか、病院との。これは管理者に、どのような体制の中で病院とタイアップしていくのか、お伺いしたいと思います。
  それと、救急救命士養成研修負担金、先ほど105名という中で、これは救急救命士を育てるために542万円、3名の方、これで救急救命士の資格が取れるわけですね、試験を受けるかもしれないが、これは105名で4市2町は十分に間に合うのですか。ですから、私なんか言うのは、もっともっと、どんどん資格を取らせて、救急救命士をつくっていったほうがいいのだと思うのですよ、先ほどの職員の定員適正化計画云々というよりはね。市民の生命と財産を守るのですから、当然そういう中で、交代制があるので、義務づけられていないのですよね、消防自動車の中に救急救命士を1名置くと、それは要望であって義務とはなっていないわけですよ。そこの確立をどうするのか。そうすれば当然埼玉東部消防組合の中では、必ず救急救命士が乗っかっていると。乗らない要素だってあるわけですよ、交代制ですから。そういうときに大きな事故があるから、私は義務づけたほうがいいのではないかと思っています。その点についてお伺いしたいと思います。
  それと、火災調査活動費、これは確かに鑑識とか、鑑定する。だけれども、こういう調査も当然資格があると思うのですね。国とかなんかお願いしてやる。そうではなくて、ここの埼玉東部消防組合の中で、金かけてもいいから資格を取らせて、職員が1人や2人、調査したほうが、よりレベルアップすると思うのですけれども、その点どうなのか、お伺いしたいと思います。
  それと、最後、これは建物とか、地方債の償還金の返済は現行の市町が負担するということになっています。けれども、これがわからないのは、建物と土地の部分なのか、機材とかなんかという、承継費はここへ出ていますよね、6,759万5,000円、34ページに。そういうのはいいのですよ、埼玉東部消防組合の。ですから、ここの裏へ載っかっている、残り4億円、これが実際建物の中で、この償還金が全部4億円というのは旧久喜地区消防組合の中から、この4億円はちゃんと払っていくのか。それと、ここには機械とか、消防自動車とか、そういうのはどういうふうになっているのか、わからないではないですか、中身が。ただ、起債が4億円残っていますよというだけで。そういう部分は、当然承継していくのには、救急自動車とか、それは承継していくのですから。その点がはっきりわからないので、ご答弁、よろしくお願いします。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 小島議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 小島議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  特別負担金につきましては、先ほどご説明したとおり、常備分、非常備分以外につきまして、一括して計上させていただいたものでございます。予算書上におきましては、特別負担金の内訳を記載すべきではないかというご質疑でございますが、こちらにつきましては地方自治法第211条第2項におきまして、「予算を議会に提出するときは、政令で定める予算に関する説明書をあわせて提出しなければならない」と規定されております。また、同法の施行令第144条では、予算に関する説明書の種類を定めるとともに、これらの書類の様式は総務省令で定める様式を基準としなければならないと規定されております。総務省令で定める様式では、予算に関する説明書である歳入歳出予算事項別明細書等には款項目別の支出額に対する財源内訳を記載する欄が設けられており、またこの財源内訳は特定財源と一般財源に区分され、特定財源をさらに国支出金、それから地方債及びその他に区分されております。これらのことから、一般財源である負担金の詳細を充当先ごとに記載することとした場合、予算書自体が複雑でわかりにくくなること、また特別負担金のみ内訳を記載するのも予算書作成上好ましくないことから、このような記載内容とさせていただいたものでございます。
  それから、予算書の最後のページのほうの地方債の内訳、内容ということでございますけれども、こちらの旧久喜地区消防組合の残債分につきましては、繰り返しの答弁になりますけれども、久喜市と宮代町が完済するまで支払いを行うものでございます。中身でございますが、内訳は、この中には記載してございませんけれども、今残っている地方債につきましては、現在の鷲宮分署の建設工事にかかりました地方債分、それから消防車両等、それから防火水槽、こういったものが起債されておりまして、それらの残債分が記載されているものでございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 本間救急課長。
          〔救急課長 本間哲也君登壇〕
救急課長(本間哲也君) 小島議員からの再質疑に対しましてお答えします。
  病院との協定書という件でございますが、これはなかなか難しいものがありまして、どこの消防署でも結んでいるものはありませんので、その辺は詳細をまた調べまして検討してみたいと思っております。
  次に、救急救命士の養成の関係ですが、先ほどお話ししました埼玉養成所、東京研修所に救急救命士養成で派遣しておりますが、学校のほうの割り当て、それもありまして、なかなか多数の者を派遣できる状態ではありません。
  なお、埼玉東部消防組合としては、まず最初に救急車に救急救命士を2名常時搭乗させるという計画に基づいて派遣要請をしていきたいと考えております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 橋本予防課長。
          〔予防課長 橋本 晃君登壇〕
予防課長(橋本 晃君) 小島議員からの再質疑についてお答え申し上げます。
  火災調査についての専門の資格者が必要ではないのかというご質疑であったわけでございますけれども、火災調査に対しての資格というものは、現在のところございません。ただ、教育機関といたしまして、消防大学校の火災調査課程、それから埼玉県消防学校に同じく火災調査のための専門教育、こういう教育機関に職員を派遣しまして、火災調査技術のレベルアップを図っております。
  なお、今回の旅費の算定されております16万円、これは国の機関でございます消防研究センター、こちらは製品火災、今は製品火災が非常に多くなっておりまして、これについて専門的な分析機器、例えば電子顕微鏡とか、デジタルマイクロスコープとか、こういったような専門の機器が、そういう機関に行かないとございません。各消防署には、そういう機器がございませんので、どうしてもそういうところに職員を派遣しまして、合同で原因の調査をやってくると、そのための旅費ということで、ご理解願いたいと思います。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 小島議員。
          〔8番 小島和夫君登壇〕
8番(小島和夫君) 先ほど救急救命士が105名、救急車23台、ですから私が言っているのは、交代制ですよね、これは。その105名の方が4市2町の中に、その救急救命士の中でやっているのか。だから、4市2町の中で、どのような105名、これからどんどんふえていって、救急救命士を育てていただきたいと思っているのですけれども、この4市2町の中で、今後ですよ、救急救命士、常に交代制の中で、どのような組織をつくって、いつも救急車の中に2名の救急救命士を置くのか、それをちょっと具体的に、どのような形の中で、そういう体制を整えていくのか、お願いしたいと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 小島議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  本間救急課長。
          〔救急課長 本間哲也君登壇〕
救急課長(本間哲也君) 小島議員からの再々質疑についてご答弁いたします。
  先ほど申しましたが、埼玉東部消防組合は3交代制をとっておりまして、救急車には救急救命士が常時1名ないし2名搭乗しております。救急救命士搭乗は100%を目指しておりますが、救急救命士の病院研修、再教育等で救急救命士が不在になることもありますが、4月、5月中におきましては、救急救命士、救急車に1名は搭乗しております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で小島和夫議員の質疑を打ち切ります。
  次に、江原浩之議員の質疑をお受けいたします。ご登壇願います。
          〔10番 江原浩之君登壇〕
10番(江原浩之君) 10番、江原でございます。議案第6号 平成25年度埼玉東部消防組合一般会計予算について1点質疑をいたします。
  昨年、私、白岡市総務常任委員会で久喜消防署の指令室を視察させていただきました。そのとき消防緊急通信指令台が10万人に対して1台の割合で4台の指令台がありまして、そのほか消防緊急通信指令システムが今現在運用されておると思うのですが、高機能消防指令センターの整備、こちらを今現在の4台プラス指令台を2基とか増設、また指令室を増築して整備するのか。また、システムを新規に整備するのか、その整備の方向性についてをお伺いします。
  また、デジタル化ですね、こちらのほうの一元化に向けての、デジタル化のスケジュールについてお伺いいたします。
議長(鎌田勝義君) 江原議員の質疑に対する答弁を求めます。
  石井次長。
          〔次長兼指令課長 石井秀典君登壇〕
次長兼指令課長(石井秀典君) 江原議員の高機能消防指令センターの整備の方向性はというふうなことにつきましてご答弁申し上げたいと思います。
  初めに、指令台につきましては、新規更新で計画をしてございます。今後の移行計画でございますが、平成23年3月30日の第7回消防広域化第7ブロック協議会において指令センターの位置、デジタル化整備及び指令センターの一元化が協議され、旧久喜地区消防組合に指令センターを設置することが決まり、平成23年度に電波伝搬調査を実施、平成25年度に基本設計を実施予定しております。その後、平成26年度、基地局無線の整備、移動局無線等の整備を行いまして、平成27年度に本格運用開始を予定しているところでございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 江原議員。
          〔10番 江原浩之君登壇〕
10番(江原浩之君) ご答弁いただきまして、デジタル化のスケジュールについて了解しましたが、組合消防となりましたが、ご承知のとおり今現在は各署において119番を受信しているところでございまして、一日も早くデジタル化、指令室一元化を図っていただきたい。それが組合になった、真の組合消防となることと存じますが、ご尽力賜りたいと思いますが、いかがでしょうか。
議長(鎌田勝義君) 江原議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  石井次長。
          〔次長兼指令課長 石井秀典君登壇〕
次長兼指令課長(石井秀典君) 江原議員の再質疑にお答えいたします。
  高機能消防指令センター、デジタル化及び指令センターの一元化ですね、これにつきましては当埼玉東部消防組合、広域化のメリットの一つとして私は捉えております。組合として組合管内の住民の安全、安心が早期に構築できますよう精いっぱい努力させていただきたいと存じております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で江原浩之議員の質疑を打ち切ります。
  これをもって議案第6号の質疑を打ち切ります。
  次に、議案第7号から議案第11号までは、通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
  以上をもって上程された管理者提出議案の質疑を終結いたします。
  ここで、暫時休憩いたします。

          休憩 午後 5時04分

          再開 午後 5時04分

議長(鎌田勝義君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。





    ◎討論・採決
議長(鎌田勝義君) 日程第17、これより討論、採決に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第1号 専決処分の承認を求めることについて承認することにご賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は承認することに決定いたしました。
  議案第2号 専決処分の承認を求めることについて承認することにご賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は承認することに決定いたしました。
  議案第3号 専決処分の承認を求めることについて承認することにご賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は承認することに決定いたしました。
  議案第4号 専決処分の承認を求めることについて承認することにご賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は承認することに決定いたしました。
  議案第5号 専決処分の承認を求めることについて承認することにご賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は承認することに決定いたしました。
  議案第6号 平成25年度埼玉東部消防組合一般会計予算について原案にご賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は原案どおり可決いたしました。
  次に、議案第7号については討論を省略し、直ちに採決に入ります。
  議案第7号 埼玉東部消防組合監査委員の選任について、これに同意することに賛成の方はご起立をお願いいたします。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は同意することに決定いたしました。
  ここで、暫時休憩いたします。

          休憩 午後 5時06分

          再開 午後 5時06分

議長(鎌田勝義君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。
  議案第8号について、直ちに採決に入ります。
  議案第8号 埼玉東部消防組合監査委員の選任について、これに同意することに賛成の方はご起立をお願いいたします。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は同意することに決定いたしました。
  ここで、暫時休憩いたします。

          休憩 午後 5時07分

          再開 午後 5時07分

議長(鎌田勝義君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。





    ◎監査委員就任の挨拶
議長(鎌田勝義君) ただいま選任されました合川泰治議員が議場におられますので、就任のご挨拶をお願いいたします。
          〔監査委員 合川泰治君登壇〕
監査委員(合川泰治君) 合川でございます。ただいま監査委員に承認いただきまして、まことにありがとうございます。
  就任に当たりましては、皆様のお力添えをいただきながら、誠心誠意その職責を全うしてまいりたいと考えておりますので、皆様のご協力をいただくとともに、重ねて御礼申し上げまして、ご挨拶にかえさせていただきます。ありがとうございました。
議長(鎌田勝義君) ありがとうございました。

                                              

議長(鎌田勝義君) 次に、議案第9号について、直ちに採決に入ります。
  議案第9号 埼玉東部消防組合公平委員会委員の選任について、これに同意することに賛成の方はご起立をお願いいたします。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は同意することに決定いたしました。
  次に、議案第10号について、直ちに採決に入ります。
  議案第10号 埼玉東部消防組合公平委員会委員の選任について、これに同意することに賛成の方はご起立をお願いいたします。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は同意することに決定いたしました。
  次に、議案第11号について、直ちに採決に入ります。
  議案第11号 埼玉東部消防組合公平委員会委員の選任について、これに同意することに賛成の方はご起立をお願いいたします。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は同意することに決定いたしました。
  以上で管理者提出議案の討論、採決は全て終了いたしました。





    ◎閉会中の継続審査の件
議長(鎌田勝義君) 日程第18、閉会中の継続審査についてお諮りいたします。
  次回会議の日程等については、議会運営委員会委員長から閉会中の継続審査としたい旨、申し出がありましたので、閉会中の継続審査として議会運営委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) ご異議なしと認めます。
  よって、次回会議の日程等について、閉会中の継続審査として議会運営委員会に付託することに決定いたしました。
  以上で本臨時会の日程は全て終了いたしました。





    ◎議長挨拶
議長(鎌田勝義君) 議員の皆様には、重要案件について慎重なるご審議をいただき、ありがとうございました。心から厚く御礼を申し上げます。





    ◎管理者挨拶
議長(鎌田勝義君) 管理者のご挨拶をお願いいたします。
          〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 第1回臨時会にご提案申し上げました議案第1号ないし議案第11号につきましては、慎重ご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。御礼申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。





    ◎閉会の宣告
議長(鎌田勝義君) これをもちまして、平成25年埼玉東部消防組合議会第1回臨時会を閉議・閉会といたします。
          閉会 午後 5時11分