〇 招  集  告  示

埼玉東部消防組合告示第25号

 埼玉東部消防組合議会第2回臨時会を下記により招集する。

  平成25年7月17日


                            埼玉東部消防組合   
                            管理者 田 中 暄 二


                       記

 1 期  日  平成25年7月24日

 2 場  所  埼玉東部消防組合議場

 3 付議事件
 (1)専決処分の承認を求めることについて                           
 (2)専決処分の承認を求めることについて                           
 (3)平成25年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第1号)について             
 (4)埼玉東部消防組合職員の給与の臨時特例に関する条例                    
 (5)財産の取得について                                   
 (6)財産の取得について                                   

          〇 応 招 ・ 不 応 招 議 員

応招議員(14名)                                      
     1番   梅  山  昌  弘  君      2番   福  島  正  夫  君
     3番   鎌  田  勝  義  君      4番   石  川  忠  義  君
     5番   松  村  茂  夫  君      6番   岸     輝  美  君
     7番   宮  杉  勝  男  君      8番   小  島  和  夫  君
     9番   藤  井  栄 一 郎  君     10番   江  原  浩  之  君
    11番   合  川  泰  治  君     12番   島  村     勉  君
    13番   宮  田  利  雄  君     14番   森  山  哲  夫  君

不応招議員(なし)                                      

        平成25年埼玉東部消防組合議会第2回臨時会 第1日

平成25年7月24日(水曜日)
 議事日程 (第1号)

 1 開  会                                         
 2 開  議                                         
 3 会議録署名議員の指名                                   
 4 会期の決定                                        
 5 管理者提出議案の上程(議案第12号〜議案第17号)                    
 6 管理者提出議案の提案理由の説明                              
 7 管理者提出議案に対する質疑                                
 8 討論・採決                                        
 9 閉会中の継続審査                                     
10 議長挨拶                                         
11 管理者挨拶                                        
12 閉  議                                         
13 閉  会                                         


午前10時00分開会
 出席議員(14名)
     1番   梅  山  昌  弘  君      2番   福  島  正  夫  君
     3番   鎌  田  勝  義  君      4番   石  川  忠  義  君
     5番   松  村  茂  夫  君      6番   岸     輝  美  君
     7番   宮  杉  勝  男  君      8番   小  島  和  夫  君
     9番   藤  井  栄 一 郎  君     10番   江  原  浩  之  君
    11番   合  川  泰  治  君     12番   島  村     勉  君
    13番   宮  田  利  雄  君     14番   森  山  哲  夫  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した者
     管 理 者   田  中  暄  二  君
     副管理者   大  橋  良  一  君
     副管理者   渡  辺  邦  夫  君
     副管理者   小  島     卓  君
     副管理者   庄  司  博  光  君
     副管理者   古  谷  松  雄  君

     会  計   橋  本     勉  君
     管 理 者

 管理者事務部局職員
     消防局長   内  田  正  夫  君
     次  長   柏  浦  正  人  君

     次 長 兼   島  村  健  一  君
     総務課長                

     消防課長   石  井  喜 三 雄  君
     救急課長   本  間  哲  也  君
     予防課長   橋  本     晃  君

     次 長 兼   石  井  秀  典  君
     指令課長                

     次 長 兼   増  田  敬  三  君
     久  喜   
     消防署長                

     次 長 兼   大  塚  芳  夫  君
     加  須   
     消防署長                

     参 事 兼   松  島  政  雄  君
     幸  手   
     消防署長                

     参 事 兼   田  口     昇  君
     白  岡   
     消防署長                

     参 事 兼   森  田  靖  夫  君
     杉  戸   
     消防署長                

     参 事 兼   吉  住  一  夫  君
     宮  代   
     消防署長                


 議会担当職員                 
     書 記 長   浜  田     博   
     書  記   金  子  芳  之   







    ◎開会の宣告                             (午前10時04分)
議長(鎌田勝義君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより平成25年埼玉東部消防組合議会第2回臨時会を開会いたします。





    ◎開議の宣告
議長(鎌田勝義君) これより直ちに本日の会議を開きます。
  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。





    ◎会議録署名議員の指名
議長(鎌田勝義君) 日程第3、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
   議席番号4番  石  川  忠  義  議員
   議席番号5番  松  村  茂  夫  議員
  このご両名を指名いたします。





    ◎会期の決定
議長(鎌田勝義君) 日程第4、会期の決定を議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  松村茂夫委員長。
          〔議会運営委員長 松村茂夫君登壇〕
議会運営委員長(松村茂夫君) おはようございます。議会運営委員会を開催いたしましたので、その概要についてご報告を申し上げます。
  去る7月12日金曜日午後2時から本第2回臨時会につきまして、鎌田議長、宮杉副議長のご出席をいただき、委員全員の出席のもと、議会運営委員会を開催いたしました。
  本臨時会に提出されます議案は、管理者提出議案6件でございます。
  内容といたしましては、専決処分の承認が2件、補正予算が1件、条例が1件、財産の取得が2件でございます。
  会期につきましては、管理者提出議案が6件でございますので、お手元に配付の会期日程表のとおり、本日1日と決定いたしました。
  以上でございます。終わります。
議長(鎌田勝義君) お諮りいたします。
  委員長の報告どおり、開催日及び会期は、本日7月24日の1日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) ご異議なしと認めます。
  よって、そのように決定いたします。





    ◎管理者提出議案の上程
議長(鎌田勝義君) 日程第5、これより管理者提出議案、議案第12号から議案第17号までを一括上程し、議題といたします。





    ◎管理者提出議案の提案理由の説明
議長(鎌田勝義君) 日程第6、管理者提出議案の提案理由の説明を求めます。
  田中管理者。
          〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) おはようございます。本日、平成25年埼玉東部消防組合議会第2回臨時会を招集申し上げましたところ、議員の皆様には、ご健勝にてご参会を賜り、提案いたしました各議案につきまして、ご審議いただきますことを厚く御礼申し上げます。
  先ほど副管理者でございます、古谷杉戸町長からご挨拶がございましたが、古谷杉戸町長におかれましては、さきの杉戸町長選挙により、再選の栄に浴されたわけでございます。まことにおめでとうございます。改めまして、心よりお祝いを申し上げます。
  私は、消防組合を預かる管理者といたしまして、今後とも市長、町長が手を携え、46万人余の住民の皆様が、安心して暮らせる消防体制構築・維持のため、全身全霊をもって消防行政に邁進する所存でございますので、議員の皆様方のご支援、ご協力、ご理解を改めまして心よりお願い申し上げる次第でございます。
  さて、消防広域化後4カ月が経過しようとしているところでございますが、この間、一つの災害に対する出動部隊の増強、あるいは署所間相互を補完する出動体制を確保したことによりまして、最小限の被害にとどめることができていると確信しているところでございます。
  私ども正副管理者は、消防の広域化によるスケールメリット、規模の利益を生かし、中・長期的な視点での効率的な消防行政運営を行っていく所存でございますので、議員並びに管内46万人余の住民の皆様のご理解、ご協力を賜りたいと存じます。
  なお、来る7月29日の月曜日午前10時から久喜総合文化会館におきまして、埼玉東部消防組合設立記念式典を挙行いたします。
  議員の皆様には、既にご案内を申し上げているところでございますけれども、消防広域化にご尽力賜りました約300名強の方々をご招待申し上げているところでございまして、議員の皆様におかれましても、ぜひご臨席を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。
  それでは、本臨時会にご提案申し上げております議案第12号ないし議案第17号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
  それでは、議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。まず、議案第12号 専決処分の承認を求めることについてでございます。提案理由でございますが、自動車事故による損害賠償について緊急に額を定める必要が生じ、専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出するものでございます。
  次に、議案書3ページでございます。議案第13号 専決処分の承認を求めることについてでございます。提案理由でございますが、自動車事故による損害賠償について緊急に額を定める必要が生じ、専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出するものでございます。
  次に、議案書5ページでございます。議案第14号 平成25年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第1号)についてでございます。平成25年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第1号)を別冊のとおり提出するということでございます。
  別冊の補正予算書1ページをお開きいただきたいと存じます。今回の補正予算の内容でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ227万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ63億7,794万6,000円に改めたいという内容でございます。
  次に、議案書の6ページでございます。議案第15号 埼玉東部消防組合職員の給与の臨時特例に関する条例でございます。提案理由でございますが、平成25年8月から平成26年3月までの間、職員の給与を減額したいので、この案を提出するものでございます。
  次に、議案書の9ページをごらんいただきたいと存じます。議案第16号 財産の取得についてでございます。提案理由でございますが、水槽付消防ポンプ自動車を取得したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、この案を提出するものでございます。
  次に、議案書の10ページをごらんいただきたいと存じます。議案第17号 財産の取得についてでございます。提案理由でございますが、消防ポンプ自動車を取得したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、この案を提出するものでございます。
  以上が、今臨時会にご提案申し上げております議案第12号ないし議案第17号までの提案理由でございます。
  詳細につきましては、担当者より補足説明を申し上げますので、慎重ご審議をいただき、速やかにご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
  どうぞよろしくお願い申し上げます。
議長(鎌田勝義君) 次に、議案第12号から議案第17号までの補足説明を求めます。
  内田消防局長。
          〔消防局長 内田正夫君登壇〕
消防局長(内田正夫君) それでは、各議案につきまして、順次補足説明を申し上げます。
  議案書1ページをお開きいただきたいと存じます。議案第12号 専決処分の承認を求めることについてでございます。自動車事故によります損害賠償の額を定めることにつきまして専決処分をいたしましたので、その承認を求めるものでございます。
  議案書の2ページが専決処分書でございます。損害賠償の額は3万1,500円でございまして、相手方はさいたま市浦和区高砂三丁目15番1号、埼玉県公安委員会でございます。
  本件事故の概要でございますが、平成25年5月27日午後零時24分ごろ、白岡市高岩地内で発生いたしました建物火災へ出動した白岡消防署の水槽付消防ポンプ自動車が、出火建物の手前約80メートルのところにございます十字路交差点を右折した際に、道路が狭隘だったために一時停止の標識板と運転席側の後部に艤装されております自衛噴霧装置とが接触をいたしまして、一時停止の標識板を破損させたものでございます。
  自動車任意保険の加入先でございます、公益社団法人全国市有物件災害共済会による示談交渉によりまして、過失割合が確定し、示談が成立いたしましたので、6月18日に専決処分をさせていただいたものでございます。
  なお、この事故による消防組合側の過失責任は100%でございまして、損害賠償額につきましては、任意保険にて対応しておりますので、消防組合としての支出はございません。
  以上が、議案第12号 専決処分の承認を求めることについてでございます。
  次に、議案第13号 専決処分の承認を求めることについてでございますが、議案書の3ページでございます。この議案につきましても、自動車事故によります損害賠償の額を定めることについて専決処分いたしましたので、その承認を求めることにつきましてお願いするものでございまして、議案書の4ページが専決処分書でございます。
  損害賠償の額でございますが、相手方が3名おられまして、甲乙丙でございますが、甲に対しましては5万8,900円、乙は4,000円、丙は2万1,357円の合計8万4,257円でございます。
  この3名の相手方でございますが、まず甲といたしまして、久喜市○○○○、○○○○さん、次に乙としまして、久喜市○○○○、○○○○さん、次に丙といたしまして、久喜市長でございます。
  この事故は、保険会社による示談交渉により過失割合が確定しまして、示談が成立いたしましたので、7月4日に専決処分をさせていただいたものでございます。
  事故の概要でございますが、平成25年1月28日午後3時30分ごろ、救急出動しておりました久喜消防署鷲宮分署の救急車が、病院から帰る途中に久喜市西大輪二丁目2番5号先の市道の十字路交差点におきまして、右から直進してきました甲、○○さんですね、が所有して運転しておりました軽自動車と衝突いたしまして、双方の車両が破損したものでございます。また、その衝突のはずみで、甲の軽自動車が乙所有、○○さんでございますが、のコンクリート塀、それから久喜市所有の道路の縁石及びカーブミラーに衝突して破損したものでございます。
  消防組合の過失割合は10%でございまして、損害賠償額につきましては、消防組合が加入する任意保険によりお支払いをしたものでございます。
  なお、救急車の修理にかかりました費用の過失責任分10%につきましては、消防組合が加入する全国市有物件災害共済会の自動車損害共済から13万7,538円が補填されているところでございます。
  以上が、議案第13号 専決処分の承認を求めることについてでございます。
  議案書の5ページをお願いしたいと思います。議案第14号 平成25年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第1号)についてでございます。
  恐れ入りますが、別冊の補正予算書、こちらでございますが、8ページ、9ページをお開きいただきたいと思います。
  まず、歳入でございますが、第6款県支出金227万9,000円でございます。これは埼玉県広域災害・救急医療情報システムへのアクセス用情報機器端末整備費補助金でございます。埼玉県議会の6月定例会におきまして補正予算が編成されまして、県内の消防本部が保有する全ての救急車及び指令室にタブレット端末を導入するための補助金が編成されたところでございます。この補助金の補助率は10分の10でございまして、補助基本額はタブレット端末1台当たり9万9,800円でございます。
  恐れ入ります。10ページ、11ページをお開きいただきたいと思います。歳出でございます。初めに、常備消防費、通信指令事業でございますが、タブレット端末の導入に伴う通信料及びタブレット端末と保護ケース等のアクセサリ取得費用で323万7,000円でございます。
  次に、予備費でございますが、歳入である県支出金と歳出予算額との差額95万8,000円を予備費から充用するものでございます。
  今回このタブレット端末の導入によりまして、現場の救急隊が埼玉県救急医療情報システムにより医療機関を検索できるようになるものでございます。また、埼玉県では今年度中にシステムを改良いたしまして、脳疾患や心臓疾患など、症状別の医療機関情報を検索できるようすることのほかに、現在この地域で運用されております「とねっと」との接続も行うということでございます。
  さらに、医療機関へ搬送した救急隊が、搬送記録をタブレット端末に入力することによりまして、ほかの救急隊が各病院への搬送状況をリアルタイムで見ることができるようになるため、搬送先の医療機関選定の時間が短縮できる効果が期待されるものでございます。
  以上が、議案第14号 平成25年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第1号)についてでございます。
  恐れ入ります。議案書にお戻りいただきたいと存じます。議案書6ページでございます。議案第15号 埼玉東部消防組合職員の給与の臨時特例に関する条例についてでございます。この条例につきましては、国が地方交付税の減額に合わせまして、本年度の地方公務員の給与削減を要請しているのを受けまして、埼玉県を初め組合を構成する市町におきましても職員給与の減額措置を講じております。そうしたことから、当消防組合職員の給与につきましても減額をお願いするものでございます。
  なお、職員手当につきましては、地域手当や時間外勤務手当など、給料に連動する手当を減額するものとし、期末手当、勤勉手当、管理職手当につきましては、構成の4市2町と同様に減額をしないというものでございます。また、この条例の施行によります給与減額の影響額でございますが、約8,600万円を見込んでいるところでございます。
  それでは、条例の概要につきまして、ご説明申し上げます。まず、第1条でございますが、特例期間におきまして給与の支給額を減額するということで、給与条例の特例を定めるというものでございます。
  次に、第2条第1項でございますが、給料月額に対しまして、それぞれ職務の級ごとに支給減額率を乗じて得た額に相当する額を減ずることとするものでございます。
  次に、第2項でございますが、第1号は地域手当の減額、第2号は休職中の職員に対して支給される給与の減額について規定しているものでございます。
  議案書の7ページでございます。次に、第3項でございますが、時間外勤務手当や休日勤務手当など、1時間当たりの給与額からの減額について規定したものでございます。
  次に、第3条は介護休暇、第4条は育児のための部分休業についてでございまして、職員が勤務をしない1時間につきまして減額する給与額について、この条例による減額後の給与をもとに減額することとするものでございます。
  次に、第5条でございますが、減ずる額に1円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てるというものでございます。
  最後に、附則でございますが、この条例は、平成25年8月1日から施行するものでございます。
  以上が、議案第15号 埼玉東部消防組合職員の給与の臨時特例に関する条例についてでございます。
  恐れ入ります。議案書の9ページをお願いいたします。議案第16号 財産の取得についてでございます。取得する財産の種類でございますが、宮代消防署に配備いたします水槽付消防ポンプ自動車で、型式は水T―B型で、数量は1台でございます。
  この水槽付消防ポンプ自動車は、火災現場到着後、すぐに放水をすることができる消防ポンプ自動車でございまして、1,500リットルの水を積載し、一刻を争う火災現場におきまして必要不可欠な車両となっているものでございます。
  現行の宮代消防署に配備されております水槽付消防ポンプ自動車は、平成10年11月に配備した車両でございまして、老朽化が著しくなっていること、それからディーゼルのNOX・PM法に該当いたしますことから、車両の更新を余儀なくされておりまして、最新の車両に更新をするというものでございます。
  次に、契約の概要についてご説明申し上げます。発注の方法でございますが、指名競争入札でございます。取得金額につきましては3,832万5,000円でございます。契約の相手方といたしましては、東京都港区西新橋三丁目25番31号、株式会社モリタ東京営業部でございます。
  別冊の参考資料、こちらの参考資料でございますが、この1ページ、2ページに売買契約書、それから3ページに取得する車両の概要を載せているものでございます。
  なお、この契約による物品の車両の納入でございますが、本契約成立後、必要な艤装を行いまして、平成26年2月10日までに消防局に納入することとなっております。
  なお、この契約でございますが、本組合議会の議決をいただくまでは仮契約といたしまして、議決をいただいた後に本契約とするというものでございます。契約の相手方は先ほど申し上げましたとおり、株式会社モリタ東京営業部でございます。
  次に、入札の状況についてご説明申し上げます。入札の指名業者は、消防組合に水槽付消防ポンプ自動車の製造として指名参加願を提出しております14の業者から、今回導入いたしますハイルーフタイプの車両艤装が可能な株式会社ナカムラ消防化学東京営業所、埼玉消防機械株式会社中央支店、長野ポンプ株式会社東京営業所、ジーエムいちはら工業株式会社東京営業所、株式会社ネイチャー、株式会社モリタ東京営業部、株式会社吉谷機械製作所の7社を指名したものでございます。入札は、平成25年6月13日に執行いたしました。
  次に、受注者の株式会社モリタにつきましてご説明申し上げます。株式会社モリタの資本金は10億円でございまして、平成23年度の売上高が236億1,000万円でございます。
  消防自動車等の納入状況でございますが、株式会社モリタとしての昨年度の実績は全国で616台、埼玉県内では43台、水槽付消防ポンプ自動車につきましては全国で92台、うち埼玉県内では2台の納入実績がございます。
  当消防組合におきましても、平成23年度に久喜消防署の救助工作車、平成24年度には加須消防署のはしご車を受注しております。
  以上が、議案第16号 財産の取得についてでございます。
  続きまして、議案書の10ページをお願いいたします。議案第17号 財産の取得についてでございます。取得する財産の種類でございますが、久喜消防署栗橋分署及び加須消防署加須南分署に配備しております消防ポンプ自動車で、型式はCD―T型、数量は2台でございます。
  現行の栗橋分署の消防ポンプ自動車は平成11年2月に、加須南分署の消防ポンプ自動車は平成12年3月に配備した車両でございまして、ともに老朽化が進んでおります。そのため、今後の火災出動、あるいは救急活動支援のための出動に支障を来すおそれがあること、また栗橋分署の車両につきましては、ディーゼルのNOX・PM法に該当いたしますことから、車両の更新を余儀なくされているものでございます。
  次に、契約の概要についてご説明を申し上げます。発注方法といたしましては、指名競争入札でございます。取得金額につきましては5,943万円でございます。契約の相手方といたしましては、さいたま市南区辻四丁目18番10号、埼玉消防機械株式会社中央支店でございます。
  先ほどの参考資料がございますが、この4ページ、5ページに売買契約書、それから6ページに車両の概要を載せているところでございます。
  なお、この契約も、先ほどの財産の取得の議案と同様に、本組合議会の議決をいただくまでは仮契約といたしまして、議決をいただいた後に本契約として効力を有するものでございます。
  続きまして、入札の状況について申し上げます。入札の指名業者は、消防組合に消防ポンプ自動車の製造として指名参加願を提出しております14の業者の中から、今回導入いたします圧縮空気泡消火システム、通称「キャフス」と言われている装置の艤装が可能な業者といたしまして、先ほどの水槽付消防ポンプ自動車における入札の指名業者と同じく株式会社ナカムラ消防化学東京営業所、埼玉消防機械株式会社中央支店、長野ポンプ株式会社東京営業所、ジーエムいちはら工業株式会社東京営業所、株式会社ネイチャー、株式会社モリタ東京営業部、株式会社吉谷機械製作所の7社を指名したところでございます。入札は、平成25年6月13日に執行いたしました。
  続きまして、受注者の埼玉消防機械株式会社についてご説明申し上げます。資本金でございますが、2,000万円でございます。平成23年度の売上高は12億5,200万円でございます。
  消防自動車等の納入状況でございますが、昨年度における消防自動車の受注数は、さいたま市、春日部市等に13台、うち消防ポンプ自動車については3台の納入実績がございます。
  当消防組合への納入実績でございますが、平成22年度に久喜消防署の指揮車、平成23年度に宮代消防署の指令車、平成24年度は久喜消防署の指揮2号車及び東分署の指令車を受注しております。
  以上が、議案第17号 財産の取得についての補足説明でございます。
  以上で議案の補足の説明を終わりにさせていただきます。よろしくご審議をお願い申し上げます。
議長(鎌田勝義君) 以上で管理者提出議案に対する補足説明を終わります。
  次に、議案に対する質疑に入るわけですが、質疑のある方は、会議規則第51条の規定により、発言通告書の提出が必要となります。既に配付してあります質疑発言通告書に質疑事項をご記入の上、ご提出願います。
  ここで、暫時休憩いたします。

          休憩 午前10時32分

          再開 午前11時12分

議長(鎌田勝義君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。





    ◎管理者提出議案に対する質疑
議長(鎌田勝義君) 日程第7、これより管理者提出議案に対する質疑をお受けいたします。
  通告順に従い、順次質疑を行います。
  議案第12号については、通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
  議案第13号については、通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
  次に、議案第14号の質疑をお受けいたします。
  森山哲夫議員の質疑をお受けいたします。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) それでは、議案第14号 平成25年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第1号)につきまして2点ほどお尋ねをいたします。
  予算書の10ページ、11ページにございます救急医療情報システム用タブレットの購入費246万3,000円計上されているわけでありますが、この購入費の内訳、積算根拠をまず明らかにしていただきたいと思います。
  また、この救急医療情報システム用タブレットの配備及び運用開始までのプロセス、手順ですね、プロセスやスケジュールについても明らかにしていただきたいと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 森山議員の質疑に対する答弁を求めます。
  石井次長。
          〔次長兼指令課長 石井秀典君登壇〕
次長兼指令課長(石井秀典君) 森山議員の質疑の@、救急医療情報システム用タブレットの購入費246万3,000円の内訳、積算根拠を明らかにしてくださいについてご答弁申し上げます。
  今回の県補助金の交付を受けるに当たり、埼玉県の補助要綱で指定されている機種のうち、iPadのCellularモデル128GBを選定し、業者から参考見積もりを徴取したところ、本体価格、税込みで8万1,396円で28台分、227万9,000円、附属品代が税込みで18万3,792円でございましたので、合計246万2,880円となり、246万3,000円を見込んだところでございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 本間救急課長。
          〔救急課長 本間哲也君登壇〕
救急課長(本間哲也君) 私のほうからは、森山議員からご質疑A、救急医療情報システム用タブレットの配備及び運用開始までのプロセス、スケジュールを明らかにしてくださいについてご答弁させていただきます。
  救急医療情報システム用タブレット端末につきましては、本年1月、久喜市内において、受け入れまでに多くの時間を要し、搬送先の病院で傷病者の死亡が確認される事案が発生いたしました。この事案を受け、県内の医療関係者や消防関係者などから成る埼玉県医療対策協議会救急医療部会が開催され、救急医療体制の改善に向けた提言がされました。その中の短期的取り組みの一つであります、救急医療情報システムの機能強化につきましては、病院へスピーディーに患者を搬送する仕組みとして、タブレット端末を全ての救急車に導入することが承認されました。当消防組合におきましては、全救急車23台及び各消防署指令課に5台を計画しております。
  なお、スケジュールにつきましては、本臨時会議決後、契約事務を速やかに進め、一刻も早く救急隊での運用ができますよう進めてまいります。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 森山哲夫議員。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) タブレットの運用開始でありますが、一刻も早くということでありますが、具体的な日程等については言及できないのでしょうか。おおよそでも示せるのであれば、お願いしたいと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 森山議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  石井次長。
          〔次長兼指令課長 石井秀典君登壇〕
次長兼指令課長(石井秀典君) 森山議員の再質疑にお答えいたします。
  タブレットの導入時期はいつごろか、具体的な日時はどうなのかというご質疑かと思われます。私のほうでお答えできるのは、9月ごろというふうな予定を目安に事務を進めたいと考えてございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で森山哲夫議員の質疑を打ち切ります。
  これをもって議案第14号の質疑を打ち切ります。
  次に、議案第15号の質疑をお受けいたします。
  森山哲夫議員の質疑をお受けいたします。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) 議案第15号 埼玉東部消防組合職員の給与の臨時特例に関する条例につきまして、6点ほどお尋ねをいたします。
  まず、第1点目でございますが、今回の職員給与の減額措置につきましては、総務省の要請に基づくものということでございますが、埼玉東部消防組合職員のラスパイレス指数、これはどのぐらいになるのか、明らかにしていただきたいと思います。
  第2点目の質疑は、臨時特例措置の適用期間についてであります。埼玉東部消防組合を構成しております4市2町の職員に対する給与の減額期間は、いずれも本年7月から来年3月末までということで、9カ月となっているのでありますが、今回提案されております消防組合職員に対する臨時特例措置の適用期間は本年8月1日から来年の3月末までの8カ月ということになっております。つまり、4市2町で働く一般の職員よりも1カ月間短いわけでありますが、どうして8カ月間としたのか、その理由について説明していただきたいのであります。
  第3点目の質疑は、今回の減額措置に伴います職員1人当たりの影響額についてであります。今回の減額措置によって削減されることとなる給料と地域手当の合計額は、職員1人当たりの平均ではどのぐらいになるのでしょうか。1級職から8級職まで級別に明らかにしていただきたいのであります。
  第4点目の質疑に移ります。時間外勤務手当、休日勤務手当及び夜間勤務手当の影響額は、これまでの勤務実績等からすれば、それぞれどのぐらいになると見ているのか、明らかにしていただきたいと思います。
  第5点目の質疑であります。今回の特例措置の実施に当たって、管理者と副管理者との間では、どのような協議をどの程度行ったのでしょうか。協議の具体的内容や結果等とあわせて明らかにしていただきたいのであります。
  第6点目、最後の質疑です。政府、総務省が、地方交付税を一方的に削減して、地方公務員給与の引き下げを地方公共団体等に強制することは、地方自治への重大な介入であると私は思いますが、管理者は、このようなやり方をどのように受けとめているのでしょうか。管理者の見解を明らかにしていただきたいと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 森山議員の質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 森山議員の質疑に対しまして順次ご答弁申し上げます。
  初めに、1点目でございます。埼玉東部消防組合職員のラスパイレス指数でございますけれども、ラスパイレス指数につきましては、地方公務員実態調査に基づきまして、県を初め市町村について総務省で公表しているものでございますが、一部事務組合では公表の対象外となっておりますので、把握しておりませんので、ご理解いただきたいと存じます。
  続きまして、2点目の関係でございます。臨時特例措置の適用期間を8カ月とした理由でございます。地方公務員の給与削減につきましては、平成25年7月1日からの実施ということで、国からの要請がございましたが、当消防組合としましては、組合を構成する4市2町が、国からの要請に対しまして、それぞれどのように対応するのか確認をした上で、当消防組合としての方針を決定いたしましたので、6月中の臨時会開催が困難となり、このたびの7月臨時会の議案上程とさせていただきまして、当該条例の施行日を8月1日としたものでございます。
  次に、3点目でございます。減額措置に伴う職員1人当たりの影響額、これは級別ということでございます。今回の減額措置で直接影響のある給料月額と地域手当の合計の8カ月分といたしまして、1級が平均約3万8,000円でございます。2級職員が約4万9,000円、3級が約10万3,000円、4級が約15万5,000円、5級が約17万円、6級が約18万1,000円、7級が約23万9,000円でございます。8級職員につきましては、現在おりません。職員が在職しておりません。以上でございます。
  続きまして、4点目の関係でございます。時間外勤務手当、休日勤務手当及び夜間勤務手当への影響額はということでございます。8カ月分の合計ということでございまして、時間外勤務手当につきましては、約199万7,000円と見込んでおります。次に、休日勤務手当の影響額でございますけれども、約215万6,000円と見込んでおります。そして、夜間勤務手当につきましては、合計で約95万8,000円と見込んでいるところでございます。
  次に、質疑の5点目でございます。管理者と副管理者との間でどのような協議をどの程度行ったのか。また、その協議の具体的内容や結果についてでございます。管理者と副管理者との間ではどのような協議を行ったのかということにつきましては、6月20日に正副管理者会議を開催いたしまして、当消防組合職員給与の減額について協議を行ったものでございます。
  次に、協議の具体的内容や結果等についてでございます。削減率につきましては、構成市町の削減率を参考に協議をしたところでございます。その結果、久喜市における減額率を準拠いたしまして、給与月額が比較的低額な1級から3級の職員に対しましては、削減率が低くなりますよう構成4市2町の減額率の平均ということで、2.75%から4.19%に調整をいたしまして、職務の級が4級から7級の職員は5.2%から6.5%の範囲で調整をしたものでございます。具体的な削減率でございますが、1級、2級、これは職でいきますと、主事級でございますが、削減率は2.75%でございます。3級、これは主任級でございますが、4.19%。次に、4級、5級、6級でございますが、職としましては、それぞれ係長、課長補佐、課長級の職でございますが、5.2%でございます。7級、これは次長相当職でございますが、6.5%の削減率でございます。また、減額期間につきましては、8月1日から平成26年3月31日まで実施するとしたものでございます。
  次に、6点目でございます。今回の引き下げが、地方公共団体に強制する、そういったことは地方自治への重大な介入であると思いますがということでございます。本来、地方公務員の給料は、地方公共団体が議会の同意を得て自主的に決めるものでありまして、国が地方公共団体の給与削減を強制することは地方自治の根幹にかかわる問題であると考えております。しかしながら、地方自治体としましては、国からの地方交付税が減額されることによりまして、住民サービスへの影響が避けられないということがございます。住民サービスは低下させたくない。一方では、職員の処遇は確保したいというはざまの中で、やむを得ず職員の給与削減という苦渋の決断をしたということでございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 森山哲夫議員。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) 臨時特例に関する条例について再質疑させていただきますが、まず1つは、臨時特例措置の期間でございます。8カ月とした理由については、構成市町の対応を見て判断したために6月議会中の上程ができなかったということなのでありますが、それは手続的な問題だとは思うのですけれども、結果として、この各自治体の職員、一般職の職員の方たちよりも1カ月間短いということについてはどのように考えていらっしゃるのか。バランスというか、公平性を欠くというような指摘も受けかねないわけですけれども、その点についてはどのような判断をされているのか、お尋ねをいたします。
  それと、今回の特例措置でありますが、管理者のほうから直接答弁はなかったわけですが、苦渋の決断であると、県知事と同じような見解を示しているわけでありますが、そもそも議会の同意を得て自主的に決定すべきものであるという認識も示されましたので、私といたしましても、今回の措置は、全国知事会であるとか、全国市長会などが、1月にも共同声明を出しているわけですけれども、こうした措置は、本来なら行うべきではないと私は考えております。
  地方交付税の削減で住民サービスの低下は避けられないというわけですが、そもそも地方交付税を、こうした国の政策目的を達成するための手段として用いることは、これについては、私は断じて許されない行為ではないかと思うのですけれども、この点については、管理者のほうはどのように考えているのか、この地方交付税を、国の政策誘導の手段としている、こうしたやり方については、どのように捉えているのかを再度お答えいただければと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 森山議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 森山議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  今回の削減が、組合構成団体の4市2町の削減の期間と1カ月短い、バランスを欠く、公平性を欠くと、それに対してどのような考えかということでございます。確かにおっしゃるとおり、1カ月間短くなったわけでございますけれども、先ほど当初お話し申し上げましたとおり、議会を開催することが困難であったために今回の上程になりまして、これを7月1日にさかのぼって条例を適用するということにつきましては不利益不遡及の原則、これに反することになりますので、1カ月間短くなったわけではございますけれども、その辺ご理解いただきたいと思っております。
  それから、2点目の住民サービスの低下について、国のほうで地方交付税を削減することによって国が介入をしていると、それについてはいかがかということでございますけれども、先ほどと同じになりますが、地方公共団体の、地方公務員の給与は住民の代表であります議会の中で決定していただくと。それが基本でございますけれども、このたびにつきましては、防災、あるいは減災事業、あるいは地域活性化のための財源等、そういったことでございますので、やむを得ず、このたび職員の給与削減という選択をとったということで、ご理解いただきたいと思っております。
議長(鎌田勝義君) 田中管理者。
          〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 森山議員の議案第15号についての再質疑にお答えさせていただきます。
  担当のほうから何回かご答弁させていただいております。今回の給与の臨時特例に関するものにつきましては、全国市長会におきましても、かなり突っ込んで議論をしたわけでございまして、政府に対して再考を、もう一回考え直してほしいという、そのような申し入れもしたところでございます。私といたしましては、今回の政府の、こういったやり方につきましては遺憾であるというふうに存じております。ただ、何といたしましても、住民のサービスにつながることでございますので、やむを得ず実施をしたというものでございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で森山哲夫議員の質疑を打ち切ります。
  次に、小島和夫議員の質疑をお受けいたします。
          〔8番 小島和夫君登壇〕
8番(小島和夫君) 議案第15号 埼玉東部消防組合職員の給与の臨時特例に関する条例についてご質疑します。
  まず1点目、きょうの7月24日付の埼玉新聞の中で、2013年の普通交付税の交付決定額が発表されました。そして、地方交付税の影響額は、額とパーセンテージで示されました。それでも埼玉東部消防組合の職員の給与を減額するのか、管理者にお伺いします。
  2点目としては、この給料の減額による影響額は8,657万円になりますが、4市2町の負担金は減額されるか、管理者にお伺いします。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員の質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 小島議員の質疑にご答弁申し上げます。
  本日、埼玉新聞の中で普通交付税の交付決定が発表されたが、それでも埼玉東部消防組合職員の給与を減額するのかというご質疑でございます。平成25年度の地方公務員給与につきましては、平成25年1月28日に総務大臣から国に準じて給与減額支給措置を講ずるよう要請があったところでございます。これを受けまして、埼玉県を初め当消防組合を構成する4市2町でも職員給与の減額支給措置を講じておりますので、やむを得ず埼玉東部消防組合としても職員の給与を減額することとしたものでございます。
  次に、2点目でございます。影響額についてですね。こちらにつきましては、特例措置に伴い削減となる影響額でございますが、8,657万円、これは見込みでございますけれども、こちらにつきましては、今後組合構成市町の意向を踏まえまして、補正予算にて減額する方向で検討させていただきたいと思っております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員。
          〔8番 小島和夫君登壇〕
8番(小島和夫君) 今の内容を聞きますと、これはやむを得ず。だけれども、普通交付税が決定したわけですから、これが本当に市民サービスに影響があるのか、決してないと思うのです。もう決定していますから、当然職員の給料を減らせば地方交付税が、だったら上がるのか、それはないと思うのですよ。そうすると、今まで職員というのは、市民の生命、財産を守っている方がですよ、無理にやむを得ず実施する必要性があるのか、これは疑問なのです。ですから、そういう中で決定されれば、それ以上のことが本当にできるのか、そこを私は聞きたいのです。これをしなくても、仮にこれをした場合、では交付額は上がるのか、そういう部分がありますよ。まして、そういう中では、こういう部分もありますよ。地域元気づくり推進費、これが市町村分で約38億円入ってくるわけですね。これは4市2町の中でどのくらい入るかわかりません。ただし、ほかの部分は、確かに臨時財政対策債から地方特例交付金、これは多少減額されますけれども、まして影響は全然ないわけですよ、決定した場合は。だから、そこをどうするのか、お伺いしたいと思います。
  それと、この負担金ですね、4市2町の。減額される、これからします。そうしたら大体どのくらいの、減額の額をお聞きしたいと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 小島議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  当消防組合としましては、構成しております4市2町の各団体が、もう既に6月の議会で職員の給与を減額するということで決定されております。したがいまして、当消防組合は、各4市2町から負担金をいただいた中で消防を運営しておる関係で、逆にもし今回減額しなかった場合を考えますと、減額をした4市2町の職員、あるいは地域住民の方からご批判を受けるのではないかということで、きょう交付税の関係が埼玉新聞に掲載されておりますが、それとは関係なく、減額をさせていただきたいと思っております。
  それと、2点目につきましては、減額の影響額は8,657万円を見込んでいるものでございます。
  以上でございます。
          〔「議長」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) はい。
8番(小島和夫君) 答弁漏れなのですけれども、4市2町の負担金の額はどれくらいか、4市2町の金額を出してくれという話をしたのですが。
議長(鎌田勝義君) 各市町の負担額ですか。
8番(小島和夫君) はい。
議長(鎌田勝義君) それらについては。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 削減額ということでよろしいでしょうか。
          〔「はい」と言う人あり〕
次長兼総務課長(島村健一君) 現在のところ、正確な試算はしておりませんけれども、組合の負担金につきましては、規約に基づきまして記載されておりますけれども、その負担割合に応じて、この8,657万円、その負担金の負担割合に応じて減額をすると、そのようになるかと思っております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員。
          〔8番 小島和夫君登壇〕
8番(小島和夫君) 今質疑の中で、やむを得ずとか、そういう中で減額する、確かに批判される、誰に批判されるのですか、それは。これがわからないのですね。まして、プライマリーバランスって、消防ってあるんですか。これは当然一般職が今まで削減されたというのは、国の公務員と地方の公務員の給料の差と、それと復興財源として使うためにこれをやったわけですよ、それで削減しているわけですから。私は、消防職員の仕事の内容から見れば、簡単に職員の給料を下げていいのか。一番大事な、これから高齢社会に向かってですよ、市民の生命と財産を守る、あなた方の給料を下げたって意味がないわけですよ。仮に上げたい、警察官とか、そういう人には。そういう命を守るところは、そういう中できちっとやっていただかなければいけないかなとつくづく感じているのです。だから、その点に関してどうなのか、お伺いしたいと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 小島議員の再々質疑に答弁をさせていただきます。
  ただいま消防職員は給与を削減しなくてもいいのではないかと、逆に上げてもいいのではないかという大変うれしい言葉をいただいたわけでございますけれども、しかしもう既に組合を構成しております4市2町におきまして、職員の給与減額措置をしておりますので、そういった意味からいきますと、公平性という問題で、やはり下げざるを得ないと、そういう判断でございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で小島和夫議員の質疑を打ち切ります。
  次に、梅山昌弘議員の質疑をお受けいたします。
          〔1番 梅山昌弘君登壇〕
1番(梅山昌弘君) 1番、梅山です。議案第15号に対しまして、既に2人の議員が質疑を行っておりますので、簡単にやらせていただきますが、重複する部分もあろうかと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。
  今回の消防組合職員の給与の臨時特例に関する条例で、構成市町の職員についても減額が既に行われているわけですけれども、それら職員との減額の兼ね合いについてどのように行ったのか。先ほど答弁もいただきましたけれども、お伺いしたいと思います。
  それと、減額される金額につきまして、先ほど1級から8級まで報告がありましたけれども、最高、最低、どういう影響が、この8カ月間で想定されるのか。それと、平均にどういう金額になってくるのか、お伺いいたします。
  それと、消防職員につきましては、職員の士気というものが非常に大切かと思いますけれども、こういう気概を持って日々市民の安心、安全を確保していただいている職員の皆さんの士気にどういうふうに配慮したか。私は、必ずしも構成市町の一般の職員の皆さんと同じでなくてもいいのかなという考えもあるわけですけれども、この辺の士気についてどのように配慮したか、お伺いしたいと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 梅山昌弘議員の質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 梅山議員の質疑にご答弁申し上げます。
  1点目の関係でございます。構成市町の職員についても減額が行われている。それら職員との減額の兼ね合いはどのように行ったのかということでございます。消防組合を構成する各市町の削減率につきましては、それぞれ違いがございましたので、当消防組合といたしましては、平均的な値というものを考慮いたしました。また、それから職員が全体の中で一番多い旧久喜地区消防組合の職員ということで、旧久喜地区消防組合は久喜市の給与条例を準用しておりました関係で、久喜市の削減率、そういったものを参考にしながら調整をさせていただきまして、当消防組合としての削減率を決定させていただいたものでございます。
  続きまして、2点目の減額される金額の最高、最低、平均ということでございます。最高につきましては7級の職員で、これは地域手当込みでございますけれども、月額約3万2,000円でございます。最低額につきましては1級の職員で、同じく地域手当を含みまして月額4,200円でございます。平均としましては約1万7,000円でございます。
  次に、職員の士気に配慮したかという点でございます。今回の削減に当たりまして、職員に対しましては、消防職員委員会、これを開催いたしまして、各職員の代表であります委員に、この辺の削減の内容というものを説明させていただきまして、各委員から職員に周知をしていただいたものでございます。職員の中には、給料の減額は生活に影響があって勤務意欲も下がると、そういった意見も実際あったわけでございますけれども、しかし私たち消防職員は、いざ災害が発生すれば、その災害に対して全力で立ち向かうというふうに思っておりますので、消防活動に悪影響を及ぼすような職員はいないと思っております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 梅山昌弘議員。
          〔1番 梅山昌弘君登壇〕
1番(梅山昌弘君) ご答弁ありがとうございました。
  職員の士気について、これは消防職員委員会で説明して周知をしたということですけれども、アンケートなどもとったやに伺っておりますけれども、その辺の内容についてわかっておりましたら、ご答弁をお願いしたいと思います。
議長(鎌田勝義君) 梅山昌弘議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 梅山議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  消防職員委員会のときのアンケートの結果でございますけれども、これらにつきまして集計といいますか、全体的な、具体的な数字というよりも比率でお答えさせていただきたいと思っております。やむを得ないを含めた賛成ということで、約44%の職員、忌憚のない意見ということで、反対だということで約46%、どちらとも言えないという職員は5%、残り5%は研修等のために今回アンケートには参加していないと、こういった状況でございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で梅山昌弘議員の質疑を打ち切ります。
  これをもって議案第15号の質疑を打ち切ります。
  次に、議案第16号の質疑をお受けいたします。
  小島和夫議員の質疑をお受けいたします。
          〔8番 小島和夫君登壇〕
8番(小島和夫君) 議案第16号 財産の取得についてであります。
  水槽付消防ポンプ自動車、宮代消防署のを取りかえますが、古い水槽付消防ポンプ自動車の今後の取り扱いについてお伺いします。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員の質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 小島議員の質疑にご答弁申し上げます。
  古い水槽付消防ポンプ自動車の今後の取り扱いということでございます。更新いたします宮代消防署の水槽付消防ポンプ自動車でございますが、仕様書におきまして、受注者が下取りをし、車両に記載された名称を全て削除の上、廃車をするというような仕様にしているものでございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員。
          〔8番 小島和夫君登壇〕
8番(小島和夫君) 今、下取りして廃車という部分なのですけれども、オークションにかけるのか。当然幸手市の場合はオークションにかけて、今回はミャンマーに消防自動車4台、これは民間の支援団体を通じて、大変ミャンマーの人に喜ばれているわけですね。そういう考え方がないのか。あとはオークションにかけるか。
  それと、4市2町のNOX・PM法に係る水槽付消防ポンプ自動車はあと何台ぐらい残っているのか、お伺いしたいと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 小島議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  発展途上国といいますか、国際寄贈に関しましては、国とか、あるいは日本消防協会等から照会も実際ございます。ただ、車両自体が、かなり老朽化しているということを鑑みまして、下取りとしているものでございます。
  それと、インターネットオークションでございますけれども、緊急自動車につきましては、国のほうから車両処分後の悪用防止対策を徹底するようにという、そういった通知が出ておりまして、現在オークションによる売却については保留をしていると、こういった状況でございます。
  続きまして、NOX・PM法に該当する水槽付消防ポンプ自動車は何台かというご質疑でございますけれども、NOX・PM法に該当する車は全体で3台ございますけれども、タンク車は、水槽付消防ポンプ自動車は1台ございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員。
          〔8番 小島和夫君登壇〕
8番(小島和夫君) 今の答弁の中で、この水槽付消防ポンプ自動車が悪用されるという答弁でしたけれども、これはどのように悪用されるのか。私はどこかに寄附という部分は、余りにも古いという部分でありましたけれども、オークションにかける要素だって考えてもいいのではないか。幸手市でも八十何万とかというので、ポンプ自動車ですよ。これは水槽付だかわからないですよ。だから、そういう考え方がないと、悪用される、悪用されるという部分の悪用が、どのように悪用されるのか、そこをちょっとお伺いしたいと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 小島議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  消防車両の悪用というのは、実際にあったのかとかという点かと思いますけれども、こちらにつきましては、平成16年6月でございますけれども、車体に表示した消防機関名等を消去せずに廃車処分した救急自動車が政治団体により新たに車両登録され、実存する消防機関名等が表示されたまま街頭宣伝車として走行していたことが判明したということで、国のほうから悪用の防止ということで通知が来ているものでございます。今後消防本部におきましては、より一層の危機管理意識を持つとともに、消防車両等の盗難対策の強化、それと廃車処分時の適切な取り扱いについて周知徹底されるようお願いしますと、こういった通達が来ていたものでございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で小島和夫議員の質疑を打ち切ります。
  次に、梅山昌弘議員の質疑をお受けいたします。
          〔1番 梅山昌弘君登壇〕
1番(梅山昌弘君) 議案第16号 財産の取得につきまして、先ほど説明を受けました。私もこちらの組合にお世話になってまだ初めてなので、ちょっとお伺いしたいと思います。
  7者で指名競争入札を行ったということですけれども、この指名業者の数は要綱なりなんなりで決まっているのかと思いますが、それの根拠についてひとつお伺いいたします。
  それと、予定価格と落札率についてお伺いいたします。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 梅山昌弘議員の質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 梅山議員の質疑にご答弁申し上げます。
  指名参加者数の根拠についてということでございます。指名業者につきましては、埼玉東部消防組合指名競争入札参加者の選定に関する規程に基づき指名競争入札参加者選定委員会を開催しまして、指名業者を決定しております。この指名業者数につきましては、特に要綱、規程等は定めておりません。指名参加願の出ている業者の中から、この指名参加選定委員会におきまして、選定をしているものでございます。
  2点目の予定価格と落札率でございます。予定価格につきましては、埼玉東部消防組合物品購入等の契約に係る入札結果等の公表要領第3条におきまして、公表していないものでございますので、ご理解いただきたいと思っております。落札率につきましては98.45%でございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で梅山昌弘議員の質疑を打ち切ります。
  これをもって議案第16号の質疑を打ち切ります。
  次に、議案第17号の質疑をお受けいたします。
  小島和夫議員の質疑をお受けいたします。
          〔8番 小島和夫君登壇〕
8番(小島和夫君) 議案第16号と同じような質疑なのですけれども、議案第17号 財産の取得についてであります。
  消防ポンプ自動車、栗橋分署、加須南分署分の2台を取りかえますが、古い消防ポンプ自動車の取り扱いについてお伺いします。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員の質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 小島議員の質疑にご答弁申し上げます。
  消防ポンプ自動車2台の廃車の関係でございますけれども、処分の仕方でございますけれども、仕様書におきまして、受注者が下取りをして、車両に記載された名称を全て削除の上、廃車すると、このような仕様で対応しております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員。
          〔8番 小島和夫君登壇〕
8番(小島和夫君) 下取りして名称を削除して処分する、この消防ポンプ自動車ってどのくらい年数がたっているのか。それは、そんなに年数はたっていないので、NOX・PM法の関係の部分で取りかえなくてはならないのか。それだったら、当然オークションにかけたり、他の民間団体等を通して、ほかのところに寄贈するとか、そういうお考えはないのか。余りにも古いので、迷惑がかかるという部分があるかもしれませんけれども、年数によっては出してもいいのではないかという思いがありますけれども、その点についてお伺いしたいと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 小島議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  ポンプ車につきましては、NOX・PM法に該当するということと、それから老朽化ということで、このたび更新をするものでございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員。
          〔8番 小島和夫君登壇〕
8番(小島和夫君) そうすると、今後はあと3台あるのですね。2台がNOX・PM法とかって、ちょっと聞き漏らしたのですけれども、そうすると、今後は全部下取りして、名前を消して、オークションとか、そういうのはかけないで、全部廃車にするというお考えなのか、その点についてお伺いします。
  それと、この内容は、私はこれだけなのですけれども、本来、先ほど聞いたのですけれども、予定価格を公表しない、なぜしないのか。ちょっとわからないのですけれども、これは一般競争入札ならもっと安くなるのではないですか、その点についてどうなのか、お伺いします。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 小島議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  車両の処分につきましては、車両処分後の悪用防止対策を徹底するようにという国のほうからの通知がございましたので、先ほど申しましたが、車両に記載された名称を全て削除の上、廃車するというような仕様にしているものでございます。
  それと、一般競争入札は行わないのかというご意見でございますけれども、消防車両につきましては、いろいろと艤装がありまして、かなり特殊性がございます。それとまた、緊急車両でございますので、購入した後のメンテナンス、24時間常に出動できるような体制をとらなければいけないと。そういったことから信用性のある業者のほうにお願いしたいということで、現在指名競争入札で行っているものでございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で小島和夫議員の質疑を打ち切ります。
  次に、江原浩之議員の質疑をお受けいたします。
          〔10番 江原浩之君登壇〕
10番(江原浩之君) 議案第17号 財産の取得についてご質疑いたします。
  財産の取得先でございますが、久喜消防署栗橋分署と加須消防署の南分署、このポンプ自動車2台取得ということでありますが、それぞれの当初の予算額についてお伺いします。
  また、当然組織も大きくなり、スケールメリットを生かした取り組みというようなことを考えますが、2台同時に購入するメリットを具体的にお伺いいたします。
  また次に、今回のポンプ自動車ですが、水槽容量0.6立方メートルの圧縮空気泡消火システム、この装備をするということでございますが、やはり今後の現場活動と消防戦術によって、私は大変有効ではあるというふうに思います。今後のポンプ車の車両整備の計画について、この水槽容量と圧縮空気泡消火システムのそういう装備ですね、その計画についてお伺いします。
議長(鎌田勝義君) 江原浩之議員の質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 江原議員の質疑にご答弁申し上げます。
  2台取得であるが、それぞれ予算額はということでございまして、まず久喜消防署栗橋分署の車両の予算額でございますが、2,835万円でございます。また、加須南分署の車両につきましては3,226万円でございます。
  それから、2台をまとめて購入することにつきましては、広域化によりまして、整備計画に基づきまして、2台まとめて購入するということによりまして、安価になるということが2台購入のメリットかと思っております。
  それと、キャフスの関係でございますけれども、当消防組合としては初めて導入しているものでございますけれども、管内の地勢とか、災害の状況、消防署としての活動方針等を今後十分精査いたしまして、キャフスの導入整備につきましては、今後検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で江原浩之議員の質疑を打ち切ります。
  次に、梅山昌弘議員の質疑をお受けいたします。
          〔1番 梅山昌弘君登壇〕
1番(梅山昌弘君) 議案第17号につきまして、私は落札率についてお伺いしたいと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 梅山議員の質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 梅山議員の質疑にご答弁申し上げます。
  落札率でございますが、99.62%でございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で梅山昌弘議員の質疑を打ち切ります。
  これをもって議案第17号の質疑を打ち切ります。
  以上をもって上程された管理者提出議案の質疑を終結いたします。
  ここで、暫時休憩いたします。

          休憩 午後 零時17分

          再開 午後 零時18分

議長(鎌田勝義君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。





    ◎討論・採決
議長(鎌田勝義君) 日程第8、これより討論、採決に入ります。
  まず、議案第12号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第12号 専決処分の承認を求めることについて承認することにご賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は承認することに決定いたしました。
  次に、議案第13号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第13号 専決処分の承認を求めることについて承認することにご賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は承認することに決定いたしました。
  次に、議案第14号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第14号 平成25年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第1号)について原案にご賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は原案どおり可決いたしました。
  次に、議案第15号の討論に入ります。
  討論の通告がありますので、発言を許可します。
  森山哲夫議員。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) 14番の森山でございます。議案第15号 埼玉東部消防組合職員の給与の臨時特例に関する条例に対し、私は反対の立場から討論を行います。
  本案は、政府、総務省の要請に基づき埼玉東部消防組合職員の給与を国家公務員に対して実施されている臨時特例措置に準じて削減しようとするものであります。実施期間は、本年8月から来年3月までの8カ月間でありますが、2年間としている国家公務員給与の削減期間を延長すべきとの主張も一部では出されてきている中で、このたびの職員給与の削減措置は、今回だけの問題にとどまらない危険性もはらんでいるのであります。
  今回の措置が実施されれば、6級の職員の給与は平均で18万1,000円も削減され、4級の職員でも平均で15万5,000円もの給与がカットされてしまうのであります。この8月から来年3月末までの8カ月間で消防職員全体の給与は約8,657万円も減らされてしまうのであります。消防職員を初めとした地方公務員給与の削減を前提とした地方交付税の削減も見過ごすわけにはまいりません。
  今回の政府のやり方は、労働基本権が制約されている消防職員、公務員労働者に問答無用で賃下げを押しつけるものであります。地方交付税を盾に、各地方公共団体における自主的な賃金決定を否定するような行為は地方自治への重大な介入、干渉であり、到底容認できるものではないのであります。地方公務員給与の削減要請に対しては、全国知事会や全国市長会などの地方六団体も共同声明を出し、自治体が自主的に決定すべき地方公務員給与を国が削減を強制するのは地方自治の根幹にかかわる問題であると指摘し、地方交付税を国の政策誘導の手段として用いるのは、地方の固有財源という性格を否定するものであり、断じて行うべきではないと抗議しているのであります。
  今回のような職員給与の引き下げ措置は、消防職員の生計に打撃を与えるだけではなく、地域経済の低迷にも拍車をかけるとともに、民間の賃下げにも連動してデフレ不況脱却の大きな障害となるものであります。住民の生命と安全を第一線で支えている消防職員の生活はもちろんのこと、地域経済を守り、デフレ不況からの脱却を図っていくためにも、今回のような職員給与の削減措置はやるべきではないということを強調し、反対の討論といたします。
議長(鎌田勝義君) 以上で通告による討論は終わりましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第15号 埼玉東部消防組合職員の給与の臨時特例に関する条例、原案にご賛成の方はご起立願います。
          〔起立多数〕
議長(鎌田勝義君) 起立多数であります。
  よって、本案は原案どおり可決いたしました。
  次に、議案第16号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第16号 財産の取得について原案にご賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は原案どおり可決いたしました。
  次に、議案第17号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第17号 財産の取得について原案にご賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は原案どおり可決いたしました。
  以上で管理者提出議案の討論、採決は全て終了いたしました。





    ◎閉会中の継続審査の件
議長(鎌田勝義君) 日程第9、閉会中の継続審査につきましてお諮りいたします。
  次回会議の日程等について、議会運営委員会委員長から閉会中の継続審査としたい旨、申し出がありましたので、閉会中の継続審査として議会運営委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) ご異議なしと認めます。
  よって、次回会議の日程等について、閉会中の継続審査として議会運営委員会に付託することに決定いたしました。
  それと、私のほうから皆さん方にお願いがあるわけでありますが、本日の本会議の休憩中に松村議会運営委員長より申し出がありまして、当日の質疑通告では、今後いろいろな問題があるという旨がご相談されました。今まで、この本会議の1週間前、10日前に議会運営委員会を開催いたしまして、いろいろな管理者からの提出議案の検討、そして会期日程等を決めていたわけでありますが、そのときに議会運営委員会を開催し、その終了後に本会議を開催いたしまして、次の本会議までの間に質疑等の申請をしていただくということで、議会運営委員会の同意で決定した旨の報告がございましたので、今後におかれましては、そういった方向で進めたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。そのときには、正副管理者の皆さん方には日程等の調整もなかなか難しいようでありますので、管理者のみが、この説明会にご出席いただくということで、議員の皆さん方にはご了解をいただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) 次回の議会からは、そんな方向で進めてまいりたいと思いますので、ぜひよろしくお願いを申し上げます。
  以上で本臨時会の日程は全て終了いたしました。





    ◎議長挨拶
議長(鎌田勝義君) 議員の皆様には、重要案件について慎重なるご審議をいただき、ありがとうございました。心から厚く御礼申し上げます。





    ◎管理者挨拶
議長(鎌田勝義君) それでは、管理者のご挨拶をお願いいたします。
          〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 今議会に提案いたしました議案第12号ないし議案第17号につきましては、慎重ご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。御礼申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。





    ◎閉会の宣告
議長(鎌田勝義君) これをもちまして、平成25年埼玉東部消防組合議会第2回臨時会を閉議・閉会といたします。
          閉会 午後 零時32分