〇 招  集  告  示

埼玉東部消防組合告示第27号

 埼玉東部消防組合議会第3回定例会を下記により招集する。

  平成25年10月1日


                            埼玉東部消防組合   
                            管理者 田 中 暄 二


                       記

 1 期  日  平成25年10月8日

 2 場  所  埼玉東部消防組合議場

          〇 応 招 ・ 不 応 招 議 員

応招議員(14名)                                      
     1番   梅  山  昌  弘  君      2番   福  島  正  夫  君
     3番   鎌  田  勝  義  君      4番   石  川  忠  義  君
     5番   松  村  茂  夫  君      6番   岸     輝  美  君
     7番   宮  杉  勝  男  君      8番   小  島  和  夫  君
     9番   藤  井  栄 一 郎  君     10番   江  原  浩  之  君
    11番   合  川  泰  治  君     12番   島  村     勉  君
    13番   宮  田  利  雄  君     14番   森  山  哲  夫  君

不応招議員(なし)                                      

        平成25年埼玉東部消防組合議会第3回定例会 第1日

平成25年10月8日(火曜日)
 議事日程 (第1号)

 1 開  会                                         
 2 開  議                                         
 3 会議録署名議員の指名                                   
 4 会期の決定                                        
 5 諸般の報告 
 6 管理者提出議案の上程(議案第18号〜議案第24号)                    
 7 管理者提出議案の提案理由の説明                              
 8 議員提出議案の上程(議員提出第3号)                           
 9 議員提出議案の提案理由の説明                               
10 次会の日程報告                                      
11 散  会                                         


午前10時41分開会
 出席議員(14名)
     1番   梅  山  昌  弘  君      2番   福  島  正  夫  君
     3番   鎌  田  勝  義  君      4番   石  川  忠  義  君
     5番   松  村  茂  夫  君      6番   岸     輝  美  君
     7番   宮  杉  勝  男  君      8番   小  島  和  夫  君
     9番   藤  井  栄 一 郎  君     10番   江  原  浩  之  君
    11番   合  川  泰  治  君     12番   島  村     勉  君
    13番   宮  田  利  雄  君     14番   森  山  哲  夫  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した者
     管 理 者   田  中  暄  二  君

     会  計   橋  本     勉  君
     管 理 者

     代表監査   鬼 久 保  勝  臣  君
     委  員

 管理者事務部局職員
     消防局長   内  田  正  夫  君
     次  長   柏  浦  正  人  君

     次 長 兼   島  村  健  一  君
     総務課長

     消防課長   石  井  喜 三 雄  君
     救急課長   本  間  哲  也  君
     予防課長   橋  本     晃  君

     次 長 兼   石  井  秀  典  君
     指令課長

     次 長 兼   増  田  敬  三  君
     久  喜
     消防署長

     次 長 兼   大  塚  芳  夫  君
     加  須
     消防署長

     参 事 兼   松  島  政  雄  君
     幸  手
     消防署長

     参 事 兼   田  口     昇  君
     白  岡
     消防署長

     参 事 兼   森  田  靖  夫  君
     杉  戸
     消防署長

     参 事 兼   吉  住  一  夫  君
     宮  代
     消防署長

 議会担当職員                 
     書 記 長   浜  田     博   
     書  記   金  子  芳  之   







    ◎開会の宣告                             (午前10時41分)
議長(鎌田勝義君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより平成25年埼玉東部消防組合議会第3回定例会を開会いたします。





    ◎開議の宣告
議長(鎌田勝義君) これより直ちに本日の会議を開きます。
  本日の議事日程につきましては、あらかじめお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。





    ◎会議録署名議員の指名
議長(鎌田勝義君) 日程第3、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において
   議席番号6番  岸     輝  美  議員
   議席番号8番  小  島  和  夫  議員
  このご両名を指名いたします。





    ◎会期の決定
議長(鎌田勝義君) 日程第4、会期の決定を議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  松村茂夫委員長。
          〔議会運営委員長 松村茂夫君登壇〕
議会運営委員長(松村茂夫君) おはようございます。議会運営委員会委員長の松村でございます。
  平成25年第3回定例会につきまして、議会運営委員会を本日午前9時30分から鎌田議長、宮杉副議長のご出席をいただき、委員全員の出席のもと開催いたしました。その概要についてご報告を申し上げます。
  今定例会に提出されます議案は、管理者提出議案が7件でございます。
  内容といたしましては、専決処分の承認が4件、決算の認定が1件、補正予算が1件、条例の一部改正が1件の計7件でございます。また、議員提出議案1件を提出いたします。
  以上のことから、会期につきましては、本日10月8日から10月15日までの8日間と決定いたしました。
  以上で報告を終わります。
議長(鎌田勝義君) お諮りいたします。
  委員長報告のとおり、会期は本日10月8日から10月15日までの8日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) ご異議なしと認めます。
  よって、そのように決定いたします。





    ◎諸般の報告
議長(鎌田勝義君) 日程5、諸般の報告をいたします。
  この際、諸般の報告を書記長にていたさせます。
  浜田書記長。 
書記長(浜田 博君) ご指名をいただきましたので、平成25年4月1日以降における議会関係事項につきましてご報告を申し上げます。
  お手元に配付してございます諸報告をごらんいただきたいと存じます。
  まず、埼玉東部消防組合設立に伴い、4市2町からそれぞれ議員が選出されております。杉戸町が4月19日、久喜市、幸手市、白岡市及び宮代町が4月24日、加須市が4月30日でございます。
  次に、5月20日、全員協議会が正副管理者出席のもと開催され、議会運営上の申し合わせ事項及び第1回臨時会の日程等について協議がなされております。
  次に、5月31日、第1回臨時会が開催され、正副議長の選挙及び議席の指定等が行われております。また議員提出議案といたしまして、議会会議規則及び議会委員会条例、管理者提出議案といたしまして、組合条例等の専決処分の承認5件、一般会計予算及び監査委員等の人事案件5件について審議がなされております。同日議会運営委員会が開催され、正副委員長の互選が行われております。
  次に、7月12日、議会運営委員会が開催され、第2回臨時会の日程等について協議がなされております。
  次に、7月24日、第2回臨時会が開催され、専決処分の承認2件、補正予算、職員給与の臨時特例に関する条例及び財産の取得2件について審議がなされております。同日議会運営委員会が開催され、議会運営に関する事項について協議がなされております。
  次に、7月29日、埼玉東部消防組合設立記念式典が開催され、議員全員が出席されております。 
  次に、本日議会運営委員会が開催され、第3回定例会の日程等について協議がなされております。
  以上で報告を終わります。





    ◎管理者提出議案の上程
議長(鎌田勝義君) 日程第6、これより管理者提出議案議案第18号から議案第24号までを一括上程し、議題といたします。





    ◎管理者提出議案の提案理由の説明
議長(鎌田勝義君) 日程第7、管理者提出議案の提案理由の説明を求めます。
  田中管理者。
          〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) おはようございます。本日、平成25年埼玉東部消防組合議会第3回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様にはご健勝にてご参会を賜り、提案いたしました各議案につきましてご審議いただきますことを厚く御礼を申し上げます。
  それでは、ご審議いただきます議案につきまして順次提案理由を説明申し上げます。議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。
  初めに、議案第18号 専決処分の承認を求めることについてでございます。自動車事故による損害賠償について緊急に額を定める必要が生じ、専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
  次に、議案書の3ページをごらんいただきたいと存じます。議案第19号 専決処分の承認を求めることについてでございます。提案理由でございますが、消火活動中の物損事故による損害賠償について、緊急に額を定める必要が生じ、専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出するものでございます。
  次に、議案書の5ページをごらんいただきたいと存じます。議案第20号 専決処分の承認を求めることについてでございます。自動車事故による損害賠償について緊急に額を定める必要が生じ、専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
  次に、議案書7ページをごらんいただきたいと存じます。議案第21号 専決処分の承認を求めることについてでございます。提案理由でございますが、救急活動中の物損事故による損害賠償について緊急に額を定める必要が生じ、専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定より、この案を提出するものでございます。
  次に、議案書の9ページをごらんいただきたいと存じます。議案第22号 平成24年度久喜地区消防組合一般会計歳入歳出決算認定についてでございます。地方自治法第233条第3項の規定によりまして、平成24年度久喜地区消防組合一般会計歳入歳出決算を、別冊のとおり監査委員の意見をつけて認定に付するということでございます。
  それでは、別冊の決算書、1ページ、2ページをお開きいただきたいと存じます。まず、歳入でございます。歳入合計の予算現額28億3,114万6,000円に対しまして、調定額及び収入済額とも28億6,458万3,519円でございます。
  次に、歳出でございます。3ページ、4ページでございます。歳出合計の予算現額28億3,114万6,000円に対しまして、支出済額は27億226万2,144円でございます。歳入歳出差引残額につきましては、1億6,232万1,375円でございます。
  議案書にお戻りいただきまして、10ページをお願いをいたします。次に、議案第23号 平成25年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第2号)についてでございます。平成25年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第2号)を別冊のとおり提出をするということでございます。別冊の補正予算書1ページをごらんいただたきいと存じます。今回の補正予算の内容でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5,127万6,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ63億2,667万円に改めたいという内容でございます。
  議案書の11ページをお願いいたします。次に、議案第24号 埼玉東部消防組合火災予防条例の一部を改正する条例でございます。提案理由でございますが、消防法施行令の一部改正に伴い、この案を提出するものでございます。
  以上が今定例会にご提案申し上げております議案7件の内容でございます。なお、詳細につきましては、担当者により補足説明申し上げますので、慎重ご審議をいただき、速やかにご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
議長(鎌田勝義君) 次に、議案第18号から議案第22号までの補足説明を求めます。
  内田消防局長。
          〔消防局長 内田正夫君登壇〕
消防局長(内田正夫君) それでは、私から提出議案の概要につきまして補足説明をさせていただきます。
  恐れ入ります。お手元の議案書をお開きいただきたいと思います。左のページに議案目録がございます。議案第18号から議案第24号まで、このうち議案第18号から21号までが専決処分の承認を求めることについてでございます。それから、22号が久喜地区消防組合一般会計歳入歳出決算の認定ということでございます。23号が埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第2号)についてでございます。24号が埼玉東部消防組合火災予防条例の一部を改正する条例ということでございます。
  恐れ入ります。専決処分の承認を求めることについての議案につきましてご説明申し上げます。議案第18号につきまして、事故の概要につきましてご説明申し上げます。2ページをお開きいただきたいと思います。専決処分書がそこに添付してございます。損害賠償額は7万6,419円でございます。相手方の住所、氏名につきましては、専決処分書に記載のとおりでございます。事故の概要でございますが、ことしの6月30日、杉戸消防署泉出張所の職員が、消防ポンプ自動車を敷地内の駐車場で方向転換のためバックをさせたところでございますが、その際に駐車場に駐車中の職員の自家用車と接触いたしまして破損させたものでございます。当消防組合の過失割合は100%でございまして、組合が加入しております保険によりまして対応しておりまして、消防組合としての支出はございません。
  以上が議案第18号の専決処分の承認を求めることについての概要でございます。
  続きまして、議案第19号 専決処分の承認を求めることについての損害賠償の額の定めでございますが、恐れ入ります、議案書の4ページをお開きいただきたいと思います。専決処分書の写しでございますが、事故の概要につきましては、損害賠償の額4万9,350円で、相手方の住所、氏名につきましては、記載のとおりでございます。事故概要でございますが、去る7月9日、久喜市鷲宮6丁目地内で発生しました一般住宅火災の消火活動中におきまして、職員が出火建物の南側住宅との境界にフェンスがございますけれども、その境界フェンスの上に消防ホースを延長させまして消火活動を行っていたところでございますが、消防ホースの重さによりましてフェンスを破損させたものでございます。消防組合の過失割合は100%でございまして、組合で加入しております保険によりまして示談が成立して支出をするものでございます。
  以上が議案第19号 専決処分の承認を求めることについての概要でございます。
  続きまして、議案書5ページでございますが、専決処分の承認を求めることについてでございますけれども、専決処分の内容につきまして、6ページをお開きいただきたいと思います。損害賠償の額は10万4,444円でございまして、相手方の住所、氏名につきましては、記載のとおりでございます。事故概要でございますが、去る7月17日、久喜消防署の職員がはしご車を敷地内の駐車場で方向転換のためバックをさせたわけでございますが、その際に駐車場に駐車中の職員の自家用車と接触いたしまして破損させたものでございます。これにつきましても組合が加入しております保険によりまして、示談が進みまして、過失割合が確定したところでございます。過失割合は100%でございまして、全額を保険により対応したものでございます。なお、公用車を運転する際、安全確認を徹底するよう改めて職員に厳重注意をし、指導をしておりますので、ご報告申し上げるところでございます。
  以上が議案第20号 専決処分の承認を求めることについての概要でございます。
  続きまして、7ページ、議案第21号でございますが、これにつきましても損害賠償の額を定めることについての専決処分でございまして、内容につきましては、8ページをお開きいただきたいと思います。損害賠償の額は5万7,750円でございまして、相手方の住所、氏名については、記載のとおりでございます。事故概要でございますが、7月30日、久喜消防署の救急隊が救急出動した際に、歩行困難であった傷病者にかわって救急隊員が玄関ドアを閉めた際に、ドアのちょうつがいの部分にドアストッパーが挟んでございまして、そのちょうつがいの羽根の部分を破損させたというものでございます。過失割合は、当組合が100%でございまして、組合が加入しております保険によりまして示談が成立し、専決処分をさせていただいたものでございます。
  以上が議案第21号 専決処分の承認を求めることについての概要でございます。
  続きまして、議案第22号 平成24年度久喜地区消防組合一般会計歳入歳出決算認定につきまして補足説明を申し上げます。久喜地区消防組合は、去る3月31日付をもって清算をされたわけでございますが、その残余の事務につきましては、当消防組合が引き継いで処理をしているところでございます。このため、久喜地区消防組合の24年度の決算の認定につきましてお願いをするものでございます。
  それでは、別冊の決算書をお開きいただきたいと思います。7ページ、8ページをお開きいただきたいと思います。
  初めに、歳入でございます。まず、1款分担金及び負担金でございますが、収入済額は26億1,317万5,838円、構成割合91.2%で、対前年度比3.3%の減でございます。このうち1項負担金、1目組合負担金につきましては、久喜地区消防組合規約第14条に基づきまして、組合を構成しておりました久喜市及び宮代町から常備分及び非常備分として負担をしていただいた負担金でございます。内訳につきましては、右側の備考欄に記載してあるとおりでございますが、組合市町の負担割合で申し上げますと、久喜市が81.6%、宮代町が18.4%となっております。また、負担金全体の常備、非常備の割合につきましては、常備分が98.4%、非常備分が1.6%でございます。
  1款2目消防費負担金でございますが、収入済額は7,827万8,838円でございます。これは消防広域化事業に伴います各種事業費用といたしまして、加須市、久喜市、幸手市、白岡市、宮代町及び杉戸町から歳入をしたものでございます。
  次に、2款使用料及び手数料でございますが、収入済額は338万2,212円、構成割合0.1%、対前年度比23.5%の減でございます。内容でございますが、消防庁舎に設置されております自動販売機等の行政財産使用料と、危険物等及び火薬に係る申請手数料でございます。
  次に、3款国庫支出金でございますが、収入済額1,347万5,160円、構成割合は0.5%、対前年度比69.6%の減でございます。決算書の9ページ、10ページをお開きいただきたいと思います。内容でございますが、1項国庫補助金につきましては、久喜消防署に配備いたしました高規格救急自動車とその車両に積載いたします救急資機材に対する緊急消防援助隊設備整備費補助金でございます。2項の国庫負担金でございますが、東日本大震災におきまして、緊急消防援助隊埼玉県隊として出動した救急隊及び後方支援隊に対する活動費の負担金でございます。
  次に、4款財産収入でございますが、31万円でございます。内容は、久喜地区消防組合が所有しておりました久喜消防団第4分団第1部の器具置場、旧器具置場になりますが、その跡地を売却した収益でございます。
  次に、5款繰越金でございますが、収入済額1億3,417万3,895円、構成割合は4.7%、対前年度比0.2%の減でございます。内訳につきましては、備考欄に記載のとおりでございます。
  次に、6款諸収入でございますが、収入済額は1,106万6,414円、構成割合0.4%、対前年度比50.9%の減でございます。主なものといたしまして、まず6款2項受託事業収入でございますが、高速自動車国道における救急業務に関する覚書に基づきまして、東日本高速道路株式会社、ネクスコと呼んでいますが、東北自動車道救急業務支弁金といたしまして517万6,020円でございます。
  11ページ、12ページをお開きいただきたいと思います。次に、6款3項雑入でございます。577万4,107円でございます。主な内容でございますが、団体保険の事務取扱手数料のほか、首都圏中央連絡自動車道、圏央道の工事に伴いまして、久喜市太田袋地内の防火水槽を撤去する必要がありまして、国土交通省から撤去工事補償金といたしまして172万4,800円を歳入したものでございます。
  それから、宮代1号車リコール修理費返戻金56万2,968円でございますが、これは宮代1号車は、いすゞ自動車株式会社製でございまして、いすゞ製の水槽付消防ポンプ自動車、タンク車でございますが、23年度中にエンジンの構造的な問題がございまして、リコールがございました。いすゞ自動車株式会社と協議を行いまして、修理費の全額の返金を受けたものでございます。
  次に、7款組合債でございます。収入済額は5,600万円、構成割合は2.0%、対前年度比60.6%の減でございます。消防車両の更新整備並びに久喜消防署の庁舎にございます非常用発電設備を更新整備した財源として起債したものでございます。
  最後に、8款県支出金でございますが、収入済額3,300万円でございます。消防広域化に伴いまして整備をいたしましたOAネットワーク機器、財務会計システム、それから人事給与システムの統合整備事業に対しまして、埼玉県ふるさと創造資金の広域連携支援事業補助金という形で交付を受けたものでございます。
  以上、歳入合計は予算現額28億3,114万6,000円に対しまして、調定額及び収入済額とも28億6,458万3,519円でございます。予算現額に対する収入率は101.2%で、収入済額の対前年度比は1億8,752万7,922円、率にしますと6.1%の減でございます。
  続きまして、歳出でございます。恐れ入りますが、13ページ、14ページをお開き願います。
  まず、第1款議会費でございますが、支出済額は165万4,208円で、歳出の構成比は0.1%でございます。執行率は84%で、対前年度比2.4%の増となっております。
  次に、2款総務費でございますが、支出済額は112万4,686円で、執行率は82%、対前年度比89.8%の減でございます。減額の主な要因でございますが、消防団事務の移管に伴いまして、消防団員退職報奨金の減によるものでございます。
  恐れ入ります。15ページ、16ページをお開きいただきたいと思います。続きまして、3款消防費でございますが、予算現額26億2,656万5,000円に対しまして、支出済額は25億6,656万4,335円で、構成比95.0%でございます。執行率97.7%、対前年度比7.6%の減でございます。
  それでは、消防費につきまして、目別、事業別に申し上げます。まず1目常備消防費でございます。予算現額24億65万5,000円に対しまして、支出済額は23億6,295万8,189円でございます。消防費全体の92%となっております。
  初めに、職員給与費でございますが、職員247人の給料、手当、共済費などの人件費でございます。予算現額19億7,360万2,000円に対しまして、支出済額は19億5,481万6,972円、常備消防費全体の82.7%、執行率99.0%でございます。
  22ページの人件費に区分いたします総合事務組合負担金2億4,787万7,129円を加算した人件費として見るべき経費の合計でございますが、22億269万4,101円でございまして、常備消防費に占めるこの人件費の割合は93.2%となっております。
  次に、17ページ、18ページでございます。常備消防活動費でございますが、常備消防機関の運営に必要な経費でございます。予算現額3億4,766万円に対しまして、支出済額は3億3,030万6,683円、常備消防費に占める割合が14.0%でございます。
  支出の主な内容でございますが、19ページ、20ページをお開きいただきたいと思います。まず、13節委託料でございますが、支出済額471万1,891円でございます。内容の主なものといたしまして、救急メディカルコントロール業務がございます。救急救命士の病院実習、それから医師による救命処置の事後検証などを実施しておりますが、これらによりまして救急業務の高度化を図ったものでございます。
  次に、19節負担金、補助及び交付金でございますが、支出済額2億5,245万7,739円でございまして、先ほど人件費で申し上げました総合事務組合負担金のほか埼玉県消防学校研修負担金、消防大学校研修負担金なとでございます。
  恐れ入ります。21ページ、22ページをお開きいただきたいと思います。消防広域化準備費でございます。埼玉東部消防組合の設立に要した経費でございます。まず、11節需用費の被服費でございますが、平成25年4月1日付で採用した職員15人に対しまして貸与する消防職員被服及び防火服等の取得費用でございます。13節委託料におきましては、財務会計システム及び人事給与システムの統合に要した経費でございます。18節備品購入費につきましては、消防行政の基幹業務を行うために必要なネットワークを整備し、サーバーやパソコン、グループウエアなどの整備を行ったものでございます。この消防広域化準備費につきましては、4市2町と協定書を締結いたしまして、久喜地区消防組合で事業を執行したものでございます。
  続きまして、2目常備消防施設費でございます。予算現額1億7,259万4,000円に対しまして、支出済額1億5,597万5,829円でございます。執行率は90.4%、対前年度比40.9%の減でございます。
  初めに、常備消防施設費でございますが、庁舎施設の維持管理費や現場活動に必要な消防救急車両、各資機材等の整備に要する経費でございます。
  23、24ページをお開きいただきたいと思います。まず13節委託料ですが、支出済額2,942万4,132円でございます。主な内容でございますが、庁舎清掃業務あるいは法令に基づく保守管理業務あるいは現場活動上の安全管理に不可欠な業務に関する保守委託等でございます。例えばの例でございますが、消防緊急通信指令システムの保守管理業務、それから消防緊急通信指令システム有償部品交換業務などでございます。
  次に、15節工事請負費でございます。支出済額2,392万6,350円でございます。主なものといたしましては、25ページ、26ページをお開きいただきたいと思います。昭和52年に建築いたしました久喜消防署東分署庁舎の防水工事並びに汚水配管等の改修工事のほか、久喜消防署の非常用発電設備の更新経費でございます。
  次に、18節備品購入費でございます。支出済額7,359万7,062円でございます。消防救急救助活動及び通信指令業務に必要不可欠な備品の更新に要する費用でございます。主なものといたしまして、東分署の消防ポンプ自動車、久喜消防署の高規格救急自動車及び高度救命処置用資機材、それから久喜消防署の指揮車、東分署の指令車の更新に要した経費などでございます。
  次に、消防広域化施設準備費でございますが、消防本部の看板を消防局に修繕をする費用として32万250円の支出でございます。以上2目が常備消防施設費でございます。
  続きまして、非常備消防関係でございます。各構成市町の実情により、必要となる経費でございますが、久喜非常備消防活動費、久喜消防施設費、宮代非常備消防活動費、宮代消防施設費の4つの区分に分けております。まず、3目久喜非常備消防費でございますが、予算現額191万9,000円に対しまして、支出済額は185万8,133円でございます。主な内容でございますが、消防広域化第7ブロック協議会への負担金、それから女性防火クラブに対する補助金でございます。
  27ページ、28ページをお開きいただきたいと思います。次に、4目久喜消防施設費でございますが、予算現額4,642万3,000円に対しまして、支出済額4,223万1,784円でございます。主な内容でございますが、防火水槽用の用地の借上料のほか、第15節の工事請負費におきまして、防火水槽のふたかけ工事3基、防火水槽3基の撤去工事、それから第18節備品購入費におきまして、街角消火器の更新経費でございます。この街角消火器につきましては、老朽化した消火器の破裂事故が多発しておりまして、平成22年12月に基準が改正されまして、製造後10年を経過した消火器につきましては、圧力の検査が必要とされております。街角消火器は住民の方が使用するということから、安全性を考慮しまして、点検を行うよりもむしろ新規に更新をしたほうが安上がりだということで、3年計画で更新を図ることとして、24年度から取得を始めております。
  5目宮代非常備消防費及び6目宮代消防施設費につきましても同様の内容でございます。
  以上が目別の消防費の概要でございます。
  29ページ、30ページをお開きいただきたいと思います。4款公債費でございます。予算現額1億3,292万8,000円に対しまして、支出済額は1億3,291万8,915円でございます。構成比は4.9%で、対前年度比5.4%の増でございます。消防施設整備事業で起債をしたわけでございますが、その地方債の元金及び利子を償還したものでございます。
  最後に、5款予備費でございますが、予算現額6,831万2,000円がそのまま不用額となっているところでございます。
  以上、歳出の合計でございますが、予算現額28億3,114万6,000円に対しまして、支出済額27億226万2,144円でございます。不用額は1億2,888万3,856円でございまして、執行率95.4%、支出済額の対前年度比は7.4%の減でございます。歳入と歳出の差引残額につきましては、1億6,232万1,375円となっております。
  なお、35ページ以下に実質収支に関する調書、財産に関する調書がございますので、後ほどお目通しをお願いしたいと存じます。
  以上が議案第22号 平成24年度久喜地区消防組合一般会計歳入歳出決算の認定につきましての概要でございます。
議長(鎌田勝義君) ここで決算審査報告を代表監査委員にお願いいたします。
  鬼久保代表監査委員。
          〔代表監査委員 鬼久保勝臣君登壇〕
代表監査委員(鬼久保勝臣君) 代表監査委員の鬼久保でございます。平成24年度決算審査の結果につきましてご報告を申し上げます。
  平成25年8月26日に合川監査委員さんとともに決算審査を行いました。審査につきましては、審査に付された平成24年度久喜地区消防組合一般会計歳入歳出決算書及び法令で定める書類などに基づき、その計数の正否及び予算執行状況の適否を主眼として審査を行いました。審査の結果につきましては、お手元の平成24年度久喜地区消防組合一般会計決算審査意見書のとおりでございます。
  なお、平成24年度決算額でございますが、歳入につきましては28億6,458万3,519円、歳出につきましては27億226万2,144円でございます。その差額である形式収支は1億6,232万1,375円でございます。これらの計数は正確であり、関係諸帳簿と照合いたしました結果、予算執行は適正に行われていると認められました。
  さて、社会経済の状況につきましては、依然として厳しい状況が続いております。こうした中、2020年の東京オリンピック開催が決定し、明るい兆しも見えてきたところでございます。本年4月1日、消防広域化により埼玉東部消防組合が新たにスタートしたわけでございますが、これまで培ってきた堅実かつ効率的な財政運営など推進するとともに、広域化のスケールメリットを生かしたさらなる経費の節減及び適正な予算執行に努めていただきますようお願いいたします。   
  結びに、地域住民の安心安全を確保するため、これからも消防組合の職員並びに関係各位が一丸となってご尽力いただきますようお願いを申し上げまして、決算審査の報告とさせていただきます。ありがとうございました。
議長(鎌田勝義君) 続いて、議案第23号及び議案第24号の補足説明を求めます。
  内田消防局長。
          〔消防局長 内田正夫君登壇〕
消防局長(内田正夫君) それでは、先ほどに続きまして、議案第23号 平成25年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第2号)につきまして補足説明を申し上げます。
  今回の補正予算につきましては、平成24年度の久喜地区消防組合決算に係る剰余金の確定、それから第2回臨時会におきまして議決いただきました職員給与の臨時特例に関する条例に伴います補正をお願いするものでございます。
  それでは、恐れ入りますが、別冊の平成25年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第2号)歳入歳出補正予算事項別明細書に基づきまして説明を申し上げます。こちらの補正予算書になります。8ページ、9ページをお開きいただきたいと思います。
  初めに、歳入でございます。1款分担金及び負担金でございますが、2億1,360万7,000円の減でございます。内訳でございますが、久喜地区消防組合決算に係ります剰余金が確定いたしまして、組合を構成しておりました久喜市及び宮代町からの負担金との相殺を行うこと、それから職員給与の臨時特例に関する条例に伴いまして、歳出で減額となるものにつきまして、4市2町の負担金をそれぞれ減額するものでございます。
  次に、4款諸収入でございますが、1億6,233万1,000円を増額するものでございます。内容といたしましては、平成24年度久喜地区消防組合決算に係る実質収支1億6,232万1,375円に預金利息を加えたものを埼玉東部消防組合として歳入をするというものでございます。
  以上が歳入でございます。
  続きまして、歳出でございます。10ページ、11ページをお開きいただきたいと思います。
  初めに、3款消防費でございますが、8,603万8,000円の減でございます。主な内容でございますが、職員給与の臨時特例に関する条例に伴う給料の減額のほか、給料の減額に連動いたしまして、地域手当及び共済費を減額するというものでございます。このうち職員給与費につきましては、管理職手当が当初予算で措置した額につきまして不足することが見込まれるため、633万7,000円の増額をお願いするものでございます。
  篠津分署職員給与費でございますが、この事業費は白岡市の特別負担金によるものでございまして、分署建設に当たり、採用された9人の人件費でございます。職員給与費と同様に給料につきましては減額となりますが、通勤手当が当初予算で見込んだものよりも当初予算の額が不足することが見込まれるため、27万6,000円の増額をお願いするものでございます。
  次に、総務事務管理事業についてでございます。ことしの6月10日付で自己都合により退職いたしました職員1人がございますが、その者に係る総合事務組合特別負担金125万1,000円の増額補正をお願いするものでございます。
  最後に、5款予備費でございますが、3,503万2,000円の増でございまして、歳入の諸収入でご説明申し上げました久喜地区消防組合剰余金1億6,233万1,000円のうち、消防広域化統合整備事業の不用額、それから埼玉県から交付を受けました補助金3,303万2,000円が含まれておりまして、この分を常備分として留保させていただくものでございます。
  予備費の非常備分でございますが、今年度当初予算におきまして措置した予備費分で、不足が見込まれたため、今回200万円の増額補正をお願いするものでございます。これにつきましては、防火水槽の修繕等に1基当たり70万円程度見込んでおりますが、一部不足が見込まれたために、今回この予備費分を充当するということでございます。
  以上が議案第23号 平成25年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第2号)についての概要でございます。
  続きまして、議案第24号 埼玉東部消防組合火災予防条例の一部を改正する条例でございます。恐れ入りますが、議案書の11ページをお開きいただきたいと思います。それから、A4横の参考資料としまして、火災予防条例の新旧対照表を添付してございますので、あわせてごらんいただきたいと思います。
  消防法施行令の一部を改正する政令が公布をされまして、その中で検定対象機械器具等の範囲を定める品目が見直しをされました。これに伴いまして、 火災予防条例で政令を引用しておりますが、その政令が改正されたために条例の改正が必要となったものでございます。
  改正の内容でございますが、消防法施行令の条例での引用を、第37条第7号から第7号の3までと規定されておりますものを、第37条第4号から第6号までに改めるというものでございます。この改正につきましては、平成26年4月1日から施行するということで附則をつけたものでございます。
  以上が議案第24号 埼玉東部消防組合火災予防条例の一部を改正する条例の概要でございます。
  以上で補足説明を終わりにさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。





    ◎議員提出議案の上程
議長(鎌田勝義君) 日程第8、議員提出議案、議員提出第3号を上程し、議題といたします。





    ◎議員提出議案の提案理由の説明
議長(鎌田勝義君) 日程第9、議員提出議案、議員提出第3号の提案理由の説明を求めます。
  9番、藤井栄一郎議員。
          〔9番 藤井栄一郎君登壇〕
9番(藤井栄一郎君) それでは、ただいま上程されております議員提出第3号 管理者の専決処分事項の指定について、この議案書を朗読し、提案理由の説明とさせていただきます。
  議員提出第3号
    管理者の専決処分事項の指定について
  標記の議案を次のとおり埼玉東部消防組合議会会議規則第14条の規定により提出します。
   平成25年10月8日
                               提出者  埼玉東部消防組合議会議員
                                        藤 井 栄一郎
                               賛成者  埼玉東部消防組合議会議員
                                        福 島 正 夫
                                        松 村 茂 夫
                                        小 島 和 夫
                                        島 村   勉
                                        宮 田 利 雄
  埼玉東部消防組合議会議長  鎌 田 勝 義 様
    管理者の専決処分事項の指定について

   地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定により、管理者において専決処分すること ができる事項を次のとおり指定する。
  (1)法律上組合の義務に属する損害賠償額の決定で、その額が1件につき100万円以下のもの。
  (2)組合が当事者である和解(裁判上の和解を除く。)で、その目的の価額が1件につき100万円以下   のもの。
  (3)前2号の事項に関し、予算を定めること。
  提案理由
   地方自治法第180条第1項の規定による管理者の専決処分事項を指定するため、この案を提出するも のでございます。
  よろしくご審議のほどお願いをいたします。よろしくお願いいたします。





    ◎次会の日程報告
議長(鎌田勝義君) 日程第10、次会日程報告を申し上げます。
  次会は、10月15日火曜日午前10時より本会議を開き、議案質疑及び消防行政に対する一般質問を行います。
  議員の皆様方には定刻どおりご参集くださいますようお願い申し上げます。
  なお、本日上程されました議案に対し、質疑のある方は、10月10日木曜日の午後3時までに質疑発言通告書を提出願います。





    ◎散会の宣告
議長(鎌田勝義君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
  本日はこれにて散会いたします。
          散会 午前11時26分




        平成25年埼玉東部消防組合議会第3回定例会 第8日

平成25年10月15日(火曜日)
 議事日程 (第2号)

 1 開  議                                         
 2 管理者提出議案に対する質疑                                
 3 議員提出議案に対する質疑                                 
 4 討論・採決                                        
 5 消防行政に対する一般質問                                 
 6 閉会中の継続審査                                     
 7 議員の派遣                                        
 8 議長挨拶                                         
 9 管理者挨拶                                        
10 閉  議                                         
11 閉  会                                         


午前10時00分開議
 出席議員(14名)
     1番   梅  山  昌  弘  君      2番   福  島  正  夫  君
     3番   鎌  田  勝  義  君      4番   石  川  忠  義  君
     5番   松  村  茂  夫  君      6番   岸     輝  美  君
     7番   宮  杉  勝  男  君      8番   小  島  和  夫  君
     9番   藤  井  栄 一 郎  君     10番   江  原  浩  之  君
    11番   合  川  泰  治  君     12番   島  村     勉  君
    13番   宮  田  利  雄  君     14番   森  山  哲  夫  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した者
     管 理 者   田  中  暄  二  君
     副管理者   大  橋  良  一  君
     副管理者   渡  辺  邦  夫  君
     副管理者   小  島     卓  君
     副管理者   古  谷  松  雄  君

     会  計   橋  本     勉  君
     管 理 者

     代表監査   鬼 久 保  勝  臣  君
     委  員

 管理者事務部局職員
     消防局長   内  田  正  夫  君
     次  長   柏  浦  正  人  君

     次 長 兼   島  村  健  一  君
     総務課長

     消防課長   石  井  喜 三 雄  君
     救急課長   本  間  哲  也  君
     予防課長   橋  本     晃  君

     次 長 兼   石  井  秀  典  君
     指令課長

     次 長 兼   増  田  敬  三  君
     久  喜
     消防署長

     次 長 兼   大  塚  芳  夫  君
     加  須
     消防署長

     参 事 兼   松  島  政  雄  君
     幸  手
     消防署長

     参 事 兼   田  口     昇  君
     白  岡
     消防署長

     参 事 兼   森  田  靖  夫  君
     杉  戸
     消防署長

     参 事 兼   吉  住  一  夫  君
     宮  代
     消防署長

 議会担当職員                 
     書 記 長   浜  田     博   
     書  記   金  子  芳  之   







    ◎開議の宣告                            (午前10時00分)
議長(鎌田勝義君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。





    ◎管理者提出議案に対する質疑
議長(鎌田勝義君) 日程第2、これより管理者提出議案に対する質疑をお受けいたします。
  通告順に従い、順次質疑を行います。
  なお、再質疑、再々質疑の際は、挙手をお願いいたします。
  初めに、議案第18号から議案第21号については通告がありませんので、質疑を打ち切ります。
  次に、議案第22号の質疑をお受けいたします。
  森山哲夫議員の質疑をお受けいたします。ご登壇願います。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) おはようございます。14番の森山でございます。議案第22号 平成24年度久喜地区消防組合一般会計歳入歳出決算認定について、大きく分けて4点ほどご質問をいたします。
  初めに、決算書の7ページ、8ページ、成果表では2ページになりますが、消防広域化統合整備事業負担金についてお尋ねをいたします。消防広域化統合整備事業は、旧久喜地区消防組合と埼玉東部消防組合を構成します4市2町とで協定を結び、旧久喜地区消防組合が代表して事業を執行したものでありますが、4市2町が負担したOAネットワークシステム、統合整備事業負担金、パソコン統合整備事業負担金、財務会計システム統合整備事業負担金及び人事給与システム統合整備事業負担金の合計額は、本年3月14日に可決されました補正予算(第2号)後では3,459万円でしたが、決算では6,759万円、1.95倍にふえてしまいました。その理由は何なのか明らかにしていただきたいのであります。
  次に、消防広域化統合整備事業負担金につきましては、もう一点お尋ねしたいことがございます。平成24年度の補正予算(第2号)では、県からの補助金、広域連携支援事業補助金3,300万円を歳入に計上し、消防広域化準備費に一旦は充当しているのであります。この補正予算(第2号)では、事業費が確定したということもあって、この県補助金と、4市2町からの負担金との財源振りかえもやっているのであります。ところが、決算ではこの県からの広域連携支援事業負担金3,300万円を4市2町に結果的には負担させたという内容になっているのでありますが、こうした会計処理をしても問題はないのでしょうか。当局の説明を求めたいと思います。
  次に、成果表8ページの常備消防費、平成24年中の出動実績について4点ほどお尋ねをいたします。1つは、平成24年中の事故種別救急搬送人員数並びに前年実績との差、つまり増減数をそれぞれ明らかにしていただきたいのであります。
  2つ目は、救急隊の現場到着所要時間及び医療機関等へ収容されるまでの時間、最長と平均ということで、それぞれの所要時間を明らかにしていただきたいのであります。
  3つ目は、医療機関等への最多照会回数及び現場滞在時間、これは最長と平均時間ということで伺うわけですが、現場での滞在時間はどうだったのか、また現場滞在時間が30分以上となった事例は何点ほどあったのか、明らかにしていただきたいのであります。
  4点目ですが、火災出動で現場到着所要時間が最もかかってしまった事例にはどのようなものがあったのでしょうか、具体的に説明していただきたいのであります。
  24年度決算に対する最後の質問は、街角消火器更新整備事業についてであります。成果表では2ページ、29ページ、31ページになります。街角消火器更新整備事業の決算額は134万5,148円で、平成24年度では、街角消火器を久喜市で192本、宮代町分で114本、合計306本購入したわけですが、この街角消火器更新整備事業、3カ年事業となっているということでありますが、この消火器の更新整備事業は、平成27年度以降も埼玉東部消防組合の予算で賄っていく方針となっているのかどうか、明らかにしていただければと思います。
  以上です。  
議長(鎌田勝義君) 森山哲夫議員の質疑に対する答弁を求めます。
  島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 森山議員の質疑に対しまして、私からは(1)と(2)についてご答弁申し上げます。
  初めに、(1)、OAネットワークシステム、パソコン、財務会計システム及び人事給与システムの各統合整備事業負担金について、補正予算(第2号)後では3,459万円であったが、決算では6,759万円にふえた理由でございます。これらの事業は、組合構成市町と協定書を締結しまして、久喜地区消防組合が代表して執行した事業でございまして、事業費につきましては、組合構成市町からの負担金を財源として予算計上したものでございます。県知事からの組合設立許可後に入札等行いまして、履行期限はいずれも平成25年2月末といたしました。その後各事業は予定どおりの完了見込みでしたことから、3月末には支払い義務が発生するため、構成市町に事業費分の負担金を協定書に基づきまして請求して、納入していただいたものでございます。
  県補助金につきましては、年度途中に交付決定がございましたので、財源更正をして、負担金を減額する補正予算(第2号)を編成し、3月定例会にて議案を上程いたしましたが、補助金の交付時期につきましては、年度末になるのか、あるいは新年度となるのかは確定しておりませんでした。契約業者に対する契約代金の支払いは、3月中に支払いを終えまして、県からの補助金3,300万円は、3月29日金曜日に交付されたものでございます。久喜地区消防組合は3月31日日曜日に解散となり、打ち切り決算となりましたので、出納整理期間がないという特殊事情があったため、予算における負担金額と決算における負担金額が異なったものでございます。
  次に、(2)の県からの広域連携支援事業補助金3,300万円を4市2町に負担させた形になっているが、こうした会計処理をしても問題ないかとのご質疑でございますが、先ほど申し上げましたように、事業執行に当たりましては、組合構成市町と協定書を締結し、事業費につきましてはご負担いただけることになっておりました。また、3月末日に久喜地区消防組合が解散し、出納整理期間がなかったこと、それから県補助金の交付時期が未確定であったことから、年度末において負担金を減額するには財源の不足が見込まれたことなどの事情がございまして、このような会計処理をさせていただいたものでございます。
  久喜地区消防組合が解散し、打ち切り決算となりましたが、地方自治法施行令第5条の規定の準用によりまして、久喜地区消防組合の事務は、歳計現金を含めまして埼玉東部消防組合に承継され、適正に事務処理をしておりますので、問題はないものと考えております。
議長(鎌田勝義君) 次に、本間救急課長。  
          〔救急課長 本間哲也君登壇〕
救急課長(本間哲也君) 森山議員のご質疑に対し、私のほうから大項目(3)のうち@、A、Bについて順次ご答弁させていただきます。
  @の事故種別、救急搬送人員数並びに前年度実績との差、増減数をそれぞれ明らかにされたいについてご答弁させていただきます。火災による搬送につきましては5人、前年比7人の減。自然災害事故なし、4人の減。水難事故1人、増減なし。交通事故861人、55人の減。労働災害事故243人、23人の増。運動競技事故59人、10人の減。一般負傷930人、30人の増。加害54人、1人の増。自損行為59人、28人の減。急病4,427人、242人の増。その他719人、48人の増。合計搬送人員7,358人、前年比240人の増加となっております。
  次に、Aの救急隊の現場到着所要時間及び医療機関等へ収容されるまでの時間、最長と平均を明らかにされたいについてご答弁させていただきます。現場到着所要時間につきましては、最長32分、平均7分6秒となっております。医療機関等へ収容されるまでの時間につきましては、最長225分、平均42分42秒となっております。
  続きまして、B、医療機関等への最多照会数及び現場滞在時間、最長、平均はどうだったのか、また現場滞在時間が30分以上となった事例は何件あったのか明らかにされたいについてご答弁させていただきます。最多照会数につきましては25回、現場滞在時間、最長165分、平均20分18秒、現場滞在時間30分以上要した件数は1,035件となっております。
議長(鎌田勝義君) 橋本予防課長。
          〔予防課長 橋本 晃君登壇〕
予防課長(橋本 晃君) 森山議員の質疑のうち、私からは予防課所管事務の議案第22号(3)、平成24年中の出動実績について、Cについてご答弁申し上げます。
  火災出動で現場到着所要時間が最もかかってしまった事例でございますが、これは平成24年10月12日金曜日15時50分に東北自動車道の上り15.4キロポスト、これは蓮田市とさいたま市の境界付近です。場所は、蓮田市の川島地内で発生いたしましたその他火災で、中央分離帯の枯れ草が約4平米燃えた事例でございます。通報にありましては、携帯電話の119番通報にて、最初さいたま市消防局で受信しましたものを久喜地区消防組合指令課に転送されたものでございます。本火災の出動概要でございますが、久喜消防署より指揮隊、それから化学車隊の隊員、合計5名が出動いたしまして、現場までの距離は11.8キロメートル、通報から現場到着までの所要時間は14分でございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 石井消防課長。
          〔消防課長 石井喜三雄君登壇〕
消防課長(石井喜三雄君) 森山議員ご質疑のうち、私からは消防課所管事務の(4)、街角消火器更新整備事業は、平成27年度以降も埼玉東部消防組合の予算で賄っていく方針となっているのかについてご答弁させていただきます。
  街角消火器更新整備事業につきましては、久喜市と宮代町の非常備消防費に計上されております。現在久喜地区消防組合街角消火器3年計画により、製造後10年を経過した消火器を平成24年度から平成26年度で更新する計画を策定し、更新整備事業を推進しているところでございます。なお、平成27年度以降につきましても、製造後10年を経過した消火器を随時更新してまいりたいと考えております。また、更新整備にかかる経費につきましては、設置されております久喜市及び宮代町に負担をいただくものでございます。
議長(鎌田勝義君) 森山議員。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) 再質疑させていただきますが、1つは消防広域化統合整備事業負担金についてでありますけれども、久喜地区、旧久喜地区ですね、消防組合の解散によって出納整理期間が設定できなかったと、補助金の交付時期も不明確であったというような説明なのでありますけれども、そういった中で、1つは確認の意味での質問なのですが、そうした不透明な状況にあったために、補助金相当額については、とりあえず4市2町の負担金に上乗せしてしまおうと、こういう措置をとったということですよね。これは、確認の意味でご質問いたしますが。
  それと、1つは決算ということですので、この際監査委員さんにも伺っておきたいと思うのですが、県からの広域連携支援事業補助金3,300万円を、いろいろな事情があったにせよ、結果的には4市2町に、決算では負担させたという問題について、監査委員さんはどのような見解お持ちなのでしょうか。お金に色がついているわけではありませんけれども、県からの補助金、広域化統合整備事業に、最初補正予算では充当されているのですよね。充当されたはずの補助金がこの間の決算処理を通じて、結果的には留保財源というような形になってしまっているのですが、議会が最初補正予算で確認したところまではよかったのですけれども、こうした会計処理をしても問題はないのかどうかと。そうしたら、最終補正予算だってまだ交付、入金はされていなかったわけでしょう、3月29日と。でも、この補助金の交付決定日というのは、24年の7月26日なわけですよ。入ることが確実だということで補正予算(第2号)に計上したのではないですか。補正予算(第2号)に歳入として計上して財源振りかえもやっておきながら、交付時期が未確定だと、不透明だということで、決算ではそれを4市2町に負担金という形で上乗せをしてしまっているわけですよね。こうした会計処理をしても問題はないのかどうか、県との関係でもこれは問題はないのかどうなのか、監査委員さんの見解も示していただければと思うのです。
  それと、実際に県補助金がいつごろ入るのかわからなかったというような答弁なのですが、先ほど指摘したように、県補助金の交付決定日は前年の7月26日だったわけですよね。24年度内に入るということ自体確定していなかったということなのでしょうか。29日には来たわけですよね。年度を超えてしまうというような可能性があったのですか。それと、この決算処理を行った期日はいつなのか、3月29日なのか、日曜日にやったわけでもありませんし、28日にやったわけでもないと思うのですが、29日に旧久喜地区消防組合の会計のほうに入ると、そういう情報は全くなかったのかどうなのか、その点についても再度伺っておきたいと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 森山議員の再質疑に対しましてご答弁申し上げます。
  補正予算のほうで県の補助金が計上され、そしてそれに相当分の構成市町の負担金が減額となっているということで、結果的に決算ではそれが反映されていないというようなご質問でございますけれども、予算上、年度末、3月の14日に定例会を行いまして、そのとき議案上程をいたしました。議員さんおっしゃるとおり、交付決定は7月26日でありましたので、それを受けまして補正予算を計上したものでございます。ただ、組合が解散したという、こういった特別な事情があったこともありまして、出納整理期間がございませんでした。通常は、年度末、結果的には年度末に県の補助金が入ったわけですけれども、通常は国や県の補助金といいますのは、出納整理期間、4月以降に入るのが結構多いのです。ですから、4月に受けて、そこでいろいろと調整を行うというのが普通なわけでございますけれども、今回は県の補助金が年度内に入ったということでございます。通常は年度を超えて入ってくるのが多いということでございます。
  繰り返しになりますけれども、久喜地区消防組合の出納整理期間がなかったことによりまして、予算上は負担金を減額した、補助金を計上しましたけれども、出納整理期間がなかったので、その辺の事務的な手続が行えなかったということでございますので、ご理解いただきたいと思います。
  それと、決算処理をした日はいつかということでございますけれども、これは先ほど申しました地方自治法施行令第5条の規定に基づきまして、年度末に旧久喜地区消防組合の管理者が決算を行うと、その決算を新しく発足いたしました埼玉東部消防組合の管理者が受けて、新しい監査委員さんが監査をすると、そういった手続になるものでございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 森山議員。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) 再質疑にちょっとお答えしていない部分があるのです。通常は、年度を超えて入ってくることが多いということは、それはこれまでの事例でそういうことをおっしゃっているのかと思うのですが、年度内に入ってくることがわからなかったのかということを聞いているのです。29日に入金されますよと、7月26日に交付決定されているわけでしょう。年度内に入るということが、解散をしてしまう消防組合に対する、消防組合というか、事業執行を代表してやっている消防組合は解散してなくなってしまうのに、年度を超えてしまうというような可能性があったのですか。どちらかでもいいのですけれども、年度内に入るということは、29日に入るということは掌握されていなかったのか。決算処理を行ったのは年度末というと31日ということなのですか。31日だということであれば、29日に入っているわけですから。補正予算の第2号でやったような処理を、最後までこれは踏襲すべきだったのではないかと思うのです。ですから、答弁漏れもありますので、伺っておきたいと思うのです。
  あと県との関係では、どうなのでしょうか。県の市町村課なり、この補助金を交付した当事者であります県のほうは、何か言っていないのでしょうか。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 森山議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  県の補助金が年度を超えて入ってくる、あるいは年度内に入ってくるという、そういった情報は把握していたのかどうかというご質疑でございます。ちょっと経過につきましてご報告申し上げます。交付決定につきましては、平成24年の7月26日に交付決定をいただきました。そして、事業がそのまま進行いたしまして、事業が平成25年2月の末に完了いたしましたので、事業の履行確認をしたのが、平成25年2月28日が最終日でございます。
  県の補助金に対しましては、その検査が終わった、確認した後、実績報告、こういうものを県のほうにいたします。それを受けた県のほうは確定通知、補助金の確定通知というものを3月13日付でこちらのほうにいただいております。当時久喜地区消防組合としましては、その確定通知を受けまして、補助金の申請を同日3月13日に行いました。この段階で財政の担当者と、それから県の補助金の窓口でありました利根地域振興センターの担当者と、いつごろ入るのだろうかと、そういった日程の調整をした段階で、年度末に入るという可能性があるということで、そのときに情報は聞いております。そして、補助金が入ったのは3月の29日ということでございます。  
  以上でございます。 
議長(鎌田勝義君) 以上で森山哲夫議員の質疑を打ち切ります。
  次に、梅山昌弘議員の質疑をお受けいたします。
  1番、梅山昌弘議員。
          〔1番 梅山昌弘君登壇〕
1番(梅山昌弘君) 1番、梅山です。
  議案第22号の関係で、合併ということで、予算書の22ページの消防費の関係の委託料、人事給与システム統合整備業務、それと、その下のOAネットワークシステムの機器の備品購入ということでありますけれども、全体的なイメージがよくわかりませんので、今回の統合に当たりまして、機器の整備なり、ネットワークシステムの整備なりを行ったのかお伺いいたします。
議長(鎌田勝義君) 島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 梅山議員のご質疑にご答弁申し上げます。
  人事給与システム統合整備業務の内容でございますが、各消防本部職員の人事及び給与データを久喜地区消防組合の人事給与システムに統合したものでございます。具体的には、人事異動や退職のデータ、資格・免許等の履歴データ、給与及び賞与に係るデータ、年末調整等の各種データ並びに職員番号や共済番号を一元化したものでございます。
  次に、備品購入費、OAネットワークシステム機器についてでございます。この事業は、久喜地区消防組合で運用しておりましたネットワークシステムをベースとしまして、ハードウエア及びソフトウエアを増設し、17カ所の消防署所とを光回線で接続し、埼玉東部消防組合としてのネットワークシステムを構築したものでございます。購入いたしましたOA機器でございますが、ハードウエアとしまして、サーバー5台、パソコン124台、ネットワークのセキュリティ対策としてのファイアウォールなどのほかソフトウエアとしまして、ウイルス対策ソフトやグループウエアソフトなどでございます。なお、この事業は5年間のライセンス使用料を含めたOA機器の購入のほか、機器の設置作業、LANケーブルの接続作業、データ移行作業や環境設定等含めた事業として行ったものでございます。
議長(鎌田勝義君) 梅山昌弘議員。
          〔1番 梅山昌弘君登壇〕
1番(梅山昌弘君) 両方一括してお伺いいたします。
  どういうメーカーで、入札などはどのような形で行われたのかお伺いしたいと思います。
議長(鎌田勝義君) 島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 梅山議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  人事給与システムでございますけれども、こちらは久喜地区消防組合のシステムに統合したものでございますので、こちらはAGS株式会社と随意契約を行っております。
  また、OAネットワークシステムにつきましては、旧久喜地区消防組合のネットワークシステムをベースとして、それぞれ機器等購入いたしましたので、こちらにつきましては入札を行っております。機器につきましては、メーカーにつきましては、ちょっと今手元に資料がございませんが、旧久喜地区消防組合で使っております、それぞれサーバーとか、それぞれのソフト関係、こういったものにつきましては、旧久喜地区で使用していたものと同じようなメーカーのものと契約しているものでございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 梅山昌弘議員。
          〔1番 梅山昌弘君登壇〕
1番(梅山昌弘君) 委託料の関係につきましては、今までの久喜地区消防組合ですか、そちらとの関連もあるので、随意契約をしたということですけれども、内容的にはわからないわけではないのですけれども、どういう理由でというか、一応伺っておきたいと思います。
議長(鎌田勝義君) 島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 梅山議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  人事給与システムにつきましては、随意契約で行っております。AGS株式会社と行っております。こちらにつきましては、それぞれのデータを、それぞれ市、町が持っているデータを抽出いたしまして、そのデータをAGSのほうが久喜地区消防組合のデータのほうに入力をすると、そういった作業ということでございますので、AGS株式会社でなければできない業務ということで、1者随契にて行ったものでございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で梅山昌弘議員の質疑を打ち切ります。
  これをもって議案第22号の質疑を打ち切ります。
  次に、議案第23号の質疑をお受けいたします。
  森山哲夫議員の質疑をお受けいたします。
  14番、森山哲夫議員。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) 14番の森山です。議案第23号 平成25年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第2号)につきまして2点ほど質問をいたします。
  1点目は、人件費に関する予算措置についてであります。今回の補正予算(第2号)では、7月24日の第2回臨時会で、職員給与の臨時特例に関する条例が可決されたことに伴い、職員の給料及び地域手当が合計で8,213万3,000円減額されているわけですが、職員の時間外勤務手当、夜間勤務手当及び休日勤務手当にかかわる予算措置についてはどうなっているのでしょうか、今後の予定も含め明らかにしていただきたいのであります。
  2点目の質問は、予備費についてであります。旧久喜地区消防組合の一般会計補正予算(第2号)において計上されました県の補助金、広域連携支援事業補助金3,300万円は、平成24年度の事業として執行された消防広域化統合整備事業に対する補助金であるはずですが、どうして平成25年度の埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第2号)の予備費に計上することとなったのでしょうか。平成24年度の事業に対する県補助金を平成25年度の補正予算の予備費に計上するという形で留保しても問題はないのかどうか、当局の説明を求めるものであります。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 森山議員の質疑に対しましてご答弁申し上げます。
  初めに、(1)、職員給与の臨時特例に関する条例により、連動して減額する時間外勤務手当、夜間勤務手当及び休日勤務手当の予算措置についてでございますけれども、これらの手当につきましても給料に連動いたしますが、今後の災害発生状況によりましては、特殊勤務手当や時間外勤務手当が増額するなど、不確定要素がございますことから、これらの手当の扱いにつきまして、組合構成市町の消防主管課長、財政主管課長会議を開催しまして協議し、調整した結果、時間外勤務手当等につきましては、年度末に調整をするということで今回の補正内容となったものでございます。
  次に、(2)、旧久喜地区消防組合の平成24年度補正予算(第2号)で計上された埼玉県の広域連携支援事業補助金3,300万円について、平成25年度埼玉東部消防組合補正予算(第2号)で予備費に計上となった理由と、予備費へ留保しても問題はないのかについてご答弁申し上げます。一部事務組合が解散した場合は、地方自治法施行令第5条の規定が準用されますので、久喜地区消防組合の事務は、歳計現金を含めまして埼玉東部消防組合が事務を承継したものでございます。久喜地区消防組合の剰余金につきましては、今年度埼玉東部消防組合が諸収入として受け入れております。久喜地区消防組合の剰余金につきましては、久喜地区消防組合の純粋な剰余金分、これは久喜地区消防組合が解散とならなければ繰越金となるものでございますが、これにつきましては、久喜市と宮代町との協定書によりまして、平成25年度負担金と相殺をいたすものでございます。また、消防広域化に係る県補助金相当分の剰余金につきましては、災害対応のための経費並びに来年度における埼玉東部消防組合の繰越金として予備費に留保させていただきたく、今回補正をお願いしたものでございます。
  なお、この補正予算につきましては、先ほど申し上げましたけれども、消防主管課長並びに財政主管課長会議を開催しまして、協議調整した結果、県補助金相当分の剰余金につきましては、予備費に計上することについて了解があったものでございます。したがいまして、今回の補正予算につきましては問題ないものと考えております。 
議長(鎌田勝義君) 森山哲夫議員。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) 議案第23号の補正予算(第2号)について再質疑させていただきます。
  今回の補正予算(第2号)の概要ということで、資料2というものが別紙で配付されております。この別紙の資料2では、この予備費の内訳が示されているのですけれども、右側のほうです。そこでは、常備分として、消防広域化統合整備事業負担金に係る精算金ということで説明されているのです。この精算金というのはどういう意味なのかどうなのか。
  それと、先ほどの答弁で、この年度末に入るという、3月29日までに入るという情報は得ていたということですよね。そういう情報得ていたにもかかわらず、決算では4市2町に3,300万円余計に負担させてしまったわけですよ。それがまだなくなってしまったわけではなくて、予備費という形でここに残っているわけですけれども、今回の補正予算でこの常備分に予備費として計上された3,303万2,000円、これは資料2で言われている文言を利用すれば精算金ということなのですから、消防広域化統合整備事業負担金に係る精算金ということなのですから、速やかに4市2町のほうに返還というか、今回旧久喜地区消防組合解散に伴う久喜市、宮代町への返還金というのは1億2,929万9,000円あるわけですけれども、この広域化統合整備事業にかかわる負担金のうち3,300万円は速やかに4市2町のほうに返還というか、各市町の負担金と相殺をすべきものではないかと思うのですけれども、精算金とも書いてありますしね。なぜそういった措置をとらずに、予備費というような形で留保されているのか。行く行くは精算されるのだろうと思うのですけれども、この3,303万2,000円の取り扱い、今後の取り扱いについてもどのように考えているのか、その点を伺いたいというふうに思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 森山議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  資料2の予備費の内訳に精算金という記載があるが、どういう意味かということと、それから速やかにその分につきましては4市2町に返還すべきではないかというご質疑でございます。この県の補助金につきましては、平成24年度末に納入されましたので、これは打ち切り決算をしまして、久喜地区消防組合の剰余金ということで次年度のほうに繰り越してきたわけでございます。平成25年度になりまして、埼玉東部で一括諸収入ということで受け入れました。その内訳として、わかりやすく旧久喜地区消防組合が、本来は繰越金として計上すべきものと、それから県の補助金相当分ということで精算金という記載がございますけれども、意味をわかりやすくするためにそのような記載をしたものでございます。
  この予備費に計上することにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、組合構成をする消防担当課長、それから財政主管課長会議を開催しまして、その中の意見としましては、確かにこの県の補助金につきましては、4市2町のほうに返還するという考えなかったのかと、そういったご意見もございました。そういった中で、最終的には予備費のほうに留保するといいますか、災害対応、それから次年度の埼玉東部消防組合の繰越金として予備費に留保すると、そういったことにつきまして、構成市4市2町の各課長の皆様にご了解いただきましたので、このような補正予算としたものでございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 森山哲夫議員。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) 3回目ということでありますが、単刀直入に伺いますけれども、いろいろ協議されての措置であったということはわかるわけですけれども、今後の取り扱いなのです。精算金というふうな文言も使っているわけですけれども、私が2回目の質問で、4市2町に、まだ予備費という形ですけれども、今後返すというか、負担金と相殺するという考えはあるのかどうなのかということなのです。それとも東部消防組合の別事業、この統合整備事業以外の事業にこれは使っていこうと、予備費として、常備分として何かあった際にこれを使っていこうという考えでこの予備費に計上されているのか。県補助金相当分ですよね、この3,300万というのは。それは、24年度の事業に対して交付されたもので、先ほどの4事業、OAネットワークであるとか、それらに対して交付されたもので、それが結果的には予備費という形になっているわけですけれども、今後の問題です。やはりルールからすれば、4市2町の負担と相殺していくということが、これは常識的な対応ではないかなと思うのですが、今後のことについて明らかにされませんでしたので、再度ご答弁をいただきたいと思います。
議長(鎌田勝義君) 島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 森山議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  県の補助金につきましては、今後市町の負担金と相殺をして、4市2町に返すべきではないかと、そういった考えはあるのかどうかということでございます。こちらにつきましては、各4市2町の担当課長の考えとしましては、このように補正によりまして予備費に留保すると、そういった考えでございますので、今年度につきましては、そのように運用させていただきたいと思っております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で森山哲夫議員の質疑を打ち切ります。
  これをもって議案第23号の質疑を打ち切ります。
  議案第24号については、通告がありませんので質疑を打ち切ります。
  これをもって上程された管理者提出議案に対する質疑を終結いたします。





    ◎議員提出議案に対する質疑
議長(鎌田勝義君) 日程第3、これより議員提出議案に対する質疑をお受けいたします。
  議員提出議案第3号については通告がありませんので、質疑を打ち切ります。
  これをもって上程された議員提出議案に対する質疑を終結いたします。
  ここで暫時休憩いたします。

          休憩 午前10時51分

          再開 午前10時52分

議長(鎌田勝義君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。





    ◎討論・採決
議長(鎌田勝義君) 日程第4、これより討論、採決に入ります。
  まず、議案第18号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第18号 専決処分の承認を求めることについて承認することにご賛成の方の起立を求めます。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は承認することに決定いたしました。
  次に、議案第19号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第19号 専決処分の承認を求めることについて承認することにご賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は承認することに決定いたしました。
  次に、議案第20号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第20号 専決処分の承認を求めることについて承認することにご賛成の方はご起立を願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は承認することに決定いたしました。
  次に、議案第21号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第21号 専決処分の承認を求めることについて承認することにご賛成の方のご起立を願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は承認することに決定いたしました。
  次に、議案第22号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第22号 平成24年度久喜地区消防組合一般会計歳入歳出決算認定について認定することにご賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は認定することに決定いたしました。
  次に、議案第23号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第23号 平成25年度埼玉東部消防組合一般会計補正予算(第2号)について原案にご賛成の方はご起立願います。
          〔起立多数〕
議長(鎌田勝義君) 起立多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第24号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議案第24号 埼玉東部消防組合火災予防条例の一部を改正する条例、原案にご賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議員提出第3号の討論に入ります。
  討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
  議員提出第3号 管理者の専決処分事項の指定について原案にご賛成の方はご起立願います。
          〔起立全員〕
議長(鎌田勝義君) 起立全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。





    ◎消防行政に対する一般質問
議長(鎌田勝義君) 日程第5、消防行政に対する一般質問をお受けいたします。
  通告順に従い、順次質問を行います。
  なお、再度の質問の際は挙手をお願いいたします。
  初めに、森山哲夫議員の消防行政に対する一般質問をお受けいたします。
  14番、森山哲夫議員。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) 14番の森山でございます。それでは、通告書に従いまして一般質問を行います。
  今回、私は埼玉東部消防組合の消防力の現状と今後の整備指針について質問いたします。
  初めに、(1)として、埼玉東部消防組合の消防力は、消防力の整備指針に照らした場合どうなっているのかという問題であります。人員や署所、各消防車両の基準数及び充足数率はどうなっているのか、明らかにしていただきたいのであります。なお、まだ明らかにできないというのであれば、その理由とともに、明示できるのはいつごろになるのか、今後の見通しを示していただきたいのであります。
  第2に、総務要員と警防要員及び予防要員の人員数並びに全職員数に占める割合は、広域化前と広域化後では、それぞれどう変わったのか明らかにしていただきたいのであります。
  3点目の質問ですが、組合規約で広域化後3年以内に策定することとなっている定員適正化計画並びに施設整備計画はどのような体制と手順、プロセスで、いつごろまでに策定に着手する予定なのか、明らかにしていただきたいのであります。
  4点目、最後の質問ですが、広域化時点における5消防本部の消防職員の平均充足率は66%程度にすぎませんが、消防職員の増員についてはどのように考えられているのでしょうか。当局の見解を明らかにしていただきたいのであります。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 森山哲夫議員の質問に対する答弁を求めます。
  柏浦次長。
          〔次長 柏浦正人君登壇〕
次長(柏浦正人君) 森山議員の質問に対しましてご答弁申し上げます。
  まず、大項目1の(1)についてでございますが、消防本部が広域再編される場合の消防力の算定に当たっては、消防事務を一体となって実施している市町村全域を1つの市町村として取り扱うことになりますことから、消防力を算出するために必要な市街地の区分を新たに策定する必要があり、ただいまその作業を進めているところでございます。現在の進捗状況ですが、消防力を算出するために必要となる埼玉東部消防組合管内地図の作成を業者に委託しており、今月には完成すると聞いております。これができますと、次に消防力の算定基礎となります市街地等の区分を策定し、署所数、消防ポンプ自動車数及び人員等を算出してまいります。したがいまして、今年度末までに当消防組合の消防力を明らかにしたいと考えているところでございます。
  参考ではございますが、広域化前の各消防本部が、平成24年に国へ報告いたしました充足率の平均は、署所数の充足率が94.4%、職員数の充足率は67.5%となっております。車両につきましては、消防ポンプ自動車が91.4%、救急自動車、化学消防車、救助工作車は100%です。はしご車が現在60%ということでございます。指揮車は66.7%でございます。新消防組合の消防体制は、広域化前の消防力を引き継いで運用しておりますが、災害時の初動態勢や応援態勢が強化されたことによりまして総合力がアップし、厚みのある災害対応が可能となりました。
  次に、(2)についてでございますが、広域化前における平成25年3月31日現在の総務要員は、埼玉県や消防広域化事務局等へ派遣職員を含め53人で、全職員に占める割合は8.3%です。広域化後における平成25年4月1日現在の総務要員は35人で5.5%、人員では18人の減となっております。
  続きまして、本部の警防課職員を含む警防要員ですが、広域化前は514人で80.3%、広域化後は523人で81.7%、人数では9人の増となっております。
  次に、予防要員ですが、広域化前は31人で4.8%、広域化後は37人で5.8%、人数では6人の増となっております。広域化後におきましては、それまで各消防本部ごとにございました総務要員のダブり部分、これを整理いたしまして火災予防のための予防要員、現場活動の警防要員を増員した配置となり、消防力の向上が図られております。
  次に、(3)についてでございますが、定員適正化計画及び施設適正化計画につきましては、消防組合規約別表におきまして、広域化後3年以内に策定することとなっております。このため、平成25年度中に消防職員によるプロジェクトチームを編成し、平成26年度当初には計画策定支援業務を外部委託したいと考えております。策定に当たりましては、正副管理者の方針、組合議員皆様のご意見等踏まえまして、最終的に策定するという手順で進めたいと検討しているところでございます。
  最後、(4)についてでございますが、国が示しております消防力の整備指針は、市町村が目標とすべき消防力の整備水準が示されているものでございます。整備指針の考え方では、施設や人員については、地域の実情に即した適切な消防体制を整備するとされているものでございます。当消防組合は、埼玉県内あるいは全国における同規模の団体と比較いたしましても、決して劣ることのない職員数を有しておりますので、今後策定いたします定員適正化計画の策定結果を踏まえまして、適正な職員の確保に努めてまいりたいと考えております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 森山哲夫議員。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) 埼玉東部消防組合の消防力の現状については、その一端については数字でも示されたわけですが、整備指針に照らしてどうなのかと、消防庁が示しております消防力の整備指針に照らしてどうなのかということはまだわかっていないわけですよね。年度末までということで。この消防力の整備指針、消防庁が示している目標とすべき消防力ということなのですが、第1条第2項でこういっています。市町村は、この指針に定める施設及び人員を目標として必要な施設及び人員を整備するものとすると、こう定められているのですが、目標とするものがいまだ不明確だと。自分の立ち位置がわからないわけですよね。今年度末にはということなのですが、そろそろ来年度の予算編成にも着手しなければならない時期に来ております。ややゆゆしき状態かなとも思うのですが、年度末ということで支障はないのか、来年度の人員や装備、車両、そうしたものの整備との関係でもどう考えているのか、目標とすべきものということで規定されている指針に照らしてそれらが不明確という状態なのですけれども、来年度についてはどのように対応していこうと考えられているのか。それが1つです。
  それと、3点目の関係ですが、定員適正化計画並びに施設整備計画でありますが、平成26年度中にプロジェクトチームをというお話でありますが、プロジェクトチームの体制についてはどういったものを考えらているのか、予定ということで構いませんので、明らかにできる範囲でお示しいただきたいと思います。
  それと、外部に委託するというお話なのですが、外部委託する理由、根拠は何なのかを明らかにしていただきたいと思います。
  それと、策定スケジュールがもう少し具体的に示せないかと思うのですが、これは26年度末には策定されるということなのかどうなのか、もう少しスケジュールについても明らかにしていただければと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 柏浦次長。
          〔次長 柏浦正人君登壇〕
次長(柏浦正人君) 森山議員の再質問にご答弁申し上げます。
  まず、整備指針に沿って埼玉東部消防組合の消防力を年度末まで決めなくて支障がないのかという1つ目の再質でございますが、これは現在先ほどの答弁の中でもお話ししたとおり、市街地だとか都市構造、こういったものがまだ鮮明に出しておりません。そういった関係でやむを得ないのかなということで、作業につきましては、一生懸命できるだけ年度末前にできるように努力をしてみたいと思いますが、現時点ではちょっと難しいような気がいたします。
  それと、2番目の定員適正化計画、施設適正化計画ですね、こちらのプロジェクトチームの体制はどのような体制かということでございますが、局長を中心に所属長、各所属の所属長を中心に編成をしたいと考えております。
  それと、3番目のこの施設と人員の適正化計画につきましての、この計画書は、外部委託する根拠はということでございますが、特に根拠はございませんが、専門的な目線で業者が数社あります。そういった専門的な目線で見ている業者の知恵をかりて、立派な埼玉東部消防組合の適正計画ができればいいのかなと、そのように一応考えているところでございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 森山哲夫議員。
          〔14番 森山哲夫君登壇〕
14番(森山哲夫君) 2点ほど再度お尋ねをいたしますが、2回目の質問で、来年度予算との関係でお尋ねした問題があったかと思います。とりあえず旧5消防本部が1つに、埼玉東部消防組合ということで発足したわけですが、来年度の消防力の整備、人員や車両、車両については、救急車両などは100%と、これは新たな整備指針に対する数字ではないかとは思いますが、旧5消防本部の充足率というものは非常に満たされているのかと思うのですが、職員等の関係も含めて、来年度、車両についても更新などももちろんあるとは思うのですが、消防力を強化していくという立場からはどのようにされていくのか、指針との数字が明らかになっていない中ではどのように進めていくのかという、この点については再度ご回答をいただきたいと思います。
  それと、外部委託の根拠は特にはないということなのですが、専門的な業者の目線でということなのですが、どういった部門というか分野を委託されるのか、丸投げなのですか、これは。やはりこれだけの組織が、体制が整っていながら、やはり外部委託に頼らざるを得ないと、そうした実情というか、分野というのはどういうところなのか。基本的なところは、やはり消防局の主体性、そういったものが問われるのだとは思うのですが、なかなか自前ではできないという事情もあるのだと思うのですが、どんな点が業者に頼らないとできないのか、もう少し詳しく説明いただければと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 柏浦次長。
          〔次長 柏浦正人君登壇〕
次長(柏浦正人君) 森山議員の再々質問にご答弁申し上げます。
  車両だとか人員、こういったものがまだはっきりしていないということですが、来年度予算に対しまして対応していかなくてよいのかというご質問でございます。この点につきましては、広域化を図る中で、3年以内に定員適正化計画、施設適正化計画、これをつくっていくということでございますので、この3年間はその状態、現状のままでいくということでご理解をいただきたいと思います。
  それと、2問目の業者委託する部門はどのようなことかということでございますが、いろいろ細かいところがあるのですけれども、まず現状の常備消防力の充足率の状況とか、または消防署所の最適な配置状況、それと将来の人口増、そのようなところが主力になるかと思います。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で森山哲夫議員の質問を打ち切ります。
  ここで暫時休憩いたします。

          休憩 午前11時15分

          再開 午前11時20分

議長(鎌田勝義君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。
  次に、小島和夫議員の質問をお受けいたします。
  8番、小島和夫議員。
          〔8番 小島和夫君登壇〕
8番(小島和夫君) 議長に発言の許可をいただきましたので、3項目についてご質問します。
  まず1点目、埼玉東部消防組合の全体についてであります。(1)として、埼玉東部消防組合を今後どのように充実していくのか、管理者にお伺いします。
  2点目は、ことし1月に久喜市の男性が救急搬送を36回にわたって断られて死亡しました。今後県と医師会と具体的にどのように要請や要望をしていくのか、管理者にお伺いします。
  続いて、2点目であります。防火水槽についてであります。(1)、4市2町に防火水槽は幾つあるのか、市町別にお伺いします。また、今後の計画についてもお伺いします。
  3点目、ドクターヘリについてであります。埼玉東部消防組合の着陸地点は充実しているのか、また2点目はドクターヘリを要請し、組合の着陸地点までどのくらいかかるのかお伺いします。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員の質問に対する答弁を求めます。
  田中管理者。
          〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) それでは、小島和夫議員のご質問の中で、(1)、(2)につきましては、私から答弁申し上げます。なお、細かな点につきましては、担当から引き続いて答弁をさせていただきますので、あらかじめご了承のほどをお願いいたします。
  まず、(1)でございます。さきの平成25年埼玉東部消防組合議会第1回臨時会におきまして、この関係につきましては、私から組合運営に対する所信ということで申し上げましたとおりでございます。その中のお話とかぶりますけれども、まず消防組合が取り組むべき基本施策といたしまして、第1に、広域化のメリットを最大限に発揮し、全国トップレベルの消防行政サービスを目指すことでございます。そのためには、限りある財源の中、職員一人一人が経営感覚を持って費用対効果を考え、その一方で住民の立場になって活動し、管内住民の皆様を守るために何が必要か、何をなすべきかを考えながら消防行政を推進し、住民との信頼関係を大切にする組織となるよう、職員の意識改革を図っていくことでございます。人材の育成が重要と認識をいたしております。
  次に、4市2町で保有していた備品等の一元管理により、活動資機材等の有効活用を図ることはもとより、消防救急無線のデジタル化とあわせ、4市2町の119番通報に素早く対応するための高機能指令システムを平成27年4月までに整備するなど、より高いレベルの設備を計画的に整備をしてまいります。
  3点目でございますけれども、東日本大震災後、首都直下地震、東南海、南海地震の切迫性はさらに高まってきていると言われております。そのように認識をしております。今回の広域化により、消防体制の基盤の強化が図られましたが、いかなる災害に直面しても、各市長、各町長を初めとする市役所、町役場と消防組合が一丸となって災害に対応できる体制を確立し、全国トップレベルの消防行政サービスが提供できるよう、消防体制の充実強化に努めてまいる所存でございます。
  (2)でございます。私は、このたびの事案を重く受けとめまして、埼玉県に救急医療体制をより円滑にするため、要望活動を続けてきたところでございます。その結果、7月18日に救急医療体制の充実に向けて(共同宣言)が行われたわけであります。共同宣言とは、埼玉県の医師会会長、また埼玉県市長会、埼玉県町村会、埼玉県、この4者による共同宣言でございます。私は、市長会の会長が本来出席をし、署名すべきでありますけれども、当事者に近いということから、あなたが行ってこいという会長の命を受けまして、私が当日7月18日にこの共同宣言に署名をしたわけでございます。このことにつきましては、新聞に報道されましたので、ご存じかと存じます。この共同宣言を受けまして、本年9月5日から当消防組合の全救急車に救急タブレットを積載し、既に運用を開始いたしております。医師会につきましては、あらゆる機会を見て救急搬送の協力を今後ともお願いをしてまいります。
  今回の事案の関係で、私の持論をちょっとお話しさせていただければ、埼玉県の医師の数は、ご案内のとおり全国一少ないわけであります。10万人あたりの医師の数、47番目であります。したがって、これからは医師の増員を図っていくべきと考えておりますが、政府は医療費総額で既に38兆円を超えたと言われる中で、医学部の新設につきましては、全く消極的でございます。たしか昭和52年だったと思いますけれども、琉球大学に医学部が新設された以降、1校も実は医学部はできておりません。そういった医師不足という問題があろうかと思います。加えて申し上げれば、国公立の医学部がないのはわずか3県であります。岩手県、栃木県、埼玉県、この3県が国公立の医学部がないという現状がございます。私立大学の医学部と比較するわけではございませんけれども、やはり医師の適切な配置というのは、国公立の医学部が私は負うべき仕事であろうというふうに思っています。現在この関係につきましては、さきの新聞を読みますと、東北方面に医学部をつくるというような総理の意向を受けて具体的な検討に入ったというような報道がその後ございました。この際、ぜひ医学部がない、国公立の医学部がない3県についても、政府の英断を私自身は求めたいというふうに思っております。
  今回の原因の2つ目は、医師の高度化、専門化が非常に進んでいる、急速に進んでいるという現状が挙げられます。したがって、25の医療機関が搬送をできない、受けられないというふうにお断りしたわけでありますけれども、それは、医師はいたのです。医師はいたのだけれども、専門医がいないということであります。今医療に関するさまざまな訴訟事件が発生する中、医師の気持ちが非常に萎縮してしまっている、専門医が手を出さないというような現状があるわけであります。これからますます医療の高度化、専門化が進んでいく中で、専門医の不足をどうするのか、これが大きな課題であるというふうに思っています。
  3点目が、病院同士あるいはクリニックと病院との連携が十分でないということでございます。この関係につきましては、加須市長にいろいろお骨折りいただいて、今とねっとという中で、そのネックを一生懸命解決に向けてご苦労を私どももともにしているわけでございます。クリニックの持つ力と、病院の持つ力あるいは病院対病院の連携もこれから非常に重要になってくるものというふうに思っております。
  全体の医療の関係でいえば、私は総合医の制度をもう少し充実しなければいけないというふうに思っております。ちょっと風邪を引いた、あるいは歩いて膝をすりむいたというような方も大きな病院に行く傾向がございます。これでは重篤な急を要する患者がどうしても適切に素早く対応ができないのではないかというふうに思います。総合医制度も、もう数十年前からいろいろ議論されているというふうに聞いておりますけれども、なかなかうまくいかないというような実態があるわけであります。まずは地域の総合医にかかって、自分の体のどこが悪いのか診ていただいて、それに応じて、必要に応じて大きな病院を紹介をしてもらうというようなこともさらに必要になってくると思われるわけであります。紹介状がない患者さんが来る割合も、国公立の病院においては非常に高いわけであります。5割以上が紹介状がなくて訪れるという患者さんがいらっしゃるわけであります。そんな中で、紹介状を持ってこない方への、いわゆる初診料のあり方についてもいろいろ議論がされているようでございます。
  最後に申し上げれば、今病院が患者として病院に入院しているときに当たって、本来介護施設に行ったほうが適切ではないか、あるいは在宅にてケアをする人も十分ではないかという方は、残念ながら諸般の事情により病院に入院をされているという実態もあるわけでございます。どうしても病院での入院によってケアをしなければならない方がなかなか後回しになってしまうというような状況もあるやに聞いております。
  今、5点につきましても私の持論をお話しさせていただいたわけでございますけれども、どれをとりましても、どれかが解決すればこの悲しい事案がなくなるというものではございませんけれども、全体として、国全体がこの問題については考えていかなければならない。ましてや一消防組合の立場としては大変大きな問題であるというふうに思っております。私は国民的な議論の中で、今後の医療のあり方、当然そのことは救急搬送のあり方にも関係してまいりますけれども、そんなことを考えているわけでございます。一部そんなことはないというふうなご意見があったらお許しいただきたいのですけれども、私の考え、持論を申し述べさせていただきました。
  以上であります。
議長(鎌田勝義君) 本間救急課長。
          〔救急課長 本間哲也君登壇〕
救急課長(本間哲也君) ただいま管理者から小島議員のご質問についてご答弁がございましたが、私のほうからは具体的にご答弁をさせていただきます。
  救急搬送受け入れ困難事案を受けて、県では埼玉県医療対策協議会救急医療部会が3回にわたり開催され、平成25年5月29日、埼玉県における救急医療体制の改善に向けた提言が示されました。その内容の一つとして、管理者からもご答弁がございました。全救急車へタブレット端末を搭載させて、救急医療情報システムを救急車内で確認できるようになり、既に当組合につきましては、9月5日に県内では初めて全救急車に積載し、運用を開始しております。このほか消防機関と医療機関の連携強化や救急車の適正利用に向けた働きかけ、救命救急センターの整備などが提言として提出されたところでございます。また、当組合では、受け入れ困難事例に対する対策の1点目といたしまして、救急隊と指令課との連携による受け入れ医療機関選定要領を作成し、全職員に周知徹底いたしました。内容につきましては、病院照会回数10回以上、または現場滞在時間が30分以上経過し、搬送先医療機関の確保が困難な場合、また緊急度、重症度により、指令課と連携して医療機関を選定し、現場滞在時間の短縮に努めております。さらに、管内全ての救急車及び指令課に配備いたしましたタブレット端末を有効に活用し、病院設定を行っています。なお、傷病者の管理が手薄にならないよう救急隊だけではなく、消防隊も積極的に活用することもあわせて周知いたしました。また、当組合の救急担当も参加した東部北地区救急医療対策協議会において、加須、幸手保健所を通じて医師会に救急医療情報の日々の更新と受け入れの指導及び当直体制の情報提供について要請いたしました。さらに、県の保健医療部にも同様の要請をしたところでございます。こうした要請、要望の結果、従来各病院から個別でいただいております当直体制の様式も統一され、救急課から救急隊のタブレット端末にメールで配信し、活用しております。今後このような事態を繰り返すことのないよう、当組合としても救急医療に携わる関係者と協議を進め、具体的な対策が必要となる場合におきましては、各方面への要望活動を行い、救急医療体制の一層の改善に努めてまいります。
議長(鎌田勝義君) 石井消防課長。
          〔消防課長 石井喜三雄君登壇〕
消防課長(石井喜三雄君) 小島議員ご質問の大項目2、防火水槽についてご答弁申し上げます。
  ご質問1点目の(1)、4市2町の防火水槽の設置数でございますが、平成25年4月1日現在の防火水槽の総数は1,680基でございます。構成市町別の内訳でございますが、40立方未満の防火水槽につきましては、加須市、118基、久喜市、70基、幸手市、1基、白岡市、29基、宮代町、36基、杉戸町、24基でございます。また、40立方以上の防火水槽につきましては、加須市、474基、久喜市、424基、幸手市、184基、白岡市、43基、宮代町、59基、杉戸町、218基でございます。
  ご質問2点目の(2)、今後の計画についてでございますが、防火水槽につきましては、規約にありますとおり、当該市町の負担により設置するものでございます。 当組合としましては、災害時の防火水槽の有効性は十分に認識しておりますので、今後構成市町と協議を行い、検討してまいりたいと考えております。
議長(鎌田勝義君) 本間救急課長。  
          〔救急課長 本間哲也君登壇〕
救急課長(本間哲也君) 小島議員のご質問、大項目3についてご答弁させていただきます。
  まず、(1)、埼玉東部消防組合の着陸地点は充実しているのかについてご答弁申し上げます。埼玉県では、重篤な救急患者の救命率の向上と、後遺症の軽減を目的に平成19年10月からドクターヘリが運航され、平成25年9月現在、県内に553カ所、埼玉東部消防組合管内には60カ所の離着陸場を指定し、迅速に搬送できる体制が整えられていると考えております。構成市町の内訳につきましては、加須市、22カ所、久喜市、12カ所、幸手市、6カ所、白岡市、3カ所、宮代町、3カ所、杉戸町、14カ所でございます。
  続きまして、(2)のドクターヘリを要請して、組合4市2町の着陸地点までどのくらいかかるかについてご答弁申し上げます。要請から構成市町に着陸します時間につきましては、気象条件等によりますが、出動実績をもとに確認したところ、加須市、市民運動公園自由広場、約12分、久喜市、久喜消防署、約10分、幸手市、勤労者体育センター、約11分、白岡市、白岡総合運動公園、約11分、宮代町、はらっパーク宮代、約13分、杉戸町、カルスタ杉戸国体記念運動広場、約13分。 なお、組合管内への平均到着時間は約11.7分となっております。
議長(鎌田勝義君) 小島和夫議員。
          〔8番 小島和夫君登壇〕
8番(小島和夫君) では、再質問させていただきます。
  管理者の考え方、すばらしいなという考え方、私も感服しました。ただ、その点の中で埼玉県の救急指定病院、平成19年は201件あったのです。平成25年では183件と。やはり搬送するのには、病院数が減っているということですね、救急指定病院が。その中には宮代町と杉戸町はゼロなんですね。加須市は5つ、久喜市は5つ、幸手市は3つ、宮代、ゼロ、杉戸、ゼロ、白岡市は1つと。東部では、14カ所しかないのですね。その点、今後時間は宮代、杉戸ってないのです。その点充実していかないと、環境整備になっていかないかなと思うのですけれども、その点についてはどうなのか。
  それと、この救急指定病院は当然ベッド数が1つか2つ、いつもあけておかなくてはならない状況ですね。だから、そのベッド数は大体この4市2町ではどのくらいあるのか。これは、全部2次医療ですね。3次医療のことを考えれば、救急救命センター考えれば、これは7つしか今ないのですね、埼玉県では。さいたま赤十字、埼玉医科大、深谷赤十字、防衛医科大、川口市立医療センター、獨協医科大、あと埼玉医科大国際医療センターと。なぜ、この東部地区にはないのか。これは、栗橋のほうが当然済生会病院ですか、これが平成26年の4月とか、いろいろそういううわさが入っているのですけれども、それが今後3次医療の救急センター、先ほど管理者が言ったように、医師不足のために、これができるのか。仮にできたとすれば、当然ベッド数はどのぐらいになるのか、その点もお伺いしたいと思います。
  それと、2点目です。この防火水槽を先ほど質問したら、当然これは各自負担だと。けれども、平成、一般会計予算に関しては、この43ページに、この委託料の中で防火水槽新設工事設計業務委託料、防火水槽新設工事と入っているのです。なぜこれが各自負担なのに入っているのか。当然負担金の中に入っていると言うでしょう、あなた方は。だから、私が前に言ったとおり、負担金に関してはきちっと明確にすべきだって言ったではないですか。それを先般その中で総務省、総務省はそうしろと書いていないのです、私も調べたら。その点すっきりとした会計報告をしていただきたい。そういう部分でその点ができるのか、それをお伺いしたいと思います。
  それと、ドクターヘリについては、当然これはこれで本当に十分対応がこれで満足という消防体制になっているのか、その点1点と、それと、これは当然気候によって飛ぶときと飛ばないときとあるのですね。そのときはどのような判断をして、当然消防の、救急車の人が判断するかもしれませんけれども、それを要請したとき、天候が荒れていたとき、県からそれができていないと、来られないといったときの対応の仕方、誰が判断して、誰が決断して、どこに搬送、病院に持っていくのか、その判断は誰がするのか、その点をお伺いしたいと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 本間救急課長。
          〔救急課長 本間哲也君登壇〕
救急課長(本間哲也君) 小島議員からのご質問について再答弁させていただきます。
  まず、告示病院の数ですが、これは県の担当に確認したところ、183施設、間違いないということです。なお、増減数については、あれなのですが、やっぱり少しずつ減っているという現況確認はいたしました。なお、東部北地区においては、救急指定病院、告示病院の数は減っておりませんので、救急課としましては、限られた医療資源ですね、これを有効に活用して対応していきたいと考えております。
  また、救命センターの進捗状況ですが、県としましても救急医療部会からこれの提言に、救命救急センターの整備が挙げられておりますことから、緊急短期的に対応すべき取り組みとして1から2年の目標で対応していくことになると見込まれますので、県の動きに注視していきたいと考えております。
  続きまして、ドクターヘリの体制ですが、去年までの出動状況で特に各署に確認したところ、今まで出場して離発着所の数について問題があったというのは聞いておりません。このまま運用していきたいと考えております。
  次に、気象条件等で出動できない場合というご質問でありますが、現場の救急隊としましては、指令センター、救命センターですね、救命センターのドクターヘリの運行調整室というか、ドクターヘリのホットラインというのがありまして、そこに直接電話しております。そこで要請を確認しますが、天候等、また出動時間が朝の8時半から日没30分前までとなっておりますが、それ等の状況により出場できないときは取り消しの回答がございます。そうしましたら、まず陸送で3次救急、そこに搬送することを考えております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 小島議員の再質問の中のうち防火水槽の負担金につきましてご答弁申し上げます。
  内容的には当初予算の内容かなと思っておりますが、考え方としましては、非常備分につきましては、それぞれの市、町がその分について負担をするという考えでございまして、歳入、歳出、その辺を明確にしておきたいと思っております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 小島議員。
          〔8番 小島和夫君登壇〕
8番(小島和夫君) 先ほど一、二年から救急指定病院の整備考えていく、これ認定まで3年かかるのです、この病院というのは、申しわけないですけれども。ですから、問題は宮代、杉戸がないのです。そうすると、時間的に結局1分1秒争う中では、私はこの近くにやはり1つや2つあっても問題ないなと思っているのですけれども、その点についてはどのようにお考えなのか、それについてお伺いしたいと思います。
  それと、この防火水槽で、確かにこの40ミリのところは少ないところと、40ミリ以上は多いところ、これで十分この4市2町の対応がきちっとできるのか。これだけで十分なのか、防火水槽。渇水のときはどうするのかなという心配もあるわけですね。結局、八木沢ダムが渇水したら、当然水というのがこっち来ないわけですから、その点、この状況の中で大丈夫なのか。ですから、そこは全体の中の計画というのは、やはり4市2町の計画して、こういう地区にこういう部分があって、こういうところにあるのだと。確かに各市町村の予算もあります。そこを踏まえた中の検討は今後していくのか、その点についてお伺いします。
  それと、ドクターヘリの場合、同じ4市2町の中で、救急で急に交通事故や産科してしまったとき、ドクターヘリを要請したとき、県はドクターヘリって1つか2つしかないのですよね。そのときの対応ってどうするのかなと思うのですけれども。当然それは全部要請したときの順番はどうやって決めたりするのか、その辺についてお伺いします。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 内田消防局長。
          〔消防局長 内田正夫君登壇〕
消防局長(内田正夫君) 小島議員の再々質問にお答えを申し上げます。
  救急指定病院あるいは3次救急の拠点のお話があったかと思いますが、杉戸、宮代町に救急指定病院がないという状況が非常に憂慮されるということでございますが、私ども救急搬送を担っている消防局といたしましても非常に憂慮しております。そういう意味では、医療機関あるいは医療行政側のほうで杉戸町あるいは宮代町にそういう救急指定病院が整備されることを我々も期待するものでございます。
  それから、2つ目は防火水槽が十分ではないのではないか、あるいは今後の計画が必要なのではないかというご質問でございますが、先ほど担当課長からご答弁申し上げましたけれども、防火水槽は非常に火災時あるいは災害時に非常に効果があるということが実証されておりますので、私どもも関係市町と十分協議しながら整備を進めたいところでございますが、防火水槽の整備そのものは各市、町で行うと。私どもはそれを特別負担金という形でご負担をいただきまして、実際の施工は私どもが委託を受けるような形で行っていると。したがいまして、事業費としても委託料が予算に計上されるものでございます。その反面として特別負担金ということで負担金をお願いしておりまして、そういう意味では関係の市、町と私どもの組合のほうで十分協議をして、どの地区にどれだけ必要かということを十分協議して計画をつくって少しずつ進捗をさせていきたいというふうに考えております。
  それから、ドクターヘリの搬送事例がいっときに集中した場合にどういう優先順位かということでございますけれども、これはドクターヘリを運行しているところで、例えばここでいいますと、埼玉医科大学の川越医療総合センターですか、そういうところのほうで判断をしながら我々のドクターヘリ要請に対応していただくという形になろうかと思います。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 以上で小島和夫議員の質問を打ち切ります。
  次に、江原浩之議員の質問をお受けいたします。
  10番、江原浩之議員。
          〔10番 江原浩之君登壇〕
10番(江原浩之君) 議長のお許しをいただきましたので、2つほど一般質問をさせていただきます。
  まず、救急業務についてですが、構成市町の救急出動について10年前と現在を比較し、どのような状況になっているのか、また傷病者程度別の割合についてお伺いいたします。
  次に、2問目といたしまして、消防特別点検及び防災訓練についてお伺いします。構成市町の消防特別点検及び防災訓練の各署の対応はどのようになっているのか、また埼玉東部消防組合消防局となった今、以前との変化はあるのかについてお伺いいたします。
議長(鎌田勝義君) 本間救急課長。
          〔救急課長 本間哲也君登壇〕
救急課長(本間哲也君) 江原議員のご質問、大項目1についてご答弁させていただきます。
  埼玉東部消防組合の構成市町の10年前、平成15年中の救急搬送件数及び傷病者程度別で振り返ってみますと、加須市、3,304人搬送のうち軽症者の割合は49%、久喜市、4,525人搬送のうち軽症者47.8%、幸手市、1,652人搬送のうち軽症者40.8%、白岡市、1,395人搬送のうち軽症者52.6%、宮代町、950人搬送のうち軽症者50.3%、杉戸町、1,550人搬送のうち軽症者50.3%で、合計1万3,376人を搬送し、軽症者の平均は47.8%という状況でした。その10年後の平成24年中の救急搬送件数及び傷病者程度別では、加須市、4,242人搬送のうち軽症者53.7%、久喜市、6,053人搬送のうち軽症者49.4%、幸手市、2,059人搬送のうち軽症者48.9%、白岡市、1,584人搬送のうち軽症者48%、宮代町、1,305人搬送のうち軽症者51.6%、杉戸町、1,817人搬送のうち軽症者52.8%で、合計3,684人増の1万7,060人でした。また、搬送した傷病者を傷病程度別で区分すると、平均約50.8%を軽症傷病者が占めており、ともに増加傾向でございます。
議長(鎌田勝義君) 石井消防課長。
          〔消防課長 石井喜三雄君登壇〕
消防課長(石井喜三雄君) 江原議員ご質問の大項目2についてご答弁を申し上げます。
  広域化後、消防団事務につきましては、構成市町に移管されておりますので、消防特別点検につきましては、市や町と各消防署が協力し、昨年同様に人員、服装、規律点検や機械器具点検などを実施する予定でございます。また、防災訓練につきましても、市や町と各消防署で協議し、昨年同様に応急処置訓練や、初期消火訓練などを実施したものでございます。今後の消防特別点検及び防災訓練につきましても構成市町と協議し、訓練規模や訓練内容に応じた人員で訓練に参加してまいりたいと考えております。
議長(鎌田勝義君) 江原浩之議員。
          〔10番 江原浩之君登壇〕
10番(江原浩之君) 1問目ですが、やはりご答弁いただきまして、10年前と比較すると、かなり救急出動が増加しているということも確認できました。また、程度別でございますが、ほとんどの構成市町が、やはり軽症が本当にふえている。10年前と、白岡だけだったでしょうか、軽症は減っているということでございますが、全体平均すると、やはり50%を超えているというような軽症の程度でございまして、それでは、増加する救急出動に対して何か対策をしているのかについて再質問をいたします。
  次に、消防特別点検及び防災訓練でございますが、東部消防組合消防局となり、県内職員数では3番目の規模でございます。また、管内人口で申しますと、県内4番目の大規模な組織となったわけでございますが、スケールメリットを生かした消防特別点検や防災訓練について消防局としてお考えをお伺いし、再質問とします。
議長(鎌田勝義君) 本間救急課長。
          〔救急課長 本間哲也君登壇〕
救急課長(本間哲也君) 江原議員の再質問、増加する救急軽症者ですね、この対応はということでご答弁させていただきます。
  埼玉東部消防組合では、ホームページのほか、各種広報紙への掲載、また救急車へマグネットシートの張りつけ、救命講習、防災訓練、その他、各種イベントにて救急車の適正利用のご協力をお願いしています。内容といたしましては、安易な救急車の要請を避けていただくよう協力を訴えるとともに、症状が軽く、どこの病院へ行けばよいかわからない場合などは埼玉県救急医療情報センターの活用を案内しております。あわせて傷病者の状態や事故の状況などから急いで病院へ連れて行ったほうがよいと思ったときは迷わず119番するようにお願いしています。特に救命講習や各イベントでは、ためらわず救急車を呼んでほしい症状を紹介し、具体的にあらわした冊子を使い、広報を行い、救急車の適正利用のご協力をお願いしているところでございます。
議長(鎌田勝義君) 石井消防課長。
          〔消防課長 石井喜三雄君登壇〕
消防課長(石井喜三雄君) 江原議員の再質問ついてご答弁させていただきます。
  構成市町の消防特別点検や防災訓練などにつきましては、市や町の意向もございますことから、今後も管轄する消防署と市や町の担当者間で協議し、進めてまいりたいと考えております。
  なお、平成25年度の杉戸町消防特別点検においては、単独消防ではできなかった埼玉東部消防組合音楽隊の演奏やはしご車の訓練展示など、広域化のメリットを生かした訓練を予定しております。今後も大規模な訓練などにつきましては、消防局として対応してまいりたいと考えております。
議長(鎌田勝義君) 江原浩之議員。
          〔10番 江原浩之君登壇〕
10番(江原浩之君) 救急業務でございますが、先日屋内消火栓操法をこの訓練会場として実施されたときに消防職員の方に案内いただいたのですが、商品名でエアポールというのがありまして、救急車の適正利用のお願いということで広報用の備品があったわけでございますが、下のほうに旧久喜地区の名称が入っておりまして、下のほうを東部消防組合というような形にシールでも張っていただいて、できれば救急の日に近い日ですとか、また市町のイベントみたいなところで4市2町でうまく活用していただくことを要望させていただきたいと思います。
  また、増加する救急件数ですが、やはり極端な核家族化や高齢化の進展などによってふえ続ける救急需要にどのように応えていくかが喫緊の課題であろうかなというふうに存じます。救急需要の増加に対する新たな視点に立った対策が必要ではないかというふうに思うわけでありまして、先ほど前の議員さんの答弁で管理者のほうからも救急搬送のあり方というような話もございましたので、どうか救急搬送、トリアージについて、内容については割愛させていただきますが、そういったようなところを調査、研究をしていただくことを救急課だけではなく、消防局全体として検討していただくことを要望いたします。
  次に、消防特別点検及び防災訓練ですが、埼玉東部消防局となり、住民にPRすることも含め、また大勢参画する防災訓練などで消防署と市の連携、機敏な訓練展示を要望して終わります。
議長(鎌田勝義君) 以上で江原浩之議員の質問を打ち切ります。
  次に、梅山昌弘議員の質問をお受けいたします。
  1番、梅山昌弘議員。
          〔1番 梅山昌弘君登壇〕
1番(梅山昌弘君) 1番、梅山です。議長のお許しをいただきましたので、2点ほど一般質問をさせていただきます。
  1点目は、医療情報タブレットの活用状況について、これにつきましては重複する部分もあろうかと思いますが、お許しを願いたいと思います。次に、業務用車両の事故防止対策についてお伺いいたします。
  1点目の、医療情報タブレットの活用状況ですけれども、先ほど来話題に上っておりますが、9月5日以降、使用を開始しているということで1カ月ちょっと過ぎたわけですけれども、先ほど10回以上、あるいは30分以上現場にいた場合、指令との連携を行う、あるいは当直体制が事前に明確化されている等、このようなお話がありましたけれども、具体的に現場ではどのように改善が進んでいるのかお伺いしたいと思います。
  それと、2点目といたしまして、業務用車両の事故防止対策ということで、今回専決処分が4件出されております。そのうちの2件が場内における業務用車両の事故といいますか、それに対する専決処分を行ったということでございます。これにつきましては、場内ということで状況、私も十分わかりませんけれども、日ごろ職員の皆さんにどのような事故防止について教育なり、訓練を行っているのかお伺いしたいと思います。
  以上です。
議長(鎌田勝義君) 本間救急課長。
          〔救急課長 本間哲也君登壇〕
救急課長(本間哲也君) 梅山議員のご質問、大項目1についてご答弁させていただきます。
  埼玉東部消防組合では、平成25年9月5日からタブレット端末、iPadを全救急車両及び指令課に合計28台を配備し、運用を開始しております。これは、埼玉県の補助を受けて整備したもので、当消防局が県内初となります。タブレット端末から埼玉県医療情報システムを検索し、埼玉県全域の救急医療機関における診療科目情報、病院別空きベッド情報、レントゲン、ICUの使用状況、当直医の情報等を閲覧することができます。救急活動中において傷病者の症状に合わせて診療科目に該当する当直医や空きベッドのある収容可能病院を検索し、搬送するために活用しています。さらに、埼玉県医療情報システムが閲覧できるだけでなく、インターネット上においてさまざまな情報を得ることもできることから、今まで紙ベースから東部北地区2次救急医療圏輪番11病院の当直表を持参していましたが、メールにて配信し、独自の情報として活用もしております。消防局管内でなく、埼玉県全域の救急医療機関情報を閲覧できることにより、救急出場現場での現場滞在時間が短くなる効果を期待しています。
議長(鎌田勝義君) 島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 梅山議員の大項目2の質問にご答弁申し上げます。
  車両の事故防止対策につきましては、道路交通法の規定に基づきまして、安全運転管理者を選任すべき消防署及び分署には所属長を安全運転管理者として選任し、日ごろから所属職員に対しまして安全運転に係る指導を行っております。技術的な訓練につきましては、消防車両等の操縦訓練や敷地内にパイロンを配置して行う操作訓練等を日常的に行い、運転技術の向上に努めております。また、職員研修の一環といたしまして、年に1度全職員を対象とした安全運転研修を実施しております。外部講師による研修、あるいはDVDを使用した研修によりまして安全運転のための知識、心構えなどについての研修を実施しているところでございます。
  それから、緊急車両の運転を担当する職員に対しましては、茨城県ひたちなか市にあります安全運転中央研修所で消防職員を対象に行われております消防・救急緊急自動車運転技能者課程へ定期的に派遣し、運転技術の向上を図っております。公務中の事故防止につきましては、運転者だけではなく、同乗者全員で安全確認を行うなど、注意を払いながら事故防止に努めてまいりたいと考えております。
議長(鎌田勝義君) 梅山昌弘議員。
          〔1番 梅山昌弘君登壇〕
1番(梅山昌弘君) 再質問をさせていただきます。
  最初のこのタブレットの関係ですけれども、まだ使用が開始されたばかりということで短くなることを期待するという答弁でした。具体的なデータ等があれば、お伺いしたいと思います。
  それと、この車両の事故の防止の関係ですけれども、各消防署ですか、安全運転管理者がいらっしゃるということですけれども、この方と消防職員との日常的なといいますか、定期的な教育なり、お互いの、車両の運転の安全に関する定期的な、例えば月1回こういうことやれとか、週に1回点呼でこういうことやれとか、そういう具体的なやりとりが各消防署、統一的に行われているのかどうかお伺いしたいと思います。
議長(鎌田勝義君) 本間救急課長。
          〔救急課長 本間哲也君登壇〕
救急課長(本間哲也君) 梅山議員の再質問についてご答弁させていただきます。
  まだ具体的なデータはございませんが、医療機関におきましては、埼玉県医療情報システムにおいて日々の更新を入力していただいております。その点は、救急隊も救急課のほうで毎日確認はしております。また、救急隊から9月5日以降のiPadの使用状況ですが、特段問題なく活用しているということは報告を聞いております。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 島村次長。
          〔次長兼総務課長 島村健一君登壇〕
次長兼総務課長(島村健一君) 梅山議員の再質問にご答弁申し上げます。
  安全運転管理者が所属職員に対する教育がどうなっているのかという点かと思いますけれども、当務隊、当務日におきまして、これは定期的に例えば運転免許証の確認を行っておりまして、あとはその当務日によりまして、当直長、所属長の判断により安全運転に係る教育につきましては行っているものでございます。
  以上でございます。
議長(鎌田勝義君) 梅山昌弘議員。
          〔1番 梅山昌弘君登壇〕
1番(梅山昌弘君) 安全運転の関係だけちょっと要望をさせていただきます。
  定期的に同じことを教育し、訓練することが大切かと思います。そういう意味におきまして、やはり埼玉東部消防組合として1つになったわけですから、3年以内という話が先ほど来出ておりますけれども、こういう問題につきましては、早急に幹部の皆さんが協議をしていただきまして、統一的な業務用車両の安全運転をどのようにやっていくのかというようなことをやはりプロジェクトなりをつくってやっていただくことがこういう専決処分におきまして、場内における事故というようなことが防げるのかなと思いますので、その点を要望して私の一般質問を終わらせていただきます。
議長(鎌田勝義君) 以上で梅山昌弘議員の質問を打ち切ります。
  これをもって消防行政に対する一般質問を終結いたします。





    ◎閉会中の継続審査の件
議長(鎌田勝義君) 日程第6、閉会中の継続審査につきましてお諮りいたします。
  次回会議の日程等について、議会運営委員会委員長から閉会中の継続審査としたい旨申し出がありましたので、閉会中の継続審査として議会運営委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) ご異議なしと認めます。
  よって、そのように決定いたします。





    ◎議員の派遣
議長(鎌田勝義君) 日程第7、議員の派遣についてお諮りいたします。
  平成25年11月5日、6日の2日間にわたり高機能通信指令システム及びデジタル消防救急無線などを運用している先進消防機関の視察のため、千葉北西部消防指令センター及びちば消防共同指令センターの視察研修を予定しております。この視察研修に埼玉東部消防組合議会議員全員を派遣したいと思います。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鎌田勝義君) ご異議なしと認めます。
  よって、そのように決定いたしました。
  以上で本定例会の日程は全て終了いたしました。





    ◎議長挨拶
議長(鎌田勝義君) 議員の皆様方には、全議案に対しまして慎重なるご審議を賜りまことにありがとうございました。





    ◎管理者挨拶
議長(鎌田勝義君) 管理者のご挨拶をお願いいたします。
  田中管理者。
          〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 今議会に上程いたしました議案第18号ないし議案第24号につきましては、慎重ご審議の上、速やかにご決定を賜りまことにありがとうございました。御礼を申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。





    ◎閉会の宣告
議長(鎌田勝義君) これをもちまして、平成25年埼玉東部消防組合議会第3回定例会を閉議・閉会といたします。
          閉会 午後 零時27分